ファイナンシャルプランナー木田 美智子

2019年 06月 25日

習い事はなぜ必要?いつからいくら。

こんにちは

公務員女性の資産形成を応援しています。

確定拠出年金相談ねっとわーく認定FPの木田美智子です。

 

働く女性にとって、子育てと仕事との両立は大きな課題です。

仕事に熱心に取り組むほど、子供の事がおろそかになってしまいがち。

かと言って、お子様との時間を取れないのが現実でしょう。

 

小学校から帰宅して独りぼっちは可愛そう。

安全性の関係からも、外に出て遊ぶ子供たちも減っています。

家でゲームをして過ごしている子供たちもよく見かけます。

 

そんな観点からも、子供たちが充実した時間が過ごせるようにと

お稽古や塾に行かせている方も多いのではないでしょうか?

 

子供の成長のためにも何か習い事をと思っても

費用がかさむのは、厳しいなって感じる方も多いようです。

 

お稽古や学習塾は教育費の上乗せになります。

お子様が2人、3人といた場合、楽しみも多い反面費用も気になります。

教育費とのバランスも考えていかなければなりません。

 

将来資金を確保しつつ、お稽古にも行かせてあげるにはどうしたらよいのか

3つのステップで考えてみましょう。

 

ステップ1 教育資金の把握から、使える資金の目安を計算する。

ステップ2 お稽古の現状を知る。

ステップ3 お子様にあったお稽古の選び方、考え方。

 

ステップ1 教育資金の把握から、使える資金の目安を計算する

1.教育費はどれくらいかかるの?

 

教育費の目安を知っておきましょう。幼稚園から小学校は教育費が少ない時期でもあります。将来の大学費用のことも考えて少しずつ準備を進めておきたい時期でもあります。

余裕があるからとお稽古を増やしすぎてしまうと、大きくお金がかかる大学の時期に資金が不足してしまうということも考えられます。

 

大学費用はどれくらいかかるのでしょうか?

金融広報中央委員会 知るぽると 

「大学生のための人生とお金の知恵」というコーナーがあります。

 ご参考になさってみてはいかがでしょう?

 

人生のデザインとお金より 

まとめてみると、すべて公立で教育費1000万円ほど、大学が私立だったり、中学、高校も私立にした場合は、2000万円以上大きく費用が掛かっていることがわかります。

 

 

習い事には、いくらくらい使えるの?

大学費用は別にご準備を!

仮に高校までを公立。大学を私立文系とした場合、大学で必要な約1000万円を18歳までに準備しようとすると

毎月47,000円ほどを18歳まで貯めていけば良い計算です。

お子様の進路など考えて準備を早めにすることが大切です。

 

46,300円×12月×18年≒1,000万円

 

高校までの費用は生活費から

0歳~18歳までのお金は総額で計算してみると約540万円です。

この金額は毎月の生活費から支払って賄いたい金額です。

 

高校まで公立の場合、平均すると毎月の教育費は

540万円÷18年÷12月=25,000円です。

 

この金額は平均なので多くかかる月も少ない月もあるかもしれません。

残った分は将来必要になりますから、通帳を分けるなど教育費用として、別管理して取っておきましょう。

 

習い事の費用は予算を決めて選ぶ!

またお稽古費・塾費用は毎月の生活費からいくら出せるか予算取りをして決めておきましょう。

仮に15,000円と計算が出たら、その金額で通えるところを検討してみてはいかがでしょうか?

 

毎月の25,000円には、お稽古や・学習塾代は含まれていない金額ということですので、

幼稚園・小学校時にお稽古や学習塾をたくさんお金を掛けすぎてしまうことも注意しましょう。

 

ステップ2 お稽古の現状を知る

 

小学生人気のお稽古は何?

 

お子さまが通っている人気の習い事を見てみると

スイミング(37.5%)   入会金:5000~10000円 月額:週1・2回 8000円~12000円

英語・英会話(16.2%)  入会金:10000円~12000円 月額:10000円~12000円

ピアノ (15.7%)     入会金:8000円~12000円  月額:8000円~12000円

習字(10.2%)   入会金:2000円~5000円 月額:3000円~5000円

 

現状はどうなっているの?

