森次 美尊

今すぐ!投資をお勧めする5つの理由

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの森次です。

今日は「今すぐ!投資をお勧めする5つの理由」のお話です。
僕は、今までいろんなところで「投資やっていきましょうよ」という話をしてきました。

今日はその集大成的なお話をしようかな、と思います。

やっぱり色々聞くけども、なんか一歩踏み出せないなっていう方は、
僕が今からお話しする”5つの理由”を聞いて頂いて、なるほどなと思ったなら、
その一歩を踏み出して頂けたら嬉しいな、と思っております。

【今すぐ投資をお勧めする5つの理由】

その①「物価上昇」

今、缶ジュース1本は130円です。
昔、1本100円の時代とかあったんですよね。

その当時、ディズニーランドの入園料は5,000円代だったかもしれないけど、
今では8,000円ぐらいになっています。
大阪で言うと、その当時の最低賃金は700円でしたが、今は964円になっています。
これが物価が上昇しているということです。


これ、去年と今年はコロナが来てちょっと大きく動いていますけど、
その前くらいを見たら、大体0.9%ずつくらい上がってきてるんです。
0.9%を20年間同じように物価上昇したとしたら、
20年後には大体25%物価が上がっていってる、ということです。

つまり、今現在20万円の生活をしていたら、同じものを買って、同じものを食べても、
20年後には25万円出さないと同じ生活ができない時代が来るっていうことなんです。

例えば、20万円を銀行に置いておいたら、どうなりますか?
20万円のままじゃないですか?
20年後ふたを開けても、20万円は恐らく20万何十円にしか増えてないんです。
でも、20万円の生活はもうできません。
25万円出さないといけないんです。

つまり、今この20万円を使えば20万円のものと交換できたのに、
20年後は20万円出しても20万円の生活はできません。
物価の上昇に金利が追い付いていない、ということは、
交換できるものが減っていってるという事なんです。
知らない間に、実はどんどんお金って価値として下がっていってるってことです。


ここに気づいて欲しいんですよ。
と、言うのも、この投資をしない人っていうのは、
「銀行に置いてたらもうプラマイゼロ(±0)じゃないか」という考え方をします。

投資をするとハイリスクハイリターンでしょう。
「そら、増えるかもしれないけど、減るかもしれない。それは嫌だ。プラマイゼロでいい。」
っていう人がいるんですが、そうじゃないんです。

銀行に置いていること自体、どんどん価値としては下がっていってるので、
これマイナスなんだよ
、ということなんです。
もう何もせずにマイナスを取るのか、何か知識をつけて投資をしようとするのか、
しっかり考えてくださいね。というのが1つ目「物価上昇」でした。

はい、次いきましょう!

その②「時間を味方につける」

これ、今が一番若いっていうことに気づいてください。
1年後にしようかな?
3年後にしようかな?
5年後にしようかな?

いや、”今”が一番若いんです!

そして、投資というのは時間を味方につけた人が圧倒的に有利なんですね。
例えば、世界株インデックス。
このインデックスファンドというもの自体が1970年代ぐらいにできたかと思うんですが、
そこからずーーーっと今まで、どこでも買えるような平均的な投資信託です。

そして、全世界に分散しており、この世界株インデックスを見たときに、
20年間持っていた人を追いかけていくと、歴史上どこを見てもマイナスにはなっていないんです。


例えば、
1980年から2000年まで持った人
1981年から2001年まで持った人
1982年から2002年まで持った人
と、こう、どこを見ても何やかやで、上がり下がりしながらも右肩上がりなもんで、
どこを切り取っても20年間持っていたらマイナスにはなっていないんです。

一方で、銀行に20年間預けていたら?
今の日本だと、この20年間で金融機関って大体80近く破綻しているんです。

OKですか?
だから、銀行に置いていても、それだけのリスクがあるじゃないですか。

そうしたら、少なくとも歴史上マイナスにはなっていない資産、これが世界株インデックスなので、
こういったものを長期で持つという風に考えたら、これはかなり安定した資産なんじゃないかな、
という風に言えると思います。

でも長期、つまり20年間という時間を使いたいわけですから、
やっぱり早く始めて時間を味方につけるということがやっぱり最大のメリットなんだよ、
ということを考えて頂いたら、これも「今すぐ投資をお勧めする理由」になるんじゃないかな
と思います。

その③「時代は変わった」

我々が投資をしない大きな理由って、価値観でなんとなく親の代から投資とかって
”良くないもん”みたいなことを言われてきた人がいっぱいいると思うんですよね。

確かに法律とかも違って、昔はめちゃくちゃハードルが高かったんですけど、
今はそのハードルがどんどん下がってるということを知ってください。

例えば、来年から投資信託の授業が高校で始まったりしますよ
かなりもうスタンダードですよね。

そして、我々の年金ってほとんど投資信託で運用してるんですよ。
という風に、もう気が付いたら「投資をする」のが当たり前になっていってるよ。ということなんです。

そして、ここすごく重要なんですけども、
資本主義においては「株主かそれ(株主)以外か」なんですよね。
この株主っていうのは、資産をさらに増やしていきます。
株主以外の人っていうのはもう絶対その株主に追いつけないんです。

この貧富の差ってどんどん広がっていきますよ、と言うのを
有名な経済学者・トマ・ピケティ「r>g」という公式を出して、
著書『21世紀の資本』が世界規模で爆発的に売れました。



トマ・ピケティ(1971年5月7日~)
フランスの経済学者。経済学博士。
2002年フランス最優秀若手経済学者賞を受賞。

なので、今もう時代は変わっていってるんですよね。
もうそんな過去の自分の価値観で勉強せずにただただ怖い、
根拠もなく怖いっていうのはもう、1番ヤバイですよってことなんですね。

