森次 美尊

今アツい?外貨建て一時払生命保険 徹底解説!【前編】

こんにちは。
ファイナンシャル プランナー もりつぐ先生です。
どうぞよろしくお願いいたします。

さあ 今日は
「 ドル建の終身一時払保険 」
このお話をしたいなという風に思います。

以前にもドル建の保険って、ちょっと取り上げたんですけど
今これって、世の中からすごく注目されています。

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もしかしたら今、このブログをご覧の方も
日頃 お使いの金融機関から
「この保険がいいですよ。」
なんてオススメされた方がいるかもしれませんね。

今って、これがすごく注目を集めているんです。

それは、一体 なぜなのか?
という事についてお話していきます。

実際 このブログでもドル建の保険 を投稿した時は、
結構 反響があったんです。

なので今日は、
ドル建終身一時払い保険について
しっかりと深掘りしようと思います。

ちょっと 掘り下げていこうと思うので、前編・後編 という形で
2回に分けてゆっくり喋っていきますね。

ですので、みなさんしっかり勉強して
今後のお役に立てていただけたらなと思います。

さあ ドル建一時払終身保険ですけど、
まずはどういう保険なのか。
ということから見ていきましょう。

Q:ドル建一時払終身保険とは?

A:一時払いで放り込む保険です。

これは、もう読んで字のごとく
『 一時払いで放り込む保険 』 です。

この保険なんですけど、終身保険って書いてますよね。

終身保険というのは 人の一生が終わる身まで。
つまり死ぬまで切れない。という意味になります。

あくまでも保険ですので、何らかの保障が付いてるわけです。

「死ぬまで切れない保障って一体何がついてるの?」

って言ったら、この保険が使えるのは
人が死んだ時、若しくは
高度障害になった時 。』
なんですよね。

人って、誰もがいつかは死ぬじゃないですか。

なので、死ぬまで切れない死亡保障が付いてるということは
死んだら、確実に
遺族がこの保険をもらえるよ。
ということです。

この保険って、一生涯切れることなく続く訳です。

後で説明しますが20年30年の間、
そのまま置いておけば、この保険のお金はどんどん増えていく訳です。

ですが、
「今まで貯めていたこの保険のお金を使いたいから、解約したい!」

と思って解約しちゃったら、この保険自体は終わってしまうけど
解約せず、そのまま置いておいた場合どうなるか。
これについて考えてみましょう。

誰もが必ずどこかで死んでしまいますが、
その時って100歳かも知れないし、来年かも知れない。

いつになるのかは分からないけど、必ず人は一度死ぬわけです。

確実に言えることは、
死亡保障というお金を、
遺族に遺せるという事です。


なので、この保険って実は相続対策に使われたり、
死後、自分の子供に確実に残したいとかの目的でも
結構 使われたりします。

その保険を、一時払いでぽんと放り込んで
一生涯切れない死亡保障を貰いに行きましょう。

つまり、この流れをドル建てでやりましょう。
ということなんです。

ドルの方が利回りが良くて魅力的!!

何で “ドル” なの?

という事ですけど、やはり
「ドルの方が利回りがいい!
これって魅力的だよね。」

という理由で、ドル建になってる訳です。

この ” 利回りがいい “
という点について、少し お話ししておきますね。

今までこのブログでは、投資信託の価値について
説明してきました。

とにかく 現金で銀行に置いていても、
全然、預金に利息がつかないじゃないですか。

ということは、物価は上がっていってるけど
預金はこのままということは、預金の価値が
どんどん下がっていることが分かるはずです。

現金で買えるものが少なくなっているんですよ。

例えば缶ジュースって、昔は100円出せたら買えたのに
今ってもう140円出さないと買えなくなったじゃないですか。

じゃあ以前 銀行に100円預けていて
今、その時預けた銀行で預金が140円になってますか?

答えは、なってないですよね。

つまり、銀行に置いてるお金って
実はどんどん減っていってる。
ということです。

「 銀行に預けていても、預金はこの先も減っていくだろうし
  損しちゃう。それに反して、どんどん物価は上がっていくだろう。
  でも、自分はその先の老後にお金をもっと増やしていきたい!」

という風に考えた時、この問題をどうやって解決しよう?

「その答えは、投資信託です!!」
というお話しでした。

そして、このドル建の一時払い保険も増えていく保険なんです。

ということなんだけど、
『 資産をどれだけ増やせるかのレース 』
で戦った場合、過去の実績を見たらやはり投資信託の方が
勝っているのは間違いないんですよね。

その上で、ドルで持つ価値ってなに?を考えた時に
資産分散  というかたちで
お金を増やしたいのか
それとも
守っていきたいのか
という事がポイントになってきます。

これについて、まずはしっかりと考えないと
結果が全然違ってくるんですね。

ドル建一時払終身保険 』を持っていると、
どのようにしてお金を守れるのか?

じゃあ一体 この保険を持ってると、
どんなかたちでお金を守れるのか?

という観点で、このお話を聞いて欲しいなと思います。

例えば、ある保険会社の見積をみていきましょう。

●40歳男性 2023年5月時点で、
1ドル134円ぐらいの時でした。

この時の保険会社が出している 積立利率という
利回りですね。 

これは、年率4.99%で20年固定
という風に言ってます。

なんだけど
この4.99% 20年固定というのは、
保険用語の積立利率です。

実際は、ここから少し手数料を諸々抜かれます。

こちらで見積もりを出したら、
20年間の固定金利は4.13%でした。

なんですが、これって中々良いですよね。

4.13%で20年間 固定 してくれるんです。

ということは1,000万円をここにポンと放り込んで、
このドル建一時払終身保険を買います。

そしたら どうなるでしょう?

