こんにちは!
ファイナンシャルプランナー もりつぐ先生です!
いよいよ金融元年がやってきました。
2024年以前か2024年以後で金融業界は180度変わったなという分岐点になるのが、この2024年です。
その中心はやはり新NISAです。
本当にすごいことが起きているなということが数字でも分かってきたので、その辺りも説明しながら、
皆さんも金融商品の中心はNISAなんだよということを再認識していただき、
この先日本がどのように変わっていくのかということもお伝えしたいと思います。
金融元年以降、日本がどのように変わっていくのか⁉
今、NISAの口座の開設数がどんどん増えています。
一般NISAもあるし、積み立てNISAもあるし、新NISAもあります。
いろんな人が開設していて、この合計口座数が人口割合で見たとき、15%を超えてきたと言われています。
ご存知の方も多いと思いますが、いろいろな物が一番大衆化していくときの動きと言うものがあります。
まずはイノベーターと呼ばれる全体の2.5%くらいの人たちが一番先に買います。
次にアーリーアダプターという人たちが13.5%くらいいます。
いわゆるインフルエンサーの人たちが、情報を欲しがっている人たちに情報を届けてビジネスにするような人は
ここの人たちが多いです。
そうすると、今はこういうのが来ているのか、自分もやってみようかなとなりますが、
ここでキャズムという谷があり、一回沈みます。
ちょっと待て落ち着け、本当に大丈夫なのか、となります。
そうやって一旦落ち着きますが、その後大爆発を起こして、いよいよ大衆化していきます。
今、口座開設数が15%ぐらいに差し掛かったということは、いよいよこのキャズムの谷を越えて
投資というものが大衆化していく、
その時代に入ったということが言えると思います。
アメリカの場合だと1974年にIRAという、日本で言うとNISAみたいなものが始まりました。
その後1981年に401kという、日本で言うと確定拠出年金みたいなものが始まりました。
この401kが大きくて、企業型という形で導入されていることが多く、
退職金を自動的に積み立てられてるわけです。
退職するまでずっと引き出さないので、忘れたようにほったらかしにして積み立てていくというものが、
ここで始まりました。
結果的に、1980年に比べて2019年は残高がだいたい100倍になりました。
株価の時価総額は21倍ぐらいです。
この約40年間で、時価総額が20倍ということは株価も20倍ぐらいになっていると思ってください。
つまり、自分が100万円を持っていたら2000万円ぐらいになっているよ、ということです。
一方で残高全体が100倍ぐらいになっている。
つまり、新たに参入してきた人たちがいっぱいいたということです。
たくさんの人たちがその新しい制度を使い始めたということです。
NISAもこれと同じような状況になるわけです。
新NISAや確定拠出年金に、国が本気で力を入れると言ってます。
金融、要するに投資、資産運用というものを国家戦略に入れると言っています。
日本がアメリカの1981年ぐらいにやっとなった、40年前のアメリカのところにやっと来たということです。
では今から40年かけて、アメリカのようになっていくのか。
日本には金融資産が2000兆円あります‼
2000兆円の半分が現預金です。
つまり1000兆円ぐらいの現預金があります。
その他には、投資信託や株、債券、そういったものが16.7%くらい、
保険が26%くらいですが。
半分くらいが現預金、半分くらいはその他(すぐに使えないお金)という感じです。
例えば300万円の預貯金を皆さんが持っていたとして、これをどのように振り分けたいですか?
300万円持っていたら現金はいくら欲しいですか?
日本人の場合、300万円持っていたとすると170万円くらいは現金なんです。
次いで投資で作る資産が50万ぐらいで、保険で作る資産が79万ぐらい、このような感じです。
一方、アメリカ人は、日本人の現預金が54%なのに対して、投資が56%です。
アメリカ人は300万円持ったいたら、170万円は投資に回します。
保険は日本人と同じくらいで、つまり現預金が少ないのです。
300万円持っていて、現預金は38万円しか置かない、それがアメリカという国です。
1000万円で考えると、日本人は現預金を半分の500万円を持つ一方で、
アメリカは120万円しか持たない。
全然違います。
いきなりアメリカのようになる前に、まずはヨーロッパと同じようにはなると思います。
ヨーロッパはどうかというと、こちらは綺麗に3分割です。
300万円持っていたら、100、100、100ぐらい。
1000万円持ったいたら、350万円ぐらいが現預金で330万円ぐらいを投資に回している。
日本もこのようになっていくんだと思います。
そう考えると、1000兆円の内の20%くらいが新たに投資に動くことになります。
つまり、1000兆円の内の330兆円ぐらいが、
今から20年ぐらいかけて現預金から投資に移動していくと言われています。
とんでもないビジネスになりそうじゃないですか。
330兆円が移動するんです。
仮に分かりやすく年率10%で運用されたとします。
330兆円の10%は33兆円です。
1年間で33兆円が利息で増えていくわけです。
これを皆さん国民が持っているわけです。
それだけ増えたとしたら、必要経費とかいろいろなところにお金を使っていくと思います。
これが世の中を回していきます。
たくさん物が売れるので、当然自分たちの給料も上がっていくだろうと考えられます。
33兆円ものお金が市場に回っていったら、一気に日本が変わっていきます。
これを国はやりたいわけです。
だから貯蓄から投資へと言っているわけです。
この流れは間違いなくやってきます。
そのような時代が来るので、皆さんの金融リテラシーは今どこにいますか?ということです。
投資をしていることが当たり前の時代が来ます。
その後に、どういう投資をしてるのかということが問われる時代が来るのではないでしょうか。
アメリカ人のすごさをもうひとつ。
40年間、ずっと積み立て等をしていた人がとんでもないことになりました。
例えば、皆さんが新NISAの1800万円の枠、これを25歳から65歳まで40年かけて積み立てたとします。
月37,500円です。
37,500円を12ヶ月、40年で1800万円積み立てました。
これを年利7%で運用されたとすると、65歳で蓋を開けたら9843万502円、約1億円です。
積み立てしていくと、だいたい1億円が出来上がります。
このようなアメリカ人がたくさんいます。
普通の一般家庭の口座に1億円以上あることが起こっています。
日本もこれからそういう時代が来る、そういう時代に差し掛かった、というお話でした。
金融元年、いよいよ始まりました‼
ここから乗り遅れないように金融リテラシーを上げていきましょう‼
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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