確定拠出年金相談ねっと認定FP 加藤 博

2016年 10月 24日

確定拠出年金口座で積み立てよう! 投資信託の収益率(リターン)とは

 

 

こんにちは。

確定拠出年金相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーの加藤博です。

portal_icon

 

2016年10月21日から日本経済新聞の WEBサイト「Nikkei Style」 マネーのみかたで個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を解説している動画が公開されています。

 

WEB一部抜粋

********************************************************************************

動画の新連載「マネーのみかた」を始めます

第1回 個人型DC(確定拠出年金)

DCはいい制度なのですがとにかく名前が分かりにくく、それで損をしている部分があります。登場当初に「日本版401k」と呼ばれていたのもとっつきを悪くしていましたし(今、金融関係者でこう呼ぶ人はほとんどいません)、正式名称で「確定拠出年金」と言われても、何が一体「確定」なのかピンとこないのです。私は「自分で商品を決めて運用する年金なんだから、〈自分運用年金〉くらい明解な名前にすればいい」と思っており、DCの関係者に話すと賛同してくれる人も結構いました。ですが、実際にはDCの愛称は動画収録後に「iDeCo」(イデコ)に決まってしまい、かえって分かりにくくなったような気がしています。NISAは3年近くたってようやく定着した感じですが、iDeCoはかつての「E電」のように消えてしまわずに定着できるでしょうか。

 

********************************************************************************

6分27秒の動画です。

個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)の税制メリットなどの特徴を解説しています

この動画でも、金融機関によって手数料が違うので、金融機関選びが大切と解説しています。

確認してみましょう。

なるほど

 

前回のコラム「確定拠出年金口座で投資信託積み立てを開始する」では、投資信託の収益率(リターン)についてご説明しました。

 

今回も確定拠出年金向け説明資料を見ながら、収益率(リターン)の解説をすすめていきます。

 

%e6%8a%95%e4%bf%a1%e8%b3%87%e6%96%991_%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b9

 

これは、「三菱UFJ国内債権インデックスファンド(確定拠出年金)」という名称の投資信託です。

 

右上に基準日が記載されています。基準日とは、収益率(リターン)を計算した日のことです。一般的に、月末の最終営業日となります。

赤く囲ったところが、収益率(リターン)です。

期間ごとの価格変動が率で表示されています。期間は3ヶ月間・6ヶ月間・1年間・3年間等が設定されています。

一般に、1年以上は年率換算した後の数値で表されます。ただし、分配金※は再投資を反映しています。

※分配金とは

投資信託では運用で得た収益の一部を投資家に還元することがあります。

この還元したお金のことを分配金といいます。確定拠出年金では分配金が出た場合、自動的に同じファンドを購入して、再投資されます。

 

ベンチマークとは

投資信託の運用における運用目標となる基準のことです。

 

電卓カタカタ

 

 

投資信託の収益率リターンの計算方法

 

収益率(リターン)=運用期間中に得られた利益(もしくは損失)÷元本

 

投資信託の収益率(リターン)は、基準日の基準価額と投資開始日の基準価額を比較して計算します。

例えば

運用期間が1年間の収益率(リターン)

投資開始日          2015年1月1日                基準価額              11,000円

基準日                 2016年1月1日                基準価額              12,000円

運用期間中に得られた利益  12,000円-11,000円=1,000円

元本=投資開始日の基準価額=11,000円

1年間の収益率(リターン)=1,000円÷11,000円=9.09%

 

運用期間が3年間の収益率(リターン)

投資開始日          2013年1月1日                基準価額              10,000円

基準日                 2016年1月1日                基準価額              12,000円

運用期間中に得られた利益  12,000円-10,000円=2,000円

元本=投資開始日の基準価額=10,000円

3年間の収益率(リターン)=2,000円÷10,000円=20%

運用期間が1年を超える場合は、1年あたりの収益率(リターン)に換算します(年率換算)。

1年あたりの収益率(リターン)=3√(1+0.2)- 1=6.27%

このように1年あたりに換算して計算します。

ここがポイント

 

1年当たりの収益率(リターン)は、複利計算の運用利率と同じように表記されますが、実際の投資信託の値動きは違います。

下の図をみてみましょう。

%e9%9d%92%e3%81%a8%e8%b5%a4%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%80%803%e5%b9%b4

 

緑色の直線が、預貯金の例です。3年間で10,000円が12,000円増えていったグラフです。

10,000×(100%+6.27%)^3=12,000円   ^3は 3乗のことです。

年利6.27%の複利計算となります。

 

左の赤の投資信託も、右の青の投資信託も

2013年1月1日は10,000円、2016年1月1日は12,000円と同じ価格です。

したがって、赤も青も1年あたりの収益率(リターン)は6.27%と同じになります。

 

投資信託は価格が上下するので、収益率(リターン)で右肩上がりで増えていくイメージとは異なります。

 

収益率(リターン)だけでは、運用商品の優劣は確認できません。収益率(リターン)の大きさだけではなく、価格のブレの大きさを見ることが大切です。

この価格のブレを投資の世界では「リスク」と呼びます

グラフの 赤と青と比較すると青は上下に大きくブレています。

青は赤より「リスクが大きい」商品と言えます。

ここもポイント

 

確定拠出年金のセミナー開催しています!

少人数開催なのでお気軽に参加できます!

確定拠出年金のよくわかるセミナーはコチラ

名古屋・大阪・福岡でも確定拠出年金相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーのセミナー開催中!

コチラをクリック!

417766_0434a13351f84304966d1f87f4b9966c-mv2

417766_7599bbc8412f4831ae28fcbde2787a2e-mv2

 

 

個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)の控除証明書についてのコラムはこちらです

個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)控除証明書はどこから、いつ頃届く?

 

Tags:

コメントは受け付けていません。