五十嵐 義典

【メディア実績】ファイナンシャルフィールド「繰上げ後、年金はもう増えない?(4)繰り上がらない年金のこと」

ご覧の皆さま、こんにちは。

活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。

ファイナンシャルフィールドで新規記事「繰上げ後、年金はもう増えない?(4)繰り上がらない年金のこと」が掲載されました。

全4回の最終回である今回は、多くはないですが、たまに見受けられるケースです。

特別支給の老齢厚生年金(60歳台前半の老齢厚生年金)の対象世代の人が当該年金を受給するには厚生年金加入期間が1年以上必要です。

厚生年金加入月数が1月以上12月未満では特別支給の老齢厚生年金が受け取れず、65歳から老齢厚生年金は受け取れます。

この場合の繰上げは老齢基礎年金のみで、一方、65歳から老齢厚生年金を繰上げなしで受け取ることになります。

両方繰上げにならない以上、65歳になってから老齢厚生年金の受け取りを忘れないようにしたいところです。

【これまでの実績】——————-●個別相談、金融機関の相談会等含め年金相談は合計5000件以上経験、●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、社会保険労務士向け、FP向け、社会人1年生向けなど。㈱服部年金企画講師。●執筆は通算400本以上!『週刊社会保障』の「スキルアップ年金相談」(法研様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「MONEY PLUS」(マネーフォワード様)、「Finasee(フィナシー)」(想研様)、「現代ビジネス」(講談社様)、「ファイナンシャルフィールド」(ブレイクメディア様)、月刊『企業年金』の「知って得!公的年金&マネープラン」(企業年金連合会様)。その他、FUSOSHA MOOK「定年前後に得するお金の手続き」(扶桑社様)共同監修。●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。●取材協力先として扶桑社様、光文社様、プレジデント社様、日本経済新聞社様。●その他、動画「人生とお金の悩みを解決!たった5分のお金の学校」、Clubhouseルーム「【FP井内】FPのための公的年金部屋」に出演。

関連記事

【メディア実績】ファイナンシャル・フィールド「配偶者がいると、所得控除はいくらになる?(2) 配偶者の収入が103万円を超える場合」
ご覧の皆さま、こんにちは。 年金というフィールドで、相談業務、教育研修、制作(執筆・編集等)、調査研究という4領域で活動中、年金のポリバレント・井内(いのうち)です(※ポリバレントとは、サッカーで複数のポジションをこなせる選手として使われている言葉です。)。 今回税金に関する記事として、ファイナンシャル・フィールドの新規記事「配偶者がいると、所……
【メディア実績】MONEY PLUS「退職後の保険料が大幅に上がる可能性も!注意すべき組合健保の加入者をFPが解説」
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 MONEY PLUSで新規記事「退職後の保険料が大幅に上がる可能性も!注意すべき組合健保の加入者をFPが解説」が掲載されました。 任意継続被保険者の保険料の改正点を取り上げています。 ……
【メディア実績】12月20日・日本経済新聞夕刊5面「家計のギモン」掲載
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 「日本経済新聞」で、今年最後にして今年5回目の取材をいただきました。 今回はこれまでの「マネーのまなび」ではなく、12月20日・夕刊5面の「家計のギモン」のコーナーです。 そちら……
【メディア実績】フィナシー『年金の誤解を斬る!』第14回「共働きだと『遺族年金』はもらえない? 老齢年金と“調整”される仕組みとは」
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 フィナシーで連載中の『年金の誤解を斬る!』、 その第14回「共働きだと『遺族年金』はもらえない? 老齢年金と“調整”される仕組みとは」 が掲載されました。 遺族年金制度は、……