ファイナンシャルプランナー林 智慮

2019年 01月 27日

『つみたてNISA』を職場で利用した『職場つみたてNISA 』

遅まきながら、映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行ってきました、確定拠出年金相談ねっと認定FP林です

 

この曲「ボヘミアン・ラプソディ」に出会ったのは、世の中を知り始める中学生の頃。

何故か分からないまま感動して聞いていました。言葉は通じなくても、思いは通じるものですね。

中学生といえば針の穴をトンネルの様に感じる世代ですが、成長と共に針の穴を針の穴ととらえられるようになってきます。

 

でも、全てのことについてまんべんなく知っていくことは大変難しく、特に、親の意識で子どもが得る情報が偏ってしまいます。

資産形成といえば元本保証の郵便貯金や銀行預金にコツコツ貯めていくこと、それしか多くの日本人はやって来ませんでした。

よって、いくら投資信託の手数料が改善されても、いくら税制優遇があっても、良いのはわかっているのだけれど始められない方が多いと思います。

 

そこを何とかしようと、きっかけ作りとして始められたのが「職場つみたてNISA」。

既に一般NISAを利用した、職場積立NISAはありましたが、今回のは、金融庁が厳選した投資信託・ETFを毎月一定期間積み上げていく「つみたてNISA」を利用した制度です。

つみたてNISAは、少しの金額から始められ、長期・積立・分散投資で、投資経験がない人が資産形成を始めるのに適しています。

それを、職場でつみたてNISAを開始するきっかけが得られる環境を整えられれば、時間が無い現役世代も資産形成がし易くなります。

職場で金融・投資教育を受けられます。

職場で金融機関に口座開設の申込をするので、どうやって始めたら良いか悩まなくてすみます。

 

2018年のつみたてNISA制度開始と共に、金融庁自ら職場つみたてNISAを導入しています。

各省庁へ広げ、地方自治体へと広がっています。

一般企業でも、福利厚生の一つとして「職場つみたてNISA」を導入するところが出て来ました。

金融庁の思い、広がっていそうですね。

 

ただ「職場つみたてNISA」は、あくまでも投資をする環境を整えきっかけ作りをするのが目的です。

NISAやつみたてNISAは、税制優遇の面では運用益非課税のみ。

iDeCoや企業型確定拠出年金のように、掛金が全額所得控除というものでもありません。

その為、会社から奨励金を出した場合、奨励金は給与として課税されます。

しかし、いつでも解約して使える、引き出すときには課税されることがないことは、投資に参加するハードルが下がります。

会社で投資教育をやってくれることも安心の一つですし、何より、皆がやっているという環境にいることが安心です。

気になることがあったら聞くことが出来ること、ここはとても大切です。

途中で止めずに続けることで、複利を利用した長期運用ができます。

(既にNISAやつみたてNISAを始めている人に対しては、奨励金や投資教育等について、不公平にならないように取り決めをしておくことが必要です。)

 

 

 

 

 

 


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