為替リスクが怖いのでは?
為替リスクを勘案した場合、一体どれくらいの利回りが得られるのでしょうか?
過去のデータで分析してみましょう。
投資にあたっては、まずは過去どうだったかをデータに基づいて客観的に分析することが重要です。
ゼロクーポン債での長期投資は為替リスクを凌駕する
下のグラフをご覧になってください。
1977年2月15日の米ゼロクーポン債(30年物)のドルベースでの利回りは7.7%でした。
もし、1977年2月15日に円をドルに換えて投資し、30年後の2007年2月15日に戻ってきたドルを円に換えたとしたら円ベースでの利回りは4.64%になります。
なぜドルベースの利回りが7.7%なのに円ベースでの利回りが4.64%にまで下がってしまうのかというと、為替レートが1977年2月15日の283.93円/ドルから2007年2月15日には119.48円/ドルにまで円高になってしまったからです。
しかし、これだけ円高になってしまったにもかかわらず4.64%をキープしているともいえるのです。
ドルの価値が283.93円から119.48円にまで半分以下にまで下がっているということは、円で投資した元本が半分以下になってしまったということです。しかしそれでもなお、元本割れするどころか4.64%もの利回りをキープしているのです。
こんな凄いことが実現できているのは、米30年債のドル建ての利回りが高いということもありますが、割引債であるため途中で課税されず、30年という長期間にわたり複利効果が存分に活かされた結果、雪だるま式に増えたことによるものなのです。
このグラフから、1977年2月から1988年12月まで一貫して元本割れどころか、為替損益込みの利回りは4%~9%程度を維持していることが分かります。
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青山創星