気が付いたら、みんなやってて当たり前みたいなことになった時には
もう結構たくさんの時間を失っちゃうよってことなんですね。
是非しっかりと勉強して頂いて、一歩を踏み出してほしいな、という風に思うわけです。
これが3つ目のお話でした。

その④「リスクは知ることで怖くなくなる」

リスクがあるから嫌なんですって皆さん言うんですけども、
リスクというのはデンジャーではありません。

ここ、勘違いするんですよ。

デンジャーっていうのは”危険”なんですけど、リスクっていうのは”ふり幅”なんですよ。
こうなるかもしれないし、こうなるかもしれないよってことなんだから、
これは知ることでこの怖さっていうのは無くしていけるし、改善策を考えておけるし、
色々とそこに対して前向きになれるんだよっていうことなんです。

例えば、テレビ番組の罰ゲームみたいなもので、「箱の中身は何でしょう!?」ってありますよね。
目に見えない箱の中に手を入れさせて、中身を当てるゲームなんですが、
芸人などがティッシュペーパーなんかに触れただけで「わぁ!」とかなってますよね。

まぁ、あれはちょっとオーバーリアクションしているかもしれないですけど、
知らなかったらそうなりますよね?
でも、こっちから見てたら「ティッシュペーパーじゃないか」みたいな感じで、
こうテレビ番組として滑稽だなぁ、みたいな感じになるわけですけども、
実際まさにリスクってのはこれです。

知らないから怖いんです。もう勝手に想像を膨らませて、良くないもの、怖いもの、と思うんです。
けども、中身がちゃんと分かれば、「いや、ティッシュペーパーでしょ。噛まないでしょ。」とか、
ちゃんと分かるんだよ、ということなんですね。

なので、投資というのはとにかく知るってことが全てなんですよね。
知ることでリスクはコントロールできます。


そして、自分で判断できますので、イメージだけでデンジャーにしないってことを考えて頂く。
ここがやっぱり重要なんじゃないかな、と思いますので、まずは知ることですよね。

知ることでリスクを回避して頂いて、と考えたら投資をお勧めする1つの理由として、
リスクが良くないもんなんじゃないんだよ、ということを是非知ってください、ということでした。

はい、最後になります。

その⑤「世界人の権利を手に入れてください」

投資信託というのは、
「世界の経済成長に乗っかって、この経済成長の利益を自分のとこに持ってくる」
という、こういう考え方なんですよね。

投資信託で世界株を買って、世界全体に分散するということは、世界の経済が成長すれば、
そのリターンを手に入れる、ということじゃないですか。
同じこの世界に住んでいる世界人であれば、その権利って持って当たり前なんですよ
ってことなんですね。

でも、どうしても日本人ってお金儲けしたり、
そういうので「お金を増やしたりする=良くないもん」とか思うんですよね。
こう考えるのは何故か?僕は、こういうことなんじゃないかという風に思うんです。

投資じゃなくて、投機っていう考え方をする人がいるわけですよ。
投機というのは、「安い時に買って高い時に売れ」みたいなことを考えるわけです。

この場合、予想がうまいこと当たった後は儲かるけど、逆に言ったら損してる人もいるわけで、
つまり場に出ているお金の中でうまく予想が当たった人は儲けを出しているけど、
予想を外した人は損しているわけじゃないですか。

なので、当たった人も当たったからと言って「やった!当たった!」と言ってると
恨まれちゃうかもしれないので、ちょっと後ろめたい気持ちがあるのかなって。。
これってギャンブルですよね。

こんな風に捉えちゃう人がいるかもしれないですけども、投資は違います。

例えば、アップルの株を買います。
こういう株主の人がいっぱいいたからアップルにはたくさんお金が集まったんです。
だからiPhoneが生まれたんですよね。

この集まったお金を使って設備投資をして、技術投資をして、
天才スティーブジョブス氏がiPhoneを考えたわけじゃないですか。
つまり、この株という制度があって、みんな株主からお金が集まらなかったら
パーソナルコンピューターだって生まれてなかったし、
電気自動車だって生まれてなかったし、
iPhoneだって生まれてなかったんですよ。

でもこのお金が集まったことで世界中が豊かになりましたよね。
iPhoneがない世界なんて、もう考えられないじゃないですか。
世界中が豊かになりましたよね。

そして世界中が豊かになったということは、iPhoneがバカ売れしたってことなんで、
アップル自体が大きくなったんです。
つまり株主はこの大きくなった恩恵をみんな受け取ってるんですよ。

ということなんですから、誰か損してる人いますか?というと、
場にお金を出した人たちはみんなその恩恵を受けているじゃないですか?
これね、全然やましいことでも何でもないですよね、ってことなんです。


世界の経済が成長する。
その恩恵を手に入れる。
そして、その先にはより豊かな社会が作り出されている
ということなんですよ。

もちろん、例えば、
ビルゲイツのような才能がなかったり、
イーロンマスクのような才能がなかったり、
マークザッカーバーグのような才能はないって、みんな思いますよね。

自分で世界を豊かにするようなことはできないかもしれない、でもその一助になることはできるんです。

自分の投資したお金がそういうところに回って、
より良い形で使われて、
より良い天才の人たちによって、
より素晴らしい技術が生み出されて
世界中が豊かになって、その結果、その恩恵をちょっともらうという、
これが投資信託の仕組みなんです。

なので、決してやましいことはないし、素晴らしい行為なんじゃないかなという風に思いますので、
「今すぐ投資をお勧めする5つの理由」の最後に上げさせて頂きました。

さあ、いかがだったでしょうか?
始めるなら早い方が良いと思います。
そして、何から始めていいのか?
それは知ることだと思いますので、是非しっかりと勉強して頂いて、
ご検討頂いたらなという風に思っております。


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