新NISA、金融機関変更方法と注意点①

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新NISA、金融機関変更方法と注意点①

こんにちは！
ファイナンシャルプランナーもりつぐ先生です！

2024年になって今までずっと避けてきたけど、いよいよ私も新NISA口座を作ろうかなって思われた方向けに、
どのようにして作っていくのか、
以前から積み立てNISAをやっていた人はどのようにしたらいいのか、
金融機関を変える時にはどうしたらいいのか、
新NISAが始まることでこのような質問が多いので、これらに回答していこうと思います。

これから新NISA口座を作ろうと思っている方へ
新規口座開設や旧NISA口座からの移行や
注意点をお伝えします‼

まず、今までNISAは一切やったことない、作ったことがないという方はどうするのか。
投資信託を運用はしていた、iDeCoはやっていたという方はOKです。
とにかくNISA口座作ったことがない方はどうするのか。

自分の名義でNISA口座を
作ったことがない方はどうするのか

まずは証券会社に口座を持たないといけません。
例えばA証券でもB証券でも良いので、ここに証券口座を作ります。
この証券口座を作るときに一緒にNISA口座も作ります、とチェックを入れておけば
自動的に証券口座が出来上がって、その後、その証券会社が金融庁に
この人はNISA口座の開設を申し出ていますという届出を出します。

そして、金融庁がチェックを入れてOKが出れば、大体1～2週間の時間差でNISA口座が出来上がります。
証券口座を作るのに今はネットで手続きをすると大体1〜2週間で出来るので、
それに加えて1〜2週間でNISA口座が出来ます。
NISA口座ができたらいよいよ買い付けをしていきます。

口座が出来上がったら買い付け‼

ここで初めて商品を選んだり、金額を決めたり、
例えば成長投資枠、積み立て投資枠、どっちの枠使うのと決めたり、
積み立てで買ったり、一括で買ったり、このようなことを決めていきます。

ただ、そのようにNISA口座を申請すると不備があることがあります。

1番多い不備は身分証明症が読み取れない、写真がブレていて読み取れないというものです。
これと同じくらい多いものが、金融庁からNGが出てくるパターンです。
この人はおそらく他の金融機関でNISA口座を作っているみたいです、というものです。

NISA口座は1人1口座

成長投資枠はA証券、積み立て投資枠はB証券という方法があるかもと
思われている方がいるかもしれませんがこれはできません。
NISA口座は一つしか作れません。

NISA口座は
成長投資枠とつみたて投資枠の
セットで1口座‼

何かのタイミングで知らない間に作っていたということがあります。
親が勝手に使っていたとか。
多いのは住宅ローンを組むときに金利が安くなるからと言う理由で、
いくつかの中の項目から3つやって頂ければ、金利を引き下げますよみたいなもの。
その項目の中にはクレジットカードを作る、給料口座を引き落としにする、光熱費をここに引き落とす等があります。
その中にNISA口座を作るというものもあったりします。

既に銀行でNISA口座を申し込んでいた、ということになります。
運用はしていなくても口座さえ作っておけば金利安くなるという理由で申し込んでいたことになります。
そしてそのことを忘れている。

その時に旧型のNISA口座を作っていたとします。
これを持っていると2024年から、その銀行や証券会社で自動的に新NISA口座が出来上がっている状態になります。
自動で引き継がれます。
この方のような場合は新NISA口座を、どこかの証券口座で持っているので不備となり作れませんとなります。

このような場合はよくあり、作った覚えがないと困る人がいます。
どこで作ったのか全然わからないです、どうしたら良いんですか？となります。
これについては、最寄りの税務署に行って頂くと調べてもらえます。

ただ、税務署に行って、税務署から連絡がきて
「〇〇さん、□□銀行で作っているみたいですよ」とは教えてもらえません。
税務署が調べて、例えばA証券で作っていたと分かるとします。
すると、税務署からA証券に連絡が入ります。
その後、A証券から「うちで作っていますよ」とお客さんのところに連絡いきます。
このような遠回しです。
税務署に言った後、税務署はA証券に言って、A証券から連絡が来る。
だから、ものすごいタイムラグがあります。
しかもA証券にしてみると、面倒くさい。
自分のところを止めたいということが分かっていて、他で不備が出たから対応しなければいけない。
本当のところはわかりませんが、もし忙しかったりしたら後回しになる可能性もあります。
なので結構時間かかってしまいます。

そのような場合のお勧めとしては、何となく想像がつく会社をお客さんから連絡を入れて対応してもらう。
やっぱりお客様から連絡が来たとしたら、当然証券会社や銀行は調べてくれます。

今のところ、ネット上のこのサイトを見て自分のマイナンバーカードと紐付ければ教えてくれる、
そのような便利なものはないので自己責任で自分で調べるしかありません。

今の人のパターンはA証券でNISA口座は持っていたが、商品は持っていなかったパターン。
商品を買い付けていなければ、このA証券に持っているNISA口座を廃止してしまって、
これから自分が作りたいと思ったB証券でNISA口座を作ることができます。
要は今持っているA証券のNISA口座を潰して廃止して、B証券でNISA口座を作るということです。

他でNISA口座を作っていた場合、具体的にはどうしたらいいの？という質問への答えですが、
まずA証券に変更届出書、NISA口座を他に変更します、という届出をします。、
すると後日（1週間～それ以上、金融機関による）、後日勘定廃止通知書という書類が届きます。
これはつまり、ちゃんと変更を受け付けましたよ、ウチで開設していたNISA口座はもう廃止しましたよ、
という証明の書類です。
勘定廃止通知書と言ったり、非課税口座廃止通知書と言ったりします。

この勘定廃止通知書を持って、B証券のNISA口座を申し込みます。
NISA口座を開設する時には、身分証明書裏表のコピー、非課税口座の開設届出書、A証券から届いた勘定廃止通知書、
つまりB証券で口座を作りますという書類と、A証券の口座は廃止しましたという書類と、自分がやりましたという身分証明書の3点セットを送ればめでたくNISA口座がB証券で開設されることになります。

この3点セットを忘れずに‼
身分証明書の裏表のコピー
非課税口座の開設届出書
勘定廃止通知書

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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