前田 菜緒

2018年あけましておめでとうございます。今年はつみたてNISAで投資元年

 

 

あけましておめでとうございます。

確定拠出年金相談ねっと認定FPの前田です。

2018年、戌年がはじまりましたね。

 

戌年の相場格言は「戌笑う」

2017年は日経平均が1月4日に19,594円で始まり、12月29日は22,764円と値上がりして終わりました。

金融機関の国内株式投資信託値上がりランキングを見ても、年始の基準価額に比べ、年末の基準価額は20%から50%くらい値上がりしているものが多いようです。上位10位までしか表示されないので、全体像はわかりませんが、中には大きく値上がりしている投資信託もあります。

楽天銀行HPより

 

今年はどんな年になるでしょうか。相場の格言では、戌年は「戌笑う」と言うそうです。株価が上昇して笑いが止まらないという意味。とはいえ、株価が上昇したとしても、投資をしていないと笑うことはできません。

 

笑うためには、投資を始める。ということになりそうです。

 

2018年はつみたてNISAがスタートする年

投資の利益が非課税というメリットがあるつみたてNISA、つみたてNISAは投資初心者のための制度です。なぜ、初心者向けなのかというと、長期間積み立てをすることで投資のリスクを軽減できるからです。

そして、つみたてNISAは家計の資産形成促進政策の一つです。資産を形成する手段の一つとして「投資」を取り入れてほしいという国の願いがあるようです。

下記は、金融庁のHP、家計の資産形成に関する資料より抜粋したものです。

                       

この図を見ると、投資割合が多い国ほど金融資産が増えているのが分かります。だからといって、なんでも投資すればいいというわけでありませんが、投資しなければ資産が増えないことは事実です。

アメリカやイギリスは投資教育があるので、投資に対してハードルが低いのでしょう。それに対して、投資教育がない日本は投資に対するハードルが高いですね。

 

投資を始めるには、やはりある程度の知識があったほうが、安全な投資ができます。自動車の運転免許と同じです。自動車の運転を始めるときは運転の技術と知識を身につけ、免許を取得してから運転しますよね。

投資も同じ。無免許ではじめると危険です。

とはいえ、つみたてNISAであれば、仕組み自体が安全にできているので、それほど高い技術も知識も必要ありません。資産形成のキホンは、「長期」「積立」「分散」です。つみたてNISAであれば、「長期」と「積立」はすでにクリアされているので、あとは投資商品を選ぶ際に、「分散」を意識して選べばいいのです。

「分散」とは、日本や海外など資産を「分散」して投資をするということです。

「分散」もよくわからない、ということであれば、最初から分散投資がパッケージ化されている「バランス型」という投資信託も用意されていますよ。

 

下記のリンクはモーニングスターのつみたてNISA対象商品数一覧のページです。金融機関と対象商品数一覧が見やすく表示されていて、分散投資できる程度の商品はそろっているか、バランス型の取り扱いはたくさんあるか等、確認することができます。

nisa.morningstar.co.jp/sales/company.html

 

2018年は、つみたてNISAで資産を増やす第一歩を踏み出してみませんか?