【FP対談企画第11弾】FPパパの子育てとお金トーク
子育てはたくさんの喜びを与えてくれますが、お金もかかります!子どもの将来を全力で応援してあげるためにも、しっかりとお金の準備もしたいものです。今回は子育て真っ最中のイクメンFP3名と子どもとお金をテーマに語ってみました。
※当コンテンツは各FPの個人的な感想です。あくまで