確定拠出年金相談ねっと認定FP 加藤 博

2016年 10月 12日

個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を開始する前に。ちょっと考えてみよう。

こんにちは。
確定拠出年金相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーの加藤博です。

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「積立する余裕がありません。どうすれば良いでしょうか?」

このような質問をよく受けます。

新しく貯蓄をスタートするのはなかなか難しいです。どのように考えれば良いでしょうか?

 

うさぎチャン立ちポーズ

確定拠出年金法改正により、2017年1月から個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)の

加入者対象者が大幅に拡大しました。

お勤め先に厚生年金基金や確定給付型などの企業年金が導入されている方や

公務員の方は月額12,000円積み立て出来るようになります。

国民年金第三号被保険者(専業主婦・主夫)の方は月額23,000円まで積み立て出来るようになります。

この加入者拡大により、企業型の確定拠出年金と合わせると現役世代のほぼ全員が

確定拠出年金で老後資産形成が出来るようになります。

確定拠出年金は他の金融制度度に比べて、税金面でとても優遇されています。

 

「掛金は全額所得控除される」(企業型は給与課税されない)
「運用益には税金が掛からない」
「一時金受け取りでは退職所得控除が受けられる」
「分割受け取りでは公的年金控除が受けられる」
「据え置き期間、分割受け取り期間中も運用益には税金が掛からない」

 

 

「特別法人税」が平成29年度の税制改正において廃止となれば、確定拠出年金は日本の貯蓄制度として大きく発展していきそうです。

 

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税制において優遇される背景には、公的年金の支給水準の縮小が見込まれる中、

自助努力による老後資産形成の重要性が高まっていることがあります。

国は

「老後の生活費が不足する可能性があります。
公的年金だけでは、不十分なので自分でお金を用意してください。
老後に必要なお金を貯める制度を準備しました。節税できる金融制度です。
利用するかしないかは個人次第です。」

と言っているようです。

 

確定拠出年金は老後資産づくり専用の口座です。

税金のメリットが大きいのは、「老後資産づくり専用」だからなのです。

もちろん、確定拠出年金だけで老後資産形成がすべてまかなえることが出来るかと言えば、そうではありません。
掛金の上限があるため、不足する資金すべてを確定拠出年金だけで準備することは出来ないでしょう。
老後資産形成はまず「確定拠出年金」を利用し、不足する部分は他の金融制度を活用するのがセオリーです。
確定拠出年金の次に個人年金保険やNISA(少額投資非課税制度)を活用したり、他の金融商品を活用するのが良いでしょう。

なるほど

 

このような記事を読んだり、セミナーで話を聞いて、確定拠出年金口座の節税メリットに興味を持ち、

「確定拠出年金を活用して、老後資産の積み立てを開始しよう!」と考えている方も多いと思います。

一方で

「今は子供の教育費も結構かかっているし、給料も増える見込もあまりない。実際、積み立てに回す余裕がない。」

と感じて、行動に移すかどうか悩んでいる方も多いでしょう。

 

今の生活費から新たに積み立てるのは難しいと思っている方は多いです。

『確定拠出年金は60歳まで引き出せないので、慎重になります。教育費とかで急に必要になった場合に、引き出せないから・・・』

このように、おっしゃる方も多いです。

確定拠出年金で老後資金づくりをスタートする前に、

今の生活費などの支出のチェックや将来のお金の流れを確認することが大切です。

教育資金でいくら必要なのか
住宅資金でいくら必要なのか
その他の予備資金はいくら必要なのか

などをシミュレーションしてみてください。

ざっくりで構いませんので、考えてみましょう。

必要な資金をシミュレーションするのと並行して、現状の支出を見なおして

貯蓄に回すことが出来る資金がないか検討してみましょう。

 

家計の見直しで効果が大きく、多くの方が行っていることは以下です

〇住宅ローンを借り換えして、総返済額や年間返済額を引き下げる
〇貯蓄を目的とした生命保険を見直す。保障と貯蓄を分けて考える

 

「住宅ローン」と「生命保険」は2大支出です。
人生おいて大きな買い物と言われています。
これを見直す効果は大きいです。

住宅ローンの借り換えは残債や残期間によっては、数百万円も支払総額を削減できる場合があります。
生命保険も見直すことによって、年間保険料を数万円から10万円以上引き下げることも可能です。

住宅ローンも生命保険も賢く見直す方法があります。

次回は「賢い見直し方法」をお伝えいたします。

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掛金が全額所得控除となる確定拠出年金の仕組についてはこちら

 

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確定拠出年金という「制度」についてお伝えするセミナーを行います

 

このような方は、是非ご利用ください!

 

  • 現在、確定拠出年金をされている方、これからはじめる方
  • 資産形成で後悔したくない方
  • 企業で確定拠出年金の部署で働いている方
  • 保険代理店のマネーセミナー、マネースクールに参加されたことがある方
  • ドル・コスト平均法の本質を知りたい方
  • 積立投資の複利効果があると思っている方

 

主な内容

 

確定拠出年金 制度編

*日本の年金制度と加入関係

*確定拠出年金とは何か?

*企業型、個人型とは何か?

*確定拠出年金改正法成立による制度について

*加入から給付までの流れ

*個人型に加入するためには

*確定拠出年金がはじまった背景とは?

*企業年金の財政悪化について

*勤務先に確定拠出年金制度が導入されていたら、されることになったら

*企業が拠出している掛金の平均額は?

*企業が拠出した掛け金を従業員が返還しなければならないケースがある

*マッチング拠出について

*企業型DC加入者の個人型DC加入について

*選択制確定拠出年金について

*税制上のメリットについて

*現在凍結中の特別法人税について

*60歳までに退職した場合は

*年金の受け取り方法

*制度のメリット・デメリット

*運営管理機関、資産管理機関とは

*自動移換について

*投資信託について

*投資に関すること

*長期投資は誰でも成功するのか?

*確定拠出年金でうまく資産形成するためには?

等々

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