青山 創星

小学生でもわかる言葉で綴る文章は多くの人々に感動を与える

こんにちは、青山創星です。

 

今年の私の目標は「書く」ことに重点を置いていくというものです。
文章で私の金融に関する知識経験をたくさんの方々に伝えていきたいと思っています。
それによって、誤った判断をしたりだまされたりする人を一人でも少なくしていきたいと思っています。

それだけでなく、自分で判断することが出来るようになり、将来のお金についての不安を無くし、自分の夢の実現に力いっぱい取り組みことが出来るようになる人を増やしていきたいと思っています。
そんな人を増やすために、気付いていないことに気づいてもらい、誤って理解していることを正しく認識してもらえるように、できるだけわかりやすい文章でお伝えしていきたいと思っています。

金融は難しく伝えるのは比較的簡単です。
なぜなら、専門用語がたくさんあるので、それを使って説明すれば簡潔明瞭に表現することが出来るからです。
しかし、誰にでもわかるようにやさしく説明するのはとても難しいのです。

 

小学生でもわかる言葉で綴る文章は、多くの人々に感動を与える

小学生でもわかる言葉で綴る文章は、多くの人々に感動を与えると言われています。

ビジネスと人を動かす驚異のストーリープレゼン」カーマインガロ著 p232他

難しい話を聞き手、読み手に影響を与えるように伝えるためには、いかにやさしく伝えるかということが重要です。
ストーリーを使って、小学生でもわかるように伝えることが求められます。
実際に聞き手に大きな感動を与えるスピーチは、非常にわかりやすいレベルで語られています。

以下で検証していますが、スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学の入学式でのスピーチは中学1年生でも理解できるレベルです。
アンソニー・ロビンスのTEDでの大変有名なスピーチは小学5年生でも理解できるレベルです。

 

自分の文章やスピーチがどの程度のわかりやすさを客観的に測定することが出来ればすごいと思いませんか?

 

英語の読みやすさのレベル測定にはフレッシュ・キンケイド式可読性試験

英語の場合には、フレッシュ・キンケイド式可読性試験という指標があります。
1975年、海軍の依頼で開発され、米国国防省で訓練マニュアルの読みやすさを測る指標として普及。
最近は学校の授業で使う本が学年に応じた読みやすさのレベルかどうかを確認することにも使われているようです。

このテストはMicrosoftのwordの機能で行うことが出来きます。
この機能で測定された”Flesch-Kincaid Grade Level”が、例えば「4」の場合は以下の表の「4th grade」に該当。つまり、小学校4年生(9歳)が理解できるレベルということになります。

 

en.wikipedia.org/wiki/Education_in_the_United_States#School_grades

 

 

スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学の卒業式でのスピーチは有名です。
このスピーチのFlesch-Kincaid Grade Levelを計測してみると、6.6となりました。
中学1年生(12歳)の理解できるレベルということです。

“2005 Stanford Commencement Address”  Steve Jobs’ 

Flesch-Kincaid Grade Level 6.6

news.stanford.edu/2005/06/14/jobs-061505/

 

 

アンソニー・ロビンスのTEDでの大変有名なスピーチも計測してみました。
Flesch-Kincaid Grade Level は4.9となりました。
なんと、小学5年生(10歳)でも理解できるレベルということになります。

“Why we do what we do” Tony Robbins

Flesch-Kincaid Grade Level 4.9

 

 

日本語の読みやすさの測定には「帯:日本語テキストの難易度を測る」

残念ながら日本語について同様の機能はwordにはありません。
そこで、別の方法を使います。
以下のページに行くと「帯:日本語テキストの難易度を測る」という機能が使えます。

難易度レベルを「T13<13段階の学年区分> 教育用途用」にチェックを入れて「難易度を測定」のボタンを押すと例えば「T13スケール=8(中学2年生)」のように表示されます。中学2年生が理解できるレベルということです。
こちらは名古屋大学 大学院工学研究科 情報・通信工学専攻の佐藤・松崎研究室が公開しているものです。
Flesch-Kincaid Grade Levelと「帯:日本語テキストの難易度を測る」とでレベル感が一致しているかどうかはわかりません。
しかし、どちらも文章の理解のしやすさを把握するためにある程度の参考指標となるでしょう。

「帯:日本語テキストの難易度を測る」
kotoba.nuee.nagoya-u.ac.jp/sc/obi3/

日本語テキストの難易度判定ツール「帯」 名古屋大学大学院工学研究科 佐藤理史教授
英語等では単語がスペースで区切られているので単語単位で評価することが可能です。しかし、日本語の場合は単語の区切りがないため「文字」単位で評価していく方法を開発したとのこと。
このような素晴らしいツールを無料で公開していただいているというのは本当にありがたいことです。

詳しくは以下を参照。
www.japio.or.jp/00yearbook/files/2008book/08_1_03.pdf

 

現状の「中学2年」レベルから「小学6年」レベルにも挑戦

私の最近のブログ記事について、「日本語テキストの難易度を測る」を使って計測してみました。
「中学2年」レベルのものが多いのですが、中には「大学・一般」レベルのものもありました。
とりあえず「中学2年」レベルを目指してみたいと思います。
その上で、可能なものについては「小学6年」レベルにも挑戦してみたいと思います。

難しい金融を、だれにでも理解できるようにわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

 

「あなただけのローリスクな錬金術投資法を見つけよう!(6)」

この記事は「大学・一般」のレベル

wp.me/pat18r-Jk

 

「あなただけのローリスクな錬金術投資法を見つけよう!(7)」

この記事は「中学2年」レベル。

wp.me/pat18r-Jw

 

 

 

 

私のメルマガのメンターである金山慶允先生の文章もチェックしてみました。

 

これは全て「中学3年」レベルでした。

金山慶允著

 

 

また、こちらも「中学3年」レベルでした。

金山慶允著

 

 

さらにこちらも「中学3年」レベルです。

金山慶允著

 

 

そして、これも「中学3年」レベルです。

金山慶允著