まずは一生涯切れない死亡保障がつく。
と言いましたよね。

一生涯切れない死亡保障で、一旦 為替は抜きにします。

そのまま1ドル134円で買って解約する時とか
お亡くなりになった時も、同じ1ドル134円だったとしましょう。

一旦 為替は抜きにしないと分からなくなるので、
後で為替を入れることにしますね。

では、為替なしにした時 この1,000万がどうなるか?

1,000万円 金利4.13%。
20年固定なら約3,491万円の死亡保障

まず 3,491万という死亡保障 が付きます。

3.5倍ですので、凄いですよね。

だから3,000万ぐらい一時払で払ったら
1億円ぐらい買えるわけですからね。
 
これが 一生涯切れないんですよ。

切れないということは、自分がどこかで死んだら
渡せるわけじゃないですか。

このレバレッジがすごくないですか?

相続対策でもすごく使える、この特典が付きます。

レバレッジ(英語: leverage)
経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること。

または、その高まる倍率。

利息が付いて約2,231万円になる!!

そしてこの1,000万の中のお金は、
20年間固定金利 実質利回り4.1%で回してくれるので
000万が20年後に
2,231万円になるんですよね。

実に2倍以上になります!!

凄いですよね。
これってめちゃくちゃ良くないですか。

20年経ったとして、そのあとはどうするの?
なんですが、
20年間は固定金利にしてくれてます。

そのあとの固定金利はありません。

なのでその時、さらに上がるかも知れないし
同じぐらいかも知れないし、下がるかも知れません。

でも どれだけ下がっても、
2%はキープして最低保障はします。
って言ってくれてるんですよ。

ちょっとここで、最悪の状況を考えてみましょう。

20年後までかけたら、2,231万になりますよね。

そして、
「もうここで解約しちゃって、使ってしまおう!」
なんて考えたとして、使っちゃっても良いんです。

しかし
「 いや やっぱりまだ使わないで、もう少し置いておこう。 」
ってなった時 どうなるのか。

こういう最低のパターンを想定してみたら
利率は最低保証の2%になります。
そしてそのままで10年いったとします。

金利4.13%で20年かけた後、最低の利率2%での運用をします。

すると、最終的に1,000万が2,600万になります。

30年間で2.6倍です。

大体 年率利回りに直すと、
3.27%が固定されているのと同じことです。

これって、すごく良いですよね。

世界全体に分散する投資信託のインデックスファンドで、
過去50年間の平均利回りは7%ぐらいですから
それに比べたら半分ぐらいです。

ですけど、死亡保障が3.5倍付いていて
しかも保険会社が最低保障してくれているという
安心感って、心強いお守りですよね。

これってお金を守っているということなんです。

その他のパターンで、
” 最初からずっと30年後ぐらいまでは置いておきたい。”
 という人は、別の保険会社で30年固定金利になる商品もあります。

こちらの商品での運用をすると、1,000万入れたものが
30年後に2,951万になります。

約3倍 になるのがもう決定していて
3.67% で回ってくれるわけです。

ドル建一時払終身保険 』 

ただ これは、
全部ドルベース での運用ですからね。

だからここに為替のリスクっていうのは  
当然かかってきます。

為替のリスクとは?

じゃあ 為替のリスクって、一体 何なのか?

なんですけど、今って1ドル130円ぐらいで
入れてるじゃないですか。

1ドル130円ぐらいで入れたものが
仮に解約する時、ドルベースでは2,600万とか
2,900万とか2,200万になっています。

ですが、解約するときのお金を
・円で受け取るか
・ドルで受け取るか


どちらにするか決められるんです。

仮にドルで受け取っちゃえば、為替のリスクって無いですよね。

ドルでずっと置いていたとしても、アメリカに行って
これを使えば良いわけじゃないですか。

そして、どこかのタイミングで円に替えたら良いんです。

ですけど、
“このドルは絶対 20年後でないと使えない!”
みたいな感じになったとします。

そして、この解約したお金が
仮に1ドル130円だったのに100円ぐらいになっていたとします。

そしたら 単純に3割近く減るってことじゃないですか。

ということは、2,200万の3割ぐらいなので
600万か、700万ぐらいです。
この分が減るので1,500万ぐらいになりますよね。

結果的に1.5倍ぐらいになったね!
という事になる可能性もあるってことです。

このあたりは、実際の所どうなるかは分からないです。

でもそれを言い出すと、投資信託も一緒ですからね。

その理由は投資信託って、そもそも最低保障なんてないし
常に上がり下がりしているからです。

仮にリーマンショックみたいなのが来たとしたら
価格って半分になっちゃいます。

この問題って、どうしたら良いんですか?

と言われたら、その答えは簡単です。

その時、使わないようにして置いておけば良いだけです。

「そのうちどこかで戻ってくるよね。」
といった感じで、要は
長いスパンで見なきゃいけないってことです。

これが投資の大前提です。
そして、この法則はドル建て終身保険も同じです。

結論としては、やはり投資をするのがいいよね。
ということです。

こんな風に分析してみたら、
「 ドル建の終身一時払保険 」
これってかなり良くないですか。

すごく良いからこそ、実際にめちゃくちゃ
いろんな所から勧められます。

なので、やはりみんな気になってるというわけです。

だけど、良い話だけじゃなくて
なんらかのリスクもあるんじゃないですか?
という不安な面もあるんですよね。

このリスクが大きく分けて3つ あります。

これについては、引き続き 後半の回で説明したいな
と思いますので、そちらをご覧になっていただけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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