ファイナンシャルプランナー中林 友美

2021年 02月 18日

看護師にとって”最強”の仕組み、iDeCoは自分のための退職金!

毎日毎日頑張っている看護師さん、お疲れ様です。

FP相談ねっと認定ファイナンシャルプランナーの中林友美です。

2021年2月17日から医療関係者対象に新型コロナウィルスのワクチン接種が始まりましたね。

早くも接種した方もいらっしゃるかもしれません。

今回、医療関係者の方が一番に接種するというのは、

新型コロナウイルス感染症に罹患した患者さんのケアにあたるからということもありますが、

その方々は日本人としてこのワクチンを接種したことによる影響に関するデータ提供、と言うお気持ちも強いのではないかと思います。

決して「自分たちのために」が優先ではなく、まず「他の方のために行動する」という姿勢に本当に頭が下がります。

私自身、自分が現役の看護師として病院組織の中で働いている時には、そのような気持ちを持つのは当たり前で、別に特別なものではないと考えていました。

でも、病院組織を離れて、外からその状況を眺めてみると、

医療現場というのはそのような方々の気持ちでまわっているし、

私たち一般市民は医療従事者の方々の「まず他の方のために行動する」という気持ちに依存しながら生活しているのだなということをつくづく感じています。

私が看護師専門のファイナンシャルプランナー×キャリアコンサルタントとして活動しようと決意したのは、

そのような看護師さんたちを心から応援したい、少しでも力になりたいと考えたからです。

看護師さんの周囲にお金の事、世の中の仕組みのこと、そういうものを教えてくれる人が少ないのであれば、私を利用してもらいたい!というのが私の動機です。

私の今までの経験や学んできたことを精一杯駆使して、

看護師さん一人一人のそれぞれの人生に役立てて欲しい

そして

一緒に、より良い未来になると信じて歩んでいきましょう

というのが私からのメッセージです。

そんな看護師さんたちを応援したいと言う気持ちで始めたのが、

です。

前回のコラムでは、

  • 看護師の皆さんのiDeCoの知名度が低いこと
  • iDeCoは20歳以上60歳未満のすべての方が対象であること
  • iDeCoは厚生労働省の政策であり、怪しくないこと
  • 看護師のような「手に職」キャリアの方々にとって最強の仕組みであること
  • iDeCoの加入者は2020年12月時点で「180万人」を突破したこと
  • 看護師の知名度が低いのは「周りで紹介してくれる人がいない」ということ
  • iDeCoにはたくさんのメリットがあること
  • iDeCoにはいくつかのつまずきやすいハードルがあること
  • (勝手に!)iDeCo親善大使 for Nurse としての最初の任務として、無料のオンライン説明会(30分程度)を開催し、半年間で1000人の看護師さんに知ってもらうこと

ということについて触れました。

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回は

iDeCoは看護師とって最強の仕組みであること

について説明していきたいと思います。

今回も、厚生労働省が出しているiDeCoのチラシを見てみましょう。

特にこの赤い枠で囲ったところを見てください。

老後のために、ま、きる、と[イデコ]

イデコは、自分で決めた額を積み立てながら、その掛け金を自分で運用していくことで将来、公的年金にプラスして給付を受けられる年金制度(個人型確定拠出年金)です。

と書いてありますね。

看護師の転職経験が豊富な私は、

「老後のために、いま、できる、こと」というところを

「自分の看護師人生の退職金のために、いま、できる、こと」

と読み替えています!

私のようにキャリアップの一環とはいえ、転職を何回も経験しているような看護師は、

「勤務先が長い間の勤労をねぎらって用意してくれる退職金」のまとまった支給は残念ながら望めません。

そんな看護師さんが、60歳以降の生活資金として公的年金以外に、勤務先からの退職金を当てにするのではなく、

今の自分が将来の自分に仕送りする気持ちで毎月積み立てをしていくこのiDeCoという仕組みが心の安定につながる

と確信しています。

実際、私自身、11年勤めた国立がん研究センター東病院を2018年に退職する際に、退職金が支給されましたが、恥ずかしながら生活費に消えてしまったようで、もう手元にありません…

こんな感じで、転職や退職する時に、前の職場から支給される退職金は、

定年退職の時の退職金と違って老後の資金という感覚がほとんどなく、

「臨時ボーナス」「ご褒美」的な意味合いで受け取ってしまうことが多いと思います。

私自身がそうだったので、改めて振り返ってみると冷や汗が出るくらいです…

私自身はこのiDeCoを 始めたのはがんセンター退職後の2019年からなのですが、

iDeCoの仕組みはファイナンシャルプランナーの勉強をして初めて知りました。

一方、ファイナンシャルプランナーの勉強しているからといって、iDeCoの加入につながるかというとそうでもないようです。

というのも、ファイナンシャルプランナーの勉強を一緒にしていた当時の仲間でも、iDeCoの加入している人は少ないからです。

これは、私の考えですが、

やはり「自分ごととして考えられるか」なのかなと思います。

その点、私のように転職を何回か経験している看護師さんは、

退職金が少なかった、

その退職金も使っちゃった

という経験があるのではないかと思います。

そんな看護師さんにとって、

今の自分が将来の自分に対して毎月一定額の積み立てをして

60歳以降に受け取る

自分で作る看護師人生の退職金

=iDeCo

と言う考え方は、iDeCoを自分ごととして考えるきっかけとなるのではないかと思っています。

次回は、なぜ iDeCoが最強の仕組み なのかについて説明していきたいと思います。

お楽しみに!


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