伊田 洋

老後いくら必要?その対策は?(確定拠出年金:iDeCo イデコ)埼玉県のFP伊田です。

皆さん、こんにちは!
 
「確定拠出年金相談ねっと」認定FPの伊田洋(いだひろし)です。
 
こちらでは最初の投稿なので、簡単に自己紹介をかねてお話しさせてもらいます。
 
埼玉県川口市というところで、両親の代から2代にわたって、
約45年間にわたって、損害保険・生命保険の代理店をしております。
 
年間およそ1000人の方から、さまざまなご相談を受けています。
 
「ご相談」というと大げさかも知れませんが、ちょっとした健康に関することから、
ご自身の将来のこと、子供の結婚、親の介護、家族の闘病、ご夫婦のこと、趣味のこと。
 
楽しいことから、深刻なことまで、年代を問わず、さまざまな話題に花が咲きます。
 
どれも、ご自身に関係があることであれば、皆さん熱心に語られ、私も聞いていて、
とても勉強にもなり、楽しくお話しさせてもらっています。
 
お金に関することだけではないのですが、どれも、人生をより良くしていくために
大切なことと思います。
 
そして、そのどれもが、お話ししている方にとっても、
私にとっても、とても大切なことだと思っています。
 
さて、そんな中「ほとんどの人が直面する課題」というのが「老後」の問題です。

 

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病気にならない人もあるでしょう。ずっと健康である人もあるでしょう。
 
でもほとんどの人が「老後」という現実に、いつか直面します。
 
「オレは太く短く生きたい!」なんていう方も、たまにいらっしゃいますが、
そういう方ほど、長生きだったりします(笑)
 
そして、その老後は、自分が思っているよりずっと早く目の前にやってきます。
 
私もその足音を間近に感じている一人です。(現在46歳です。)
 
実は44歳の誕生日を迎えたとき、今までとはかなり違った感情が芽生えました。
 
もちろん、40歳に到達した時も、「・・・オレが40歳??」と思いましたが、
その時とも違う「なにか」です。
 
43歳までは、四捨五入すれば「40歳」と余裕でしたが、
44歳となると、四捨五入なら、確かに「40歳」ではあるものの、
何というか、40歳の中間地点、折り返し地点に来ていることを感じました。
 
あと15−6年経てば、・・・60歳!?
 
振り返れば15−6年なんてあっという間ですもんね。。
 
ずっと先にあった「60歳」という1つの区切りが、実はすぐ目の前に待っていること。
 
別に60歳が老後と決まっている訳ではないのですが、1つの区切りとしては、
かなり大きなものを感じました。
 
自営業の方などは、健康であれば、ずっと仕事をすることはできます。
 
でも大抵の方は、60歳で定年もしくは65歳でリタイア。
という方がほとんどのことと思います。
 
 
その老後の生活、いったいどのくらい必要で、今のままで足りるのか、足りないのか。
足りないとしたら、どのくらいなのか。
 
ご自身の場合はどうか、計算されたことはあるでしょうか。

 

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老後の生活資金の過不足を考えるには、シンプルに言ってしまえば、
以下の2つです。
 
(1)毎月いくら必要か
 
(2)毎月受け取れる年金の予想
 
 
まず、
 
(1)毎月いくら必要か
 
ということについてですが、これは正直、暮らす地域や、暮らし方によって人それぞれです。
 
生命保険文化センターによれば、
 
老後の最低必要生活費は、月に22万程度が平均となっています。
ゆとりある暮らしだと、月に35万程度が平均となっています。
 
「老後いくら必要なのか」想像がつかない方もあると思いますので、中間あたりをとって、
仮に月30万円必要ということにしておきたいと思います。
 

参考:生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」

 

次に、
 
(2)毎月受け取れる年金の予想
 
 となります。
 
これは実は、毎年お誕生日の月に送られてくる「ねんきん定期便」に載っています。
 
「50歳以上の方」と、「50歳未満の方」とで、その「見方」が違います。
 
50歳未満の方は、多少の簡単な計算が必要ですが、ご自身で計算することは簡単です。
 
一度してみるとわかりますが、意外にというか、やっぱり、というか・・
「年金ってこんな金額なんだ(泣)」となることが多いように感じています。
 
「ねんきん定期便」がお手元にあれば、以下の「ねんきんねっと」から、
ご自身の年金について簡単に計算することもできます。
 
文章で書くと、計算式ばかりになってしまうので、省略しますが、
大抵の方は、月30万には足りない、という方が多いと思われます。
 
月30万円が、多いか少ないかという話は別としても、
「自分がいくらの年金を受け取れるのか」ということと、
 
「その年金で足りるのか、不足するのか。不足だとしたらいくら不足なのか」ということだけは
しっかり把握されておくのは、とても大切で、最優先でやっていただきたいことです。
 
もちろん、私たち確定拠出型年金相談ねっとの認定FPが、しっかりご相談に乗らせていただきますので、
「なんだか難しそう」と思われた方でも大丈夫ですので、ご安心ください。
 
老後の準備は大事なこととは思いながらも、もっと目の前のこと、
例えば、子供の教育費用や、住宅ローンの返済、毎月の生活費、生命保険の保険料などに追われ、
なかなか準備できないのが、老後資金とも言えます。
 
特に「子育て世代」のど真ん中であればなおさら、「あれもこれも」と気になることばかりで、
老後のことは、ついつい「後回し」になりがちです。
 
1つ1つクリアにしていくしかないことばかりですが、
車の運転でも、自転車の運転でもそうですが、
目の前のことと同時に、少し先のことも同時に考えながらしていくしかないんですよね。。
 
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私のことを言うと恥ずかしいのですが、独身時代、保険の仕事を始めるまでは、
お金のことにどちらかと言えば無頓着でした。
 
保険の業界に入るまで、まったく畑違いの、歩合制の営業の仕事をしていたのですが、
独身という気楽さもあってか、その月に入ってきたお金は、その月に無くなってしまう、
という生活を繰り返していました。
 
自分としては特段、贅沢をしているつもりはなかったのですが、
なぜか、毎月キレイに無くなる(苦笑)
 
結婚し、子供を持つようになり、
 
「独身時代から、少しずつでもしっかり積み立てしておけば、どんなにか良かったのに」
 
と何度思ったことでしょう。
 
独身時代には「とても貯蓄する余裕はない」と思い込んでいたのですが、
今から考えてみれば、ちょっと発想を変え、少し工夫するだけで
絶対にできていたよなぁと思うのです。
 
独身時代とはさすがに状況が違うとはいえ、
これって、今の私たちにも言えることではないでしょうか。
 
「今でさえ余裕はないのに、さらに老後資金まで考えるのはキツイよ!」
 
と思い込んでいても、実は「できる方法」があるかもしれません。
 
実際には、個別相談が一番なのですが、
私が考える、大切なポイントとしては、以下の通りです。
 
・時間(年数)を味方につける!!
 
・カギをかけておいたような状態にする!!
 
・時々ご褒美がある!!
 
他にもポイントはありますが、メンタル面を中心にご案内してみました。
 

老後資金づくりや、教育資金づくり、など、ライフプランのご相談は、以下までお気軽にどうぞ。

 

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