林 智慮

キャッシュレスポイント還元事業の効果?

FP相談ねっと林です。

 

消費税率upとともに始まった、キャッシュレスポイント還元事業。

加盟店で買い物するときは、還元がある方が嬉しいものですね。

 

いつもは現金払いで買い物をしているあるお店に、「キャッシュレスポイント還元」の赤いポスターを見ました。

クレジットカード決済が出来ます。

ポイントカードがあるそのお店は、現金払いでないとポイントが付きません。

500円で1ポイント、25ポイントで500円分の割引券として使えます。つまり、1ポイント20円。4%の割引きですが、500円ごとなので端数は切られます。今回、2800円の買い物なので、2500円分にしかポイントは付きません。

しかし、キャッシュレスポイント還元事業の加盟店のそのお店では、5%のポイント還元。決済金額に対して5%なので、140円還元になります。

その差40円と小さな数字ですが、塵も積もれば・・なので、6月末まではこの店ではクレジットカード払いにしようかと思ってしまいます。

 

そして、先日の出先で昼食を取った時のこと。

同じく今まで現金Onlyだったお店が、ポイント還元対象店としてクレジットカード払いが出来る様になっていました。

5%の還元です。

そこで、クレジットカード払いにしました。

が、

そのお店で使えるカードは数社あるのですが、そのうち5パーセント還元なのはJCB(と提携のアメリカンエクスプレス)のみでした。

JCB?ディズニーランド?(現在、ディズニーリゾート内では、オフィシャルスポンサーのJCBだけでなく各種クレジットカードが使えます。)と、なにげに思ってしまいました(^^;

 

そんなこんなで、いざ、購入。

でも、食券の自販機がクレジットカード払いに対応してません。

よって、レジで商品名を言って合計額をクレジット決済の流れ。

お店側は不慣れな感じでちょっと心配。(控えの伝票の管理は大丈夫?)

クレジット会社からの請求書がどうなるか心配していましたが、先日、送られてきた請求書で確認出来ました。

そして、請求書には「キャッシュレス・消費者還元分」と表示があり、その分使用金額から差し引かれていました。

僅かな金額でも嬉しいものですね。

 

キャッシュレスポイント還元事業の加盟店になる為の端末導入費用、及び手数料に補助金が出ます。

広告宣伝費を掛けなくても、キャッシュレスポイント還元事業の加盟店情報を国が出してくれるので集客が出来ます。

お客さんに喜んでもらえると、お店を覚えて貰えます。

 

キャッシュレスポイント還元事業も2020年6月末まで。

月々の決済手数料に国からの補助が出るのもそれまで。

2020年7月以降、決済手数料が全て店持ちになったときに、どこまで国内がキャッシュレス化されているでしょうか。