こんにちは!岡山の確定拠出年金相談ねっと認定FPの黒木留美です。
今回はいつもとちょっと違う
「経営者が相続対策よりも先にやるべき財産の守り方と家族信託」
という中小企業経営者のための民事信託セミナーを開催しました。
講師は「元気が出るお金の相談所」所長、民事信託コンサルタントの安田まゆみ先生でした。
これからの日本の状況から話は始まりました。
前半は高齢世帯の増加とそれに伴い起きる現象、
認知症について、
成年後見制度をめぐる問題点について話がありました。
後半は民事信託について、しっかりと話を聞かせていただきました。
例えば、実務面の話で、信託口座の話がありました。
今まで信託銀行で口座を作る必要があるのかな?と思ってましたが、
受託者が今までもったことのない銀行で普通預金の口座開設して、通帳に信託口座と書けば、いいそうです。
なぜ今まで持ったことのない銀行なのか?
それは仮に受託者が先に亡くなったときに、
銀行が名寄せをするから、名寄せさせないため、だそうです。
やはり中小企業の経営者の方は民事信託を使う、使わないは別として、
知識として、知っておくべきだと確信しました。
安田先生のお話は受講者の方からもわかりやすく、理解しやすいと大好評でした。
セミナー終了後も安田先生を囲んで、しばらく相談をなさる方がおられるほど、
皆様熱心に聞いておられました。
参加者の方から感想が寄せられたので、ご紹介いたします!
・民事信託も検討したいと思います(T.K様)
・私自身必要性を感じました(三宅さやか様)
ご参加くださり、ありがとうございました。