2000万円問題まだ信じてます??変動金利上昇!インフレリスク・認知症介護問題!?

こんにちは!
ファイナンシャルプランナー もりつぐ先生です!

2000万円問題、まだ信じていますか?
2000万円問題が言われたのは2017年ですから、それから10年経ちます。

10年の間に変わりました。
ということで、現代版10年後2000万円問題、今ならどうなるの?というお話を今回はしたいと思います。
皆さんの老後を考える上で、ぜひ一つの指針にしていただきたいなと思います。
よろしくお願いします。

まず、2000万円問題。
なぜ言われたのか、という話です。

老後、夫婦2人で年金が大体21万円くらいしかない。
でも平均的に使うと抑え気味に計算しても27万円くらいはかかる。
6万円くらいの赤字。
これが12ヶ月、さらに老後30年くらいあると仮定して、掛け算していくと
だいたい2000万円です。
つまり、2000万円足りないという話でした。

正確には2000万円足りない、ということが言いたいのではなく、
そのような報告書があって2000万円は足りないけど、
この問題をこうやって解決していきましょう、ということが書かれたレポートでした。

その中に長期・分散・積立投資という言葉が何回も何回も出てきます。
このコラムでも何回も何回も喋ってるのはそれが理由です。
国はこれを伝えたかったわけです。

でも、何回も何回も出ている長期・分散・積立投資という言葉よりも
たった2回しか出なかった、2000万足りない、という言葉が大炎上してしまったので、
このような報告書を受け取ってしまうと、その時の政権は当然支持率下がるので、
これは受け取りません、となったわけです。

それをお蔵入りしたみたいなことになってしまった。
そのように残念なのが2000万円問題の報告書の発端です。

ただ、あの中で書かれている一つの雛形として、2000万円くらいは足りない、というのはリアリティがありました。

ところが、まずあの時代は今ほどの物価上昇時代ではありませんでした。
今は本格的な物価上昇時代に入りましたから、どうでしょうか?
このペースで物価が上がっていって、我々が老後を迎えた時に毎月27万円で生活できるでしょうか?

問題① 物価上昇時代に入った

まずはこの話があります。

2017年であっても27万円というのは、いやそんなに使うの?と思うかもしれませんが、これは使います。
27万円はギリギリです。
なぜかと言うと、ボーナスという概念がないので、
スポットでかかるような、例えば家の修繕や旅行、そういったものも全て月割りになってしまう。

このようなことがあるので、持ち上がることもありますし、
社会保障も税金もかかるので、手取りではないということです。

夫婦2人いたら2人分の高熱費、通信費、食費、雑費など、いろいろあります。
さらには住宅費もかかる。

こうなってくると、そもそも27万円、2017年時点で限界なのに、
我々の時はもっとかかるよねという話です。

今3%ずつくらい物価上昇していっているので、20年以上先行っちゃうと
物価は今の倍くらいになってしまいます。

21万円の年金をもらっている人は、倍の42万円ももらえるでしょうか?
ということです。
まずこの物価上昇問題を考えたら、2000万円では無理だよね、というのが当たり前な考えです。

つまり、物価上昇率を入れると、2000万円というより4000万円
倍くらいで見ておいた方が良いのではないかと思います。

もちろん、ある程度は物価上昇率に年金を合わせてくれますが、丸々は合わさない。
これがマクロ経済スライドという制度です。
そして、我々FPは現場ではちゃんと計算をします。
計算しますが、ざっくり言うと物価上昇時代に入ったので、
やっぱり倍くらいは必要になるのではないか、まずこれが1つ目です。

問題② 住宅ローンの金利が上がっている

2つ目は、今住宅ローンの金利が上がっているという問題です。

住宅ローンを変動金利で借りている人は8割いるので、
この人たちが今どんどん金利が上がっていることに気づき始めています。

金利、半年に1回、はがきが届いたもので上がっていることは知っているけど、
毎月の支払いは変わっていない、ここに皆さん気づいていて、??となっています。

これはどういうことかというと、
例えば、月10万円を支払っているとします。
1万円が利息、9万円の元金を返せていました。
しかし、金利が上がるということはこの10万円は変わりません。
全体の払う額は変わっていませんが、中身が変わっていて、
元金9万円を返せていたのに8万円しか返せません、
利息が2万円です、このようになっていくのです。

この先も金利は上がると言われているので、ローンが35年で終わらないのです。
65歳でローンを終わらそうと思っていました、老後の年金生活では私はもう家の支払いはありません
そのようなことがないかもしれない、ということです。

変動金利が延びていくのです。
つまり変動金利の金利が上がるということは老後の問題だということ、これが2つ目のリスクです。

問題③ 認知症

最後3つ目、認知症問題です。
これが一番やばいのではないか、と個人的には思っています。

今、3人に2人が認知症に突入する時代です。
将来は長生きしていくので4人に3人が認知症に突入すると言われています。

認知症になると、お看取りまで平均で5年くらいかかります。
この5年間、子供のことも忘れていく、
そのお父さんお母さんを子供が家でずっと面倒を見る、これは精神的にとてもきつい。

当然親としては子供に迷惑をかけたくないと思います。
では、施設に入れば良い感じの距離感を保てるし、子供には子供のプライベートがあって、
自分をお見舞いに来てくれる、これが理想ではないでしょうか。

では、この施設料を誰が出しますか?という話です。
施設料を親が準備していなければ子供たちが出さないといけません。
昔は子供5人くらいいたので、なんとかみんなでフォローし合えました。
今は子供の数は1人、2人。
1人、2人で支えるのは相当きついです。

では、せめて金銭的なところの負担だけでもかけない方がいいかな、
これが老後の問題に乗っかってくるわけです。

では、どのくらいかかるのか。
今の老人で5年間、お看取りまで施設に入ったとします。
実費で必要になるものが5年間でだいたい1000万円です。
夫婦2人いたら2000万円です。
3%ずつ物価上昇していくので、このペースで20年以上先に倍くらいになるのであれば、
4000万円です。
年金問題超えてしまうかもしれません。

まとめると、老後2000万円問題、この10年で何が変わったのか。

本格的な物価上昇時代に入ったから、もっともっと老後生活費がかかってくるという問題。
物価上昇時代に入ったので金利が上がってくるから、変動金利の人は住宅ローンが延びてくるという問題。
長生きするので、認知症に突入し、その認知症の施設費用も物価上昇して上がっていく可能性があるという問題。
この3つが乗っかってくるわけです。

でもこの3つとも物価上昇とか長生きです。
つまり金利・時間との関連性でこうなっているわけです。

すでにお気づきの方もいるかもしれません。
金利と時間を味方につける、つまり投資と相性がとても良いわけです。
もうこれは投資で迎え撃つしかないということです。

つまり、長期的にしっかりと成長させ続けられる投資信託を、
長期・分散・積立投資で持つということを今のうちからやっていく。
そして目標設定に今の3つを入れていただいて、それを逆算して全部3つとも解決できる、
そのような投資、資産形成をぜひ考えてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日のコラムはこちらのYouTube動画でご案内してます。


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