びっくり、一番安全なのは銀行預金じゃない!
銀行預金は一番安全ではない。米国債の方が安全!
あなた!銀行預金が一番安全確実だと思っていませんか?
実はそうではないのです。
安全かどうかの評価は、国債格付け(ソブリン格付け)というものみるとわかります。これはその国の発行する長期国債の格付けです。同時にその国の総合的な債務履行能力を示すものとされています。
ある国の何かに投資する場合、最も安全なのはその国の国債ということになります。
日本の何かに投資する場合は、日本の国債ということになります。
日本の国債格付けはS&PではA+(Moody’sではA1)です。つまり、上から3番目の格付けとなっています。
これに対して、米国の国債格付けはS&PではAA+(Moody’sではAaa)とS&Pでは2番目、Moody’sでは1番目の格付けとなっています。
つまり、日本の国債に投資するより米国の国債に投資した方が安全ということになります。
さらに、日本の銀行に預けている場合はその銀行の格付けが問題となります。
銀行の格付けは、基本的にはその国の格付けを上回ることはありません。
例えば、日本を代表する三菱UFJ銀行の信用格付けはS&PではA(Moody’sではA1)となっています。上から3番目のランクです。
ですから、日本の銀行の預金に預けるより日本の国債に投資した方が安全ということになります。
更に、日本の国債に投資するより米国の国債に投資した方が安全ということになります。
確かに、日本の銀行預金に預けている場合は預金保険機構により1銀行あたり1千万円とその利息まで補償されることとなっています。しかし、国が破たんした場合はこの約束は実行されない可能性が高いでしょう。
長い説明でしたが、結論は日本の銀行の預金に預けているより、米国債に投資した方が安全ということになります。
米国債には為替リスクがある
米国債はドル建てなので為替リスクがあります。
たとえ発行している米国が破たんしなくても円高になったら(例えば、1ドル100円が1ドル90円になること)、最初に投資した元本の金額が減ってしまうのでやっぱり日本の銀行の預金の方がいい。そう思われる方が多いのではないでしょうか。
その通り、米国債に投資すると為替リスクを負うことになります。為替リスクは円高になるか円安になるかはほぼ5分5分の確率であり、これに掛けるのはギャンブルと同じことと言ってもいいでしょう。
しかし、その怖い怖い為替リスクを勘案してもなお余りあるほどに日本の銀行の銀行預金よりも米国債の方が安心して投資できると考えられるのです。
なぜでしょうか?
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青山創星
(注)格付けは、2018年12月31日時点のもの。