
こんにちは!
ファイナンシャルプランナー もりつぐ先生です!
今回は投資の最も基本のお話をしたいと思います。
2024年、新NISA、オルカン、S&P500というようなものが流行語大賞を取りました。
多くの人がなんとなく、投資をしなければいけない、という空気になっています。
昔はそんなことはありませんでした。
ある時から、国が貯蓄から投資へと言うようになリました。
これが元になっています。
これがどんどん広まっていって、投資したいというより投資しなきゃいけない、
人に置いてかれるのは嫌だというような空気感になっていると思います。
国はずっとこれを推奨してきて、やりましょう、やりましょうと言っていました。
ただよく分からないところに投資をやりましょうと言っても誰もよく分かりません。
だから具体的にこういうやり方をすれば、素人の人がほったらかしにしても安心して投資を続けられる、
ちゃんと資産形成できるということを国はメッセージとして出しています。
だから、「貯蓄からただ投資へ」ではなく、具体的にこのようにしなさいということを言いました。
それが、2000万円問題の報告書です。
皆さん、もしかしたらご存知かもしれませんが、
2018年くらいに、老後、年金だけでは2000万円足りないということがニュースになり、
若者を中心に、それであれば年金を払うのは嫌だとなって大炎上しました。
2000万円足りないかもしれないと書かれた報告書が国に提出されかけて、
国としては受け取れませんと言って炎上してしまいました。
この報告書は元総理大臣の麻生さんが、このようなものを作ってくれと国側から指示を出したわけです。
そして、ワーキンググループが集められました。
本当に日本のドリームチームです。
本当に素晴らしい人たち、金融のドリームチームが集まって何をしたのか。
今まさに日本は物価上昇時代です。
あの時から国はこれを予測していたのです。
物価上昇時代において現金というのは一番価値がなくなっていく。
しかも高齢化社会を迎えていって長生きする人が増える。
国はこういう時代が来たら国民が飢えてしまうと考えました。
では、飢えないためにはどうすれば良いのか、
具体的な構想を考えてくれ、解決策ソリューションを考えてくれということを、
麻生さんが出したわけです。
そしてドリームチームはそれに応えて、30ページにわたる報告書を作りました。
これは素晴らしいです。
具体的な解決策が書かれています。
具体的な解決策を書くために、このまま行くと一般的には困る、
そのような感じで2回だけ出てきた文字、これが2000万円という文字です。
つまり2000万円ということを言いたかったわけではなく、2000万円仮に足りなかったとしても、
このようにして解決していこうということが書かれていた、これが重要なわけです。
では、どのように書いていたのかというと、いろいろな重要なポイントはありますが、
その中でも最も重要な言葉、20回以上も出てくる言葉があります。
それが長期・積立・分散投資というものです。
長期・積立・分散、
漢字がダダダダと並んでもう無理となるかもしれませんが、そんなことはありません。
一個一個分解していくと、
長期という言葉、
積み立てという言葉、
分散という言葉、
投資という言葉、
この4つを理解するだけで、なるほどと素人の人がほったらかしにしても安心できる投資の仕組みのことです。
そういうことか、ではこれをやりましょうとなるわけです。
その器として、自分はより特典を得るために、例えばNISAという器を使えば非課税という特典を得られたり、
所得控除を受けたいからiDeCoという器を使ったり、
このような国の制度というのは、長期・積立・分散投資をやりやすいようにできています。
ただあれをやったから、これができるわけではありません。
つまり我々はちゃんと長期・積立・分散投資の理屈をちゃんと分かってこれをやる。
その器としてNISAとかiDeCoというのは、一つ使える手段というだけで、
あくまでも目的は長期・積立・分散投資です。
ここを皆さんにはしっかり勉強していただきたいな、と思うわけです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(次回に続く)
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