ファイナンシャルプランナー木田 美智子

2019年 12月 30日

NISA、つみたてNISAはどう変わるの?

こんにちは。

会社員・公務員女性の資産形成から終活までサポートしています

FP相談ねっとの木田美智子です。

 

2019年もあと2日になりました。

会社も仕事納めとなり,お休みに入られた方も多いことでしょう。

1年間本当にお疲れさまでした。

 

なにかと、人生100年時代の老後資金の話題が多い年でした。

8月には厚生労働省の年金制度の将来見通し(財政検証)が発表されました。

 

2019年のモデル世帯では

夫婦の基礎年金 13.5万円 + 夫の厚生年金 9万円 = 22万円

 

これは現役世代の平均手取り月収に比較する(所得代替率)では61.7%にあたります。

30年後を予想すると現役世代の収入は増えるけれど、年金はそれほど増えないため、所得代替率は今より40%も減少すると発表され話題になりました。

 

働いている皆さんの負担が大きくならないようにするためには、やはり年金の支給水準を見直すことが必要になります。そのため、年金の支給開始を遅らせることも70歳から75歳へと延長が検討されています。

そして、年金2000万円不足問題へと続いて、長くなっていく老後資金についての話題が多い1年でした。老後資金づくりに適した商品として、確定拠出年金NISAつみたてNISAの記事が多く出されていましたね。皆さんもご覧になられたのではありませんか。

そんな事もあり、加入者数は徐々に増えています。

 

資産運用を始める人が増えています

確定拠出年金加入者数

《企業年金連合会資料より》

 

NISAの加入状況

《金融庁ホームページより 令和1年9月末時点》

 

増加率の高さは20代から50代が多くなっているのが見て取れます。

若い世代でも始めやすいつみたてNISAをスタートさせた方が増えたからではないでしょうか?今まで、2037年までの期限つきなので早めに始めましょうとお知らせしてきました。令和2年嬉しい改正が行われることになりそうです。

 

国は人生100年時代の資産形成が安定的に行えるようにするために、令和2年にはNISA,つみたてNISAに関する改正が予定されています。

 

令和2年税制改正大綱で示されたNISAの変更点

どんな内容か見てみましょう。

NISAの改正

NISAは、2014年から2023年の期限付き、年間120万円の非課税枠(株式・投資信託など)が使える制度。改正では2024年からはNISA102万円とつみたてNISA20万円の積立を併用の形で2028年まで5年間継続できるようになります。金額も増えますし、期間も延長されますから、現在NISAを選んで運用しているかたには、大きなメリットと言えます。

 

つみたてNISAの改正

つみたてNISAは、2018年から2037年の20年間使える期限付きの税制優遇。年間40万円のつみたて運用の非課税が使える制度です。改正では、5年間延長され2042年まで非課税枠40万円が使えることになります。やはり、期限付きですから、早めに始めて長く利用することは変わりません。2042年の40万円は2061年まで最大20年間非課税運用されることになります。その時のご自身の年齢は何歳ですか?長くなった分、将来の資金づくりの活用に活かせそうです。

令和2年度税制改正についての詳しい内容は下記の資料に書かれています。

金融庁資料よりfile:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/I5MD4MWG/zeikaitaiko01.pdf

 

長期で資産運用できる安心感が増しています!

NISAは、120万円と金額も大きく株式で運用している方も多いです。短期で運用するより、頑張っている会社に投資し、長い期間成長を応援する商品です。5年間非課税期間が延長されることは大きなメリットです。投資信託を使っていた方は、20.315%の税金が引かれず、分配金が再投資されます。複利効果でさらに増えやすくなります。

つみたてNISAで期間が延びることで、使い方がさらに広がります。もちろん年金の不足分をカバーするために、20年間保有して、その増えた資金を老後の資金にして使うこともできますし、いつでも必要な時期に使うこともできます。あなたの計画次第で活用の仕方は様々。あなたらしい夢実現のために、コツコツ貯めていきましょう。

 

1年間お世話になり、ありがとうございました

2019年も明日で終了します。1年間大変お世話になりありがとうございました。

1月から10月まで毎月セミナーを開催することができました。

ご自身の人生と真摯に向き合う素敵な皆さまとの出会いに感謝いたします。

また、来年もお役に立てますよう、真摯に精進してまいります。

お会いできる機会がありましたら、嬉しく思います。

お仕事でお忙しい皆さまが、心軽やかにすっきりと新しい年を迎えられますことを願っております。


関連記事はこちら