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失敗しない生命保険の入り方シリーズ:リスクと社会保険 第2話

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森次です。

今日は【失敗しない生命保険の入り方】第2弾になります!

前回は生命保険って何かと言うと、「生命保険は助け合いなんだよ」という
土台のマインドの部分をお話させていただきました。

今日は具体的にどういう風にやれば間違いないのか。
このお話をしていきたいなと思います。

テーマ:リスクを考える

生命保険を考える時に、最も重要なのはこのリスクという考え方なんですね。

人って大きな買い物になればなるほど、不満足から始まってるんです。
例えば、
●家を買う時:
→子供が3人いて、今住んでる家じゃ子供1人1人に部屋を与えてあげられない。
 じゃあ、家を買おうか!
●車を買う時:
→自転車で行くには遠すぎる。じゃあ、車を買おうか!
●クーラーを買う時:
→扇風機じゃ暑すぎる。じゃあ、クーラーを買おうか!

こんな感じじゃないですか?

そうじゃないものは衝動買いなんです。

生命保険って、家や車ぐらい高い買い物だって言われています。
月2万円払ってるから言ったら、あんまり感覚ないですけど、
一生涯で考えたら、めちゃくちゃ払ってるんですよね。

そう考えると、生命保険もこの『不満足』から始まるべき買い物なんです。
こうなったら困るよね、とか、
こうなったら家族はどうなるの?みたいな不安。
これがリスクです。

このリスクを考えた時に、リスクに対応できるように生命保険で補いましょう。
ということです。

なので、生命保険に入る前に、
どうなったら困るのか?ということを理解する。
これが重要なわけです。


その時にポイントになってくるのが、どれだけ困るのかっていう考え方。
これは必要保障額と言います。
今の生活を維持するために、リスクが起こってしまったら、どれだけ困るのか、という考え方です。

何かあった時に、今の生活より裕福になる必要はないですよね?
今の生活を維持できたらいいわけです。
これが必要保障額という考え方なんですよね。

そう考えた時に、じゃあどのくらい困るのか、というお話をしていきます。

保険の種類

今回は生命保険のお話ですが、保険と言ってもめちゃくちゃ広いんです。
保険の中には、まず国の保険と民間の保険があります。
国の保険には、前回お伝えした「年金保険」「健康保険」などがあります。

こういったものがいろいろあるんですが、それだけじゃちょっと足りない部分が
出てくるので、そのために民間の保険があるわけです。

民間の保険の中にも、大きく言うと、
「生命保険」「損害保険」というものがあります。
「損害保険」とは大きく言うと、家や自動車など、モノにかける保険のことで、
「生命保険」とは大きく言うと、身体にかける保険を指します。

つまり今日は自分の身体に何かあった時にどのくらい困るのか、という
必要保障額を考えていこうと思います。

マトリックス:可能性と費用

じゃあ、自分の身体に何が起こるだろう?と考えるんですが、
この時に重要なのは下の図のマトリックスです。
つまり、可能性と費用を考えるんです。

ここの出てくる「可能性」とは、つまりめちゃくちゃなりやすいってことですね。
例えば、風邪はどうですか?
僕なんかは1年に1回は風邪ひきますから、めちゃくちゃなりやすいんです。
あとは虫歯とかもなりやすいですよね。
それで、どのくらいお金がかかるのか、と言うと、
風邪や虫歯になったくらいじゃ人生終わりました!にはならないですよね。
そこまで費用がかかるものでもないので、じゃあ別に敢えてこのために保険は必要ないかもしれませんね。
なぜなら、風邪をひいたところで保険がなければ人生困る!とならないから。

では、次に極端な話をすると、お亡くなりになったらどうですか?
もう生き返れない、では残された家族にどういうお金がかかりますか?

これ、自分が使うんじゃないので、すごく悪い言い方をすると、
迷惑料かもしれません。
自分がお亡くなりになったことで、家族にどれだけ迷惑がかかるのかっていうこと。
これを考えないといけないってことなんですよね。

これが「必要保障額を考える」ということになります。

では、考えてみましょう。

亡くなった場合の必要保障額

家計の中には固定費と変動費があります。

●固定費
固定費の中で、例えばお父さんがお亡くなりになった場合、
住宅ローンがなくなってくれるんです。
つまり、これは逆にプラスになりますね。
あとは、お父さんの携帯が必要なくなるので、通信費、これもプラスです。
生命保険料もかからなくなるので、これもプラスです。
実はこれ、お父さんがいなくなることでプラスになることっていろいろあるんです。

でも、給料を稼いで来れなくなるんです。
この収入源が大きいわけですよね。

さらに、奥さんがそれまでパートに出てたけど、もう自分1人で全部面倒見なくちゃいけないってなったら、
今までみたいにパートで働けないわってなるかもしれません。
そしたら、お父さんは亡くなってるので収入ゼロで、奥さんも収入が下がるかもしれません。

また別のパターンで、奥さんが専業主婦で扶養家族に入ってたけど、
お父さんがいなくなったら扶養家族から外れるので、社会保険がかかってくるかもしれないです。

●変動費
変動費の方は基本的には上がると思ってください。
もちろん、お父さんの食い扶持はなくなるかもしれませんが、
1人で育てないといけないってなったら、当然、外食とかも多くなりますし、
そうなってくると、やっぱり変動費ってのは上がる傾向にあるよっていうことです。

風邪だったら、ほとんど何も変わらないけど
お亡くなりになったら、めちゃくちゃ変わるわけです。
その時に、今の生活を維持するために必要な金額、これが必要保障額です。

この額が例えば2000万円だったとしたら、
2000万円の死亡保障に入っておけば、お父さんが万が一亡くなったとしても
今の生活を維持できますよね。

と、こういう風に考えるわけです。

もちろん、先ほどのマトリックス見ていただくど、
「働けなくなるリスク」とか「ガンになるリスク」とか言うのもあります。

他にも確実な未来版として、例えば「教育費がかかる」とか「老後」など、
保険って一見、万が一!ってイメージがあるんですが、
万が9999っていう確実な未来をもカバーしてるんですよね。

この辺りを総合的に考えてみて、
自分に何かあったらどれだけ困るの?
何もなくても、(教育費や老後で)結構困るよね。
という、この辺り、どういう風にお金を回したいのかっていうのを
リスクの観点から考えていくということになります。

まとめ

生命保険を考える時に、自分の身体に何かあったら、
どのくらいお金がかかるのか、必要保障額を出します。
この必要保障額を出すときのポイントは”広さ”より”深さ”です。

風邪はひく可能性は高いけど、そんなに困らない。
でもお亡くなりになったら、すごく困るんです。
ここをちゃんと考えないといけません。

そして、実はこれ、数字だけ見てたら見えない部分もあります。
専業主婦の奥さんの場合、働いてなくて収入がないから死亡保障いらないよね、
って、本当にそう思いますか?

奥さんがお亡くなりになった場合、
誰が家事育児するんですか?
家事育児しながら、ちゃんと働けますか?
今の収入確保できますか?

ってことなんです。

仕事は変わらないかもしれないですが、
もしかしたら時短で働かないといけないかもしれない。
少なくとも残業はできなくなるかもしれない。

じゃあ、そこに必要保障額はあるんじゃないでしょうか?

是非考えてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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