ねんきん定期便を見ていますか?何が書いてあるかわかりますか?「年金」って自分にとってどんな影響があるか知っていますか?
きっと答えは「NO」だと思います。
\家計簿にサヨナラしよう!/
共働き家計専門!「貯まる・増える仕組みづくり」
確定拠出年金ねっと認定CFPの塚越菜々子(つかごしななこ)です。
参加者の90%以上が「年金ってよくわからない」と思っていましたが、その考え方ががらりと変わるセミナーを開催しました。
「学校で必修科目にしないとだめだ!」との声がたくさん出ました。
何を知って目からウロコの体験をしたのでしょうか。
年金はどうせもらえない。破綻しそう
年金に対してどんなイメージがありますか?
- よくわからない
- 複雑で難しい
- 自分のころにはもらえない
- あてにならない
- 払い損になりそう
- 義務だから仕方なく払っている
- 破綻しそう
こんな感じではないでしょうか。参加者の皆様もそのように思っていたようです。
私もずっとそう思いながら払ってきました。本来のルールがよくわからないので、「年金制度はよくない」という声が大きく聞こえてしまい、なんとなくそれを信じるしかありませんでした。
自分で学ぼうと思っても、複雑で何から知ればいいかわからない。その結果「まだまだ関係ないから」と思うしかなかったのです。
資格の勉強で年金の仕組みを知っただけでは自分のこととはとらえられず、より深く学んでようやく「自分に関係することなのだ」と理解し「知らないと大変なことになる」と思うようなりました。
今回は、公的保険アドバイザー協会の理事でもあり確定拠出年金の第一人者でもある年金のプロ。確定拠出年金相談ねっとの代表・株式会社アセット・アドバンテージ代表取締役の山中伸枝先生をお呼びして、わかりやすく年金制度・ねんきん定期便についてお話ししていただきました。
全員が知っておくべき「年金」の基本
今回のセミナーでお伝えしたのはこのようなことです。
- 年金っていったいどんなものなの?
- 自分はどんな年金制度に加入しているの?
- 年金っていくらぐらいもらえるの?→自分の年金の計算方法
- ねんきん定期便の見方
- 年金制度って大丈夫なの?
- 年金を「大丈夫」にするための3つの取り組み
- 自分や夫の万が一の場合の国の保険
年金はもらうものではなく「作る」もの。
この言葉は特に、ご参加した皆様の心に響いたようです。
子どもを持つママの参加が多かったため「産休・育休」期間や、子どもが3歳までの期間に自分の年金がどう取り扱われているのかのお話では「知らなかった」「そうなんだ!」という声が聞こえてきました。
持参していただいたねんきん定期便をもとに実際の遺族年金を計算する部分では、みんな真剣に電卓をたたいていました。夫が死亡した場合と妻が死亡した場合とに差が出ることも初耳の方が多かったですね。
『実践セミナー』と名付けた通り、年金制度そのものの話だけではなく「自分とどう関係あるのか」ということがしっかり伝わったようです。
『先の話ではなく今の話だと実感した』
初めて聞いたということもたくさんあったと思いますが、みなさん熱心に資料に書き込んだり質問をしていました。
よくわからない・関係ないと思っていた年金が、このわずかな時間で「自分のこと」としてとらえられるようになったようです。
◆年金制度を理解することで自分で加入する保険の選び方や働き方の選択に大きくかかわることが分かりました(戸田明菜さま)
◆年金を自分ごととしてとらえることができました。日本人みんなが知っておくべきことだと切実に思いましたが、知らない人が多い現実。夫から・家族から・周りの友人から、伝えられることを伝えていきたいと思いました。(吉田明日香さま)
◆「私達は社会の担い手であるということに誇りを持つ」という発想が新しく、響きました。(宮越ひとみさま)
◆知らない人が多いけど、とっても大事なことなので高校生ぐらいになったら学生にも学校で教えたらいいのに!と思いました(寺尾江里子さま)
◆社会人になるときに知っておきたかった!!そうしたら(特に女子は)やすやす会社を辞めないし働き続けよう!と思うようになれるのに。「知らないってなんて損するんだろう!!」の一言に尽きます。(三星麻里さま)
◆具体的にどこを見て考えていけばよいか、すっと頭に入ってきました。
◆あやふやだった”知ってるつもり”の知識がスッキリ整理されました(あゆーんさま)
◆今までかんたんに払いたくない!!とか言ってた自分がはずかしかったです。(愛美さま)
そのほかにもたくさんの「参加してよかった」「すごくわかりやすかった」などのお声をいただきました。
▼その後もfacebookでも喜びのご感想が相次ぎました。
老後資金・保険・働き方を考えるときにも年金の知識を
年金と聞くと年を取ったときにもらうものというイメージを持ちがちですが、決してそんなことはありません。いつ誰に起こるかわからない不慮の出来事に対してみんなで支えあう仕組みなのです。
目先の自分の利益ばかりを考えるのではなく、社会で支えあう仕組みの支え手であるということに誇りを持ちましょう。
老後資金を考えるときはもちろんですが、生命保険・医療保険などの自助努力、結婚してから・子供を持ってからの働き方を考えるときに、年金の知識を避けては通れません。
知らないものは選べない。
女性が人生により多くの選択肢を持つためにも、全員が年金の知識を得ていただきたいと思います。
スペシャルゲストを呼んでの研修は今回限りですが、今後も塚越菜々子による「ねんきん定期便セミナー」は開催予定です。
また、学校・企業・団体様などでの開催も受け付けていますので、下記よりお問い合わせください。