皆さんの所はいかがですか?近隣の子供たちに聞いたところ、

スイミングはみんなが通っていました。やはり体育の授業で行われるので、基本的なところはできるようにと考えての事だったり、お友達が行っているからと言うお子様もいました。

他にはサッカーや、野球、ダンス、バスケットボール、空手などのスポーツ系や、そろばん、英語、プログラミング、えんぴつランドや学習塾のような学習系のおけいこも多く通っているようです。

 

お稽古には、入会金、月額料金の他に、スイミングでは水着や帽子、バッグなどのグッズが必要になりますし、送迎バスを利用すると1000円程上乗せになることもあります。また、サッカーなどのユニフォームや試合の遠征費、また空手は細かく進級テストがあり検定料は毎回1万円月謝の他に掛かってしまうこともあります。英語も毎年教材費が2万円程掛かるようです。ピアノは家に用意するには何十万円も掛かることでしょう。

 

週に3つ通わせたとしたら、毎月3万円以上の費用が掛かかることもあります。お2人のお子様に習わせようとすると、2倍になってしまうことに。親としてはいろいろ体験させてあげたいけれど負担が大きくなってしまいます。

ステップ3 お子様にあったお稽古の選び方、考え方

お子様の興味は変化している!

金額の安い幼少期から、興味に合わせて。

1度にたくさんのことをさせていくのではなく、

お子様が幼稚園・保育園のときから、興味を抱いたことを

順番に学ばせてあげるのも方法です。

 

歌が大好きなお子様でしたら、リトミックから始めてピアノへと移るのでも良いですし、

絵が大好きなお子様なら、絵を習わせてあげると驚くほど上達します。

保育園時に習っていると基本ができているので、小学校でも応用できます。

小さい時にいろいろインプットすることで、脳が発達していくということです。

 

興味が変化したら、辞めることも考える!

子供はいろいろな情報から、やってみたいと思っていても、

実際に始めてみたら、そんなに好きになれないこともあります。

高い月謝を払っていても、とてもいい加減にやっていることも。

 

そんなことはないでしょうか?お子様によく聞いてあげて続けるかどうかを話し合ってみましょう。

本当にやりたいことや、興味を抱いていることは夢中になってやっています。

親が行かせたいからと続けていることがあれば、好きな事に集中させてあげても良いかも知れません。

 

また、スイミングは、親から、または、おじいちゃんから教えてもらうというのでも良いのではないでしょうか?

水泳の選手を目指すのでなければ、休日に家族から教えてもらうのも楽しいものです。

スイミング教室は基本をほんの少しずつしか進まないので夏に間に合わず家族が教えたというお話もお聞きします。

休日を家族とプールで過ごし、泳げるようになってスイミングをやめたそうです。

兄弟2人で通っていましたから、約2万円が要らなくなりました。

 

休日に、親と一緒に体験めぐりで見極めを。

興味を引き出すお稽古探し!

最近、話題のプログラミング。ゲーム大好きなお子様は興味を持つことも多いでしょう。

あるご家庭では、2人の兄弟にプログラミングを習わせてみようと考えて調べてみると、近隣に5か所も教室があることがわかりました。どの教室が自分の子にあっているのかを調べるため、毎週1か所ずつ体験をして回ったそうです。そして、1番応用力がつきそうな所へ行かせることになったのです。下の子は一緒に体験をさせていましたが、興味がわかないらしく上の子1人だけ通うことになったのです。予定では2人だったのですが、その分も支出にならなくてすみましたね。上の子は今とっても楽しそうに通っているということです。毎月15000円だそうですが、とても満足されています。

 

学習塾で忙しくなる前に、たくさんの体験を!

お子様の変化に合わせて、順番に興味を持つものに絞っていくのも良いのではないでしょうか?スポーツは小学校になると、野球クラブがあったり、サッカークラブがあったり、お金を掛けなくても放課後クラブのような形でやっていることころもあるようです。女子では陸上やバスケットクラブがあるところも。スポーツで身体を動かすことも大切ですね。お金を掛けずにお子様の能力を高められるものはないか、探してみても良いかも知れません。

 

キッズや学童でコミュニケーション力を高める!

キッズや学童に通うお子様もいらっしゃることでしょう。

いろいろな工作をしたり、時には、囲碁の先生などが週に1回きてくれて教えてくれたり、教室によって、様々です。行きたい日だけいくこともできます。孫は一時囲碁にはまっていて、自宅に道具を揃えたほどでした。全学年のみんな一緒に過ごしていますので、上級生が1年生の面倒をよく見てくれたり、ほほえましい光景も見られます。コミュニケーション力が低下しているとよく言われたりしますが、時間を共有し助け合うことで優しさや思いやりの心など芽生えてくるのではないでしょうか?


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