林 智慮

いまここ

制度や仕組みを、

知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】

FP相談ねっと林です。


本日より、国立前期日程試験。

受験生の皆さん、平常心、平常心。

この日に向けて貯めてきた、気力、学力、体力で立ち向かってください。


受験生の皆さんは、「今」に集中していらっしゃいます。

親御さんの皆様、受験するのはお子様と頭では分かっていても、内心ハラハラドキドキですよね。


お子さんは「今ここ」ですが、親御さんは「これから」のことを考えましょう。合格発表からの動きが慌ただしくなってきます。

合格後、子運用金の支払いが始まりますが、入学手続きの際、入学金の振込が必要になります。

他にいろいろな手続きが必要になってきます。

特にお子様がひとり暮らしをされる場合は、住処決めや引越など、親御さんの予定も含めて考えなければなりません。18歳成年で単独で契約はできるとはいえ、本人に収入が無いのですから親御さんが保証人、もしくは親御さんが契約者となる場合もあります。

大学の周りに学生用マンションが多くありますが、大家さんが住んでいる、対応している不動産屋さんがもと教育者であるなど、「見守る」視点で物件を選んだ記憶があります。

ひとり暮らしをスタートするには、たとえ1人でも生活家電から箱物まで、暮らしに必要なものを用意しなければなりません。大きなものは、現地で調達や、大学生協で注文していきます。

合格すると、大学からの合格通知の他に、大学生協からパンフレットが送られてきます。学業に必要なもの、大学での生活にあると便利な制度の案内がされています。

ひとり暮らしのための情報もあります。大きなものは、生協に注文しておけば、指定の日に部屋まで配達してくれるので便利ですし、引越が早く済みます。ただし、それなりにお金はかかります。

生協にはリサイクルショップと提携しているところもあります。卒業で不要になったものを、新入生が買う仕組みです。

他に、現地のホームセンターなどで値段と相談しながら揃えることも出来ますが、店舗を回って購入して行くため、引越完了までに時間はかかります。

などと、これからのことを考えると、落ち着きませんか?


最初から志望校が決まっていて、「ここ一択」であれば別ですが、多くの方はオープンキャンパスに参加されていらっしゃったことでしょう。

コロナ禍でWEBになるところもありましたが、やはり現地に行くと、「絶対ここにくるぞ」という思いが強くなります。

その思いを貫いて、今日、試験に挑む受験生の皆さん。今ここに力を出し切ってください。