森次 美尊

新NISA!投資信託の選び方のポイント3選 『前編』〜そもそも投資信託って何?〜

こんにちは!
ファイナンシャルプランナー もりつぐ先生です!

新NISAが始まりました。
今回は基礎的なところから分からないという方もいらっしゃると思うので、そこからお話をします。

そもそもNISAというのは非課税口座というただの口座ですから、NISAを作っても何も起きません。
ただ口座を作っても何も起きませんよね。
どこどこ銀行に口座を作りましたと言っても何も起きないですよね。
口座を作り、よしこれで定期預金をできるなとか、給料口座に設定して毎月給料が振り込まれるなとか、
つまりこの口座にお金を入れることで預金ができるわけです。

それと一緒でNISA口座も、NISAという器を作ってもそこに何かを入れないと何も起きません。
ここで登場するのが投資信託です。
投資信託という仕組みを使ってお金をNISA口座に入れておくとすごく安心だよと言われているわけです。
株を直接買ってくることもできますが、やっぱり投資信託が良いよと、
このコラムでもずっと投資信託をお勧めしています。

そして、投資信託をNISA口座に置いておくと、いざ売却しますとなった時に利益が出た分に対して、
通常は税金がかかるのに非課税口座なので税金がかかりません。

「わかりました、NISAをやりたかったんだけど、それは投資信託を買うということなんですね」と、
ここまではすぐにたどり着くわけです。

投資信託は日本に6600本あります。
今回、国の優しさでろくでもないものは外していって2000本くらいには抜粋してくれています。
NISAで買える商品は2000本ぐらいになったということです。

で、結局、何を買ったら良いの?

2000本というのは何が違うの?となります。

一方でこのような方もいらっしゃいます。
会社で確定拠出年金が始まり、自分で退職金を運用しろと言われました。
たくさんの商品がありますが、どれを選べば良いですか?

この場合も全く一緒です。
確定拠出年金という制度を使って、ここに投資信託を買ってくるわけです。
投資信託がたくさんあるので何を選べば良いのか教えてという質問も多いです。

今回はこのような皆さまに共通した話題で、とても重要なお話です。

資産形成にはとっても重要な基礎の基礎のお話をします。

そもそも投資信託って何だったっけということをもう一度振り返りましょう。

例えば1つの企業の株を買うとします。
この企業がもし倒産してしまったら、自分の資産はゼロになります。
上がり下がりをしていてどこかでゼロになるかもしれないというリスクと、
上がり下がりはしてるけどゼロにはならないよねと思えるリスクって全然違います。質が全く違います。

もし紙切れになる可能性があるのであれば、損切りというのも必要になってきます。
紙切れはゲームオーバーです。
でも紙切れにはならないと思えれば、今は下がっていたとしても、
どこかで戻ってくると思って放っておいても良いわけです。
とにかく紙切れにしてはいけない、負けてはいけないというのが大前提です。

ということは、1つの企業の株を買うというのはリスクが大きいのです。

人は生きていれば必ず買い物をします。
例えば、コロナが来た時に皆海外旅行には行かなくなりましたが、買い物はしています。
外食には行かなくなったけど、お弁当を買ったりとか買い物はしているわけです。
他にもAmazonでたくさん買うようになったり、NetflixやZoomに申し込みましたとか、
生きていれば場所は変わるけど買い物はしていて、どこかの企業は儲かっているということです。

世界はどんどん人口が増えていくし豊かになっていくので、
今までスマートフォンを持てなかった人たちも持てるようになっ たりとか、
そもそも人口が増えるとスマートフォンを作っている会社や、通信会社、半導体の会社、
いろんな会社が儲かるということがわかります。
つまり人口が増えて豊かになるということが、2100年を目指して人口が増えていくと言われていますが、
ある程度分かっているわけなので、世界全体で見ると買い物の量が増えるので、
利益の総量も増えていき、長い目で見たら経済が成長して株価も上がっていくと思うことができます。

まとめます。
1つの企業の株を限定して買うというのは紙切れになるリスクがあるということ。
そして、世界全体に分散さえしておけば普通に考えると成長していくということ。
この2つから、利益成長しそうな企業の株をたくさん買うだけ、ということなんです。

もう100個ぐらい買っておいてくださいということです。
いやいやその100個選ぶ時間がないし、そんなお金もないし、
そもそも1回買って終わりじゃなくて売り買いするためにずっと見とかないといけない、
そんな管理できないとなるわけです。

わかりました、それを一手に引き受けましょう、それを一手に引き受けた仕組みを提供しますよ。
これが投資信託です。

株の分散、売り買い、選定など
難しい部分を一手に引き受けてくれるのが投資信託

簡単に言うと、セット売りです。
いろいろな企業の株をセットにして、パッケージ化されているので、このパッケージ買ってくださいということ。
小額でもオッケーです、月1万円でもオッケーです。
月1万円を払っただけでいろいろな企業のオーナーになれる仕組みです。
いろいろな企業のオーナーになれるということは、分散しているということ。
GoogleもAppleもFacebookもAmazonもMicrosoftもテスラもアメックスも全部潰れちゃったなんていうことは、
基本的にありません。
ということは、どれだけ下がっても紙切れになるというのはかなり考えにくいです。
そして分散しているのを常に
ファンドマネージャーというプロが売り買いしてくれます。

今世界でとにかく元気な、これからも成長しそうな優良な企業を選定して、
常にそれを分散して売り買いしながら買っておいてくといてくれるという仕組みが投資信託です。
つまり、ほったらかしにしてても普通に考えれば成長していくよねということです。
だから素人でもすごく良い、初心者はまず投資信託をやりなさいと言われているわけです。

常にプロが優良企業を勝手に売り買いしてくれる仕組み
初心者はまず投資信託‼

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日のコラムはこちらのYouTube動画でご案内してます。


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