確定拠出年金相談ねっと認定FP 加藤 博

2016年 11月 17日

SBI証券iDeCo 新興国ファンドを研究する③

こんにちは。
確定拠出年金 相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーの加藤博です。

 

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新興国へ投資する投資信託を研究しています。

 

新興国への投資は「ハイリスク・ハイリターン」と言われています。

 

しかし、確定拠出年金口座での利益非課税メリットを最大に活かす方法として、

新興国を投資対象とした投資信託を検討する必要があるというのが理由です。

 

  • 信託報酬は高いのか?
  • 投資先となる国はどこで、占率はどうなっているのか?
  • 基準価額の推移はどうなっているのか?
  • ベンチマークは何なのか?

 

「食わず嫌い」ではなく、調べてみて、自分が理解できる内容かどうか?で

判断していたいと考えます。

 

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SBI証券のiDeCoで購入可能な新興国ファンドは4つです。(2016年11月7日調べ)

「SBI-EXE-i新興国株式ファンド」と

「三菱UFJ DC新国際債権インデックスファンド」

を研究してきました。

今回は「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」を研究してみます。

 

新興国・株式・インデックスという切り口でみると、「SBI-EXE-i新興国株式ファンド」と同じカテゴリーの投資信託となります。

上の一覧表(2016年11月4日時点)でみると、

信託報酬は0,1712%程度の差があり、

三菱UFJDC新興国株式インデックスファンドが高いです。

総資産はSBIが約37億円、三菱UFJが80億強と倍以上の差があります。

 

詳細をみていきましょう。

 

三菱UFJ国際投信のWEBのWEBサイトです。

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◆SBI証券の商品の選定理由

“新興国の株式の指標であるMSCI エマージング・マーケット・インデックス (円換算ベース)と連動する投資成果を目指すファンドです。新興国に投資するスタンダードなファンドとして選定。”

◆目論見書(2016年8月11日)

 

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目論見書で確認すべき4つのチェック項目はこちらでしたね!

<1>何に投資するのか?
<2>どんな運用をするのか?
<3>ベンチマークは何か?
<4>コストはいくらか?

順番に確認していきましょう!

<1>何に投資するのか?

 

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「新興国株式インデックスマザーファンド」を通じて、新興国の株式等への投資を行います」

 

<2>どんな運用をするのか?

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「MSCIエマーシング・マーケット・インデックス(円換算ベース)と連動する投資成果を目指して運用を行います」
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為替ヘッジは行わないとあります。
「為替ヘッジ」=コスト増の要因です。

為替ヘッジとは
参照先   「為替ヘッジが分かる本」 日興アセットマネジメント

“一般的に「為替予約」という手法を活用し、今の時点であらかじめ、将来の為替レートを予約する(確定させる)ことです。
例えば、「1年後に、1米ドル=○○円で交換する」という約束を結ぶことによって、為替レートの変動による影響を回避しようというものです。
「為替予約」では、今すぐに通貨の交換をせず、わざわざ将来のある時点での通貨の交換を約束します。
もし、今すぐ交換してそれを預貯金等で運用した場合、受け取れる金利は 2つの国の金利差により異なります。
これを考慮しないと、「為替予約」による通貨の交換という約束に有利/不利が生じるため、一般に将来の為替レートは今のレートではなく、通貨間の金利差を考慮したレートになります。
簡単に言い換えると、「通貨の交換と一緒に、金利も交換する」といったイメージです。“

 

<3>ベンチマークは何か?

MSCIエマーシング・マーケット・インデックス

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参照       三菱UFJ国際投信WEBサイト

 

<4>コストはいくらか?

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購入時手数料                    なし
信託財産留保額                 なし
運用管理手数料                 年率0.594%(消費税抜 0.55%)

その他の項目もみていきましょう!

【ファンドの仕組み】

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%ae%e4%bb%95%e7%b5%84ファンドの仕組は「ファミリーファンド方式」です。
新興国株式インデックスマザーファンドへの投資を通じて、新興国の株式等へ実質的に投資します。

なるほど

『月次レポート』をみていきましょう。
基準日は2016年10月31日です。

 

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リターン(騰落率)の推移です。

 

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ベンチマークは「MSCIエマーシング・マーケット・インデックス」です。

組入先情報(上位10位)
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国別でみると
韓国が14%弱、台湾11%、ケイマン諸島11%、中国 10%弱、インド 8%、ブラジル8%弱となっています。

 

韓国への投資が一番です。ケイマン諸島は、実質的には中国の企業の株式が並んでいます。

韓国、台湾、ケイマン諸島、中国、インド、香港で58%弱を占めています。アジアへの投資ですね。

 

なお、SBI-EXE-i新興国株式ファンドのベンチマークである「FTSE・エマージング・インデックス」は韓国を投資先に含んでいません。

ここが違いです。

新興国債券はハイリスクハイリターンな分野です。
長期的に成長が見込まれる国々ですから、長期運用となる個人型確定拠出年金の運用先としては面白いと思います。
そのように考えて、新興国を選ぶ人も増えているようです。

 

 

【ご注意頂きたい事項】

このコラムに記載している事項は投資商品・保険商品等の購入あるいはサービスを提案もしくは勧誘するものではございません。
また、本資料に含まれるいかなるアドバイスも購入または売却を推奨するものではありません。
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