確定拠出年金相談ねっとの竹内美土璃(みどり)です。
以前、日本相続学会のメルマガに投稿した記事が「MONER VOICE」に掲載されました。
親の財産をあてにしないことが大切
争族問題は、兄弟間での確執によることもありますし、介護問題もありますし、理由は様々です。
その中で、「親の財産をあてにする」ことからも争族問題は起きています。
私が相続の相談を受けて感じることは、「親の財産をあてにする」という方が多いなって思います。
資産家であっても、そうでなくても、関係はありません。
実際に私もそうでしたが、私が家を建てた時、
1 親からの住宅取得のための贈与があった。
2 たまたま親の遺産相続があった。
ため、正直なところ資金繰りで大変助かりました。
これは、まぎれもない正直な気持ちです。
だから、気持ちはよくわかります。
当所でおきる「争族問題」を見ていると、親の財産をあてにしているのは、自分だけではないということです。
兄弟みんな、親の財産をあてにしているから、争いが起こるのです。
じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?
それは、自分で用意していけばいいのです。
そのために、税制優遇のあるiDeCoなどをうまく活用することをお勧めしたいのです。
自分の生活が成り立てば、親の財産はあてにしなくても大丈夫だということです。
そうすれば、兄弟たちに「譲る」ことができます。
「譲る心」これが「争族」をなくしていくポイントです!
詳細は、「老いる前にできる遺産「争族」対策に確定拠出年金(iDeCo)という選択肢」をご覧ください。