高野 具子

【開催報告】第2回目!元保険屋FPが語る「医療保険のそこんところ」

 

寒い日が続きますね。インフルエンザも流行し、あちこちから「学級閉鎖になった」「頭痛が辛い」と言った声が聞こえてきます。皆さんは大丈夫でしょうか?

元来店型保険相談ショップ店長
確定拠出年金相談ねっと認定FPたかのともこです。

1月24日(木)21:30よりZOOMにて
第2回目!元保険屋FPが語る
「医療保険のそこんところ」を開催致しました。

 

開催のきっかけ

私たちFPは常に新しい情報を得るために、日々情報交換を行っています。
FPの分野は保険・税金・不動産・相続…等々と大変広いです。
全分野の知識を備えつつ、自身が携わってきた分野に特化していきます。

いつものように(写真左から)
黒木FP(元法人保険専門)、塚越FP(税金専門)、私高野(元個人保険専門)の3人で情報交換をしていたところ、
塚越FPより「うちの保険をそろそろ見直そうかと思っているんだけどどう思う?」と相談。

塚越さんから「○○ってどうなの?◆◆は?」と質問があふれるように出てきます。
「それはね…□□だからね」
「ひゃーそうなの!?」

と、こんなやり取りが続き、
これはぜひ一般の方にも聞いてもらった方が良いのではないか!ということで、開催決定いたしました。

 

こんな質問がズラリ

保険屋さんは医療保険に入っているの?その理由は?
よく「お守り程度」っていうけど、それっていくら?
3大疾病とか7大疾病とかって数字が多いほうが良いの?
先進医療特約とか払い込み免除特約とかいる?
がん保険って必要?特約でいいの?
共済って安いみたいだけどメリット・デメリットは?

持病があっても入れますか?
言われるがままに入ってしまった保険をどうしたら?
子供の保険は必要?
就業不能保険はどんな人が必要?

といった「あるある」質問がズラリ。

特に、
 “保険を見直そうとすると、なぜか今の制度の説明を受けて追加になり逆に高く なってしまったりしています”
というご質問をいただき、切実なご不安を感じました。

 

顕在ニーズと潜在ニーズ

目先の悩みだけではなく、本来気づいていないリスクに気づいていただく(気づきを与える)ことが保険屋さんの仕事の1つでもあります。

「顕在ニーズ」(目先の悩み)と「潜在ニーズ」(気づいていないリスク)と言われ、
「潜在ニーズ」にフォーカスすることが仕事だと教育され、
かつ私もそのように部下に教育してきました。

確かに、一般顧客には気づかないリスクを知らせることは大切です。

しかしそれが
・何%の確率で起こりうることか?
・金額的にはいくらくらいのリスクと成り得るか?
・そのためにいくらの保険料を払っているのか?

ここを見極めていく必要があります。
そうすると解決方法は保険だけではないことに気づくことができます。

だからこそ、広い視野で顧客に適切な知識と解決方法をお届けしたいと思い、保険販売を行わないFPの道を選びました。

 

本当の解決方法とは

保険自体は、顧客を守ることのできる金額と、確率論と、保険会社が運営できる金額と網羅され、十二分に吟味して作られており、素晴らしい商品ばかりです。

そのため「どの商品が悪いんですか」「いい商品教えて」というのは、
話が違うんです。

保険商品は決して悪ではありません!!

しかしながら相談する人によっては、
「最近出た○○って言う商品がいいわよ」
「□□という保険がお勧めです」というように、
商品ありきでお話をする方もいらっしゃるのは事実です。
そして、どうしてもすべての解決方法が「保険」に着地してしまうのも否めません。

 

あなたやあなたのご家族にとっての正解は何かを考えるときに、
押さえておくべきポイントがあります。

私がいつもお伝えしているのは、たったの3つ。
・いつまで
・いくら
・なんのため

まずはここをしっかり考えてみてください。
これは他の方や他のご家族とは違ってくるはずです。

 

私たちFPはこの考え方を一緒に共有し、
この3つのポイントに合うのは、保険なのか、はたまた違う金融商品なのか、
広い視野で納得できる解決方法を考えていくことが、
私たちの使命であると言えます。

もしひとりで考えても分からない、
なんとなく決めたけれど、決断に不安がある、
そんな時には、ぜひ私たちプロにお声がけください。
必ずやお役に立てることをお約束いたします。