青山 創星

コロナで株価が暴落!個人投資家がすべきこと(2)

こんにちは、青山創星です。

コロナウイルスショックで株価が大きな影響を受けています。

投資にあまり詳しくない方や投資初心者の方はこのような相場大変動の時にはあわてて動かないことが一番です。

あわててする行動は、多くの場合裏目に出てしまいます。

また、国際分散投資のポートフォリオや株式指標に連動する投資信託のようなものの積立をしている人は、何も考えずにそのまま積立を続けるのがベストだと考えます。

 

今回は、投資にある程度慣れている人、少し勉強してでも損失を少なくしたいという方が個別株を持っている場合などにどんなことができるのかという観点で書いてみたいと思います。

 

病気にかかるかもしれない、けがをするかもしれない、下手をしたら命に関わるかもしれない、といったときにあなたはどうするでしょうか?

そうです。

保険を掛けますよね。

生命保険であったり、傷害保険であったりを掛けておられる方も多いと思います。

それと同じように、しばらく相場の下落が続く可能性が高いという場合には、自分の持っている投資商品に保険を掛けるということができます。

保険ですので保険料がかかります。

基本的には掛け捨てということになるのですが、掛け方によっては途中で保険を他の人に譲れば保険料の一部が戻ってきます。

 

具体的にはどのようにするのでしょうか。

 

例えばソニーの株を持っているとします。

その株価が大きく下げそうだというときには、ソニーの株の保険を買います。

実際には、ソニーの株のプットオプションを買うということをするのです。

プットオプションというのが、株価の下げに対する保険です。

ちょっと残念なのですが、日本の個別株についてのオプションというのは制度としてはあるのですがあまり取引されていません。

そのため保険料がとても高かったり、保険がいらなくなったから他の人に売りたいという時に買ってくれる人が少なかったりするという不便があります。

 

日経平均のオプションの取引は活発に行われています。

ですから、ソニーの株のような個別株についての保険を日経平均オプションのプットオプションで掛けるということも可能です。

ソニーの株価の動きと日経平均の価格の動き方は全く同じではありませんが、同じように動くので損失を減らすという目的は達成することはできます。また、いろいろな株や投資信託を持っているときにそれぞれの銘柄ごとに保険を掛けるのは大変なので代表的な指標についての保険を掛けるということをするのです。

また、米国市場ではオプション取引がもっと頻繁に行われているので、それを使うということも可能です。

例えば米国市場の日経平均のような指数であるS&P500に関するプットオプションを買うというような保険のかけ方です。

 

保険を掛けるメリットは、せっかく気に入って買った株を一時的に相場が下がったからと言って売ってしまって損失を確定してしまうことを避けることができるという点です。

保険をかけておけば、万一株価が下がったときにその評価損(株を売ってしまって損失を実現しなくてもよい)の分を保険金として受け取ることができるのです。

自分の持っている株は売っていませんので、数か月から数年後にその株の株価が回復してくれば無傷でその株を守ることができるのです。

 

ここまで説明したことの大前提となるのは、自分の持っている株が自分できちんと調べて納得して買ったしっかりした企業の株であるということです。

さて、次回は具体的な保険の掛け方について書いてみたいと思います。

 

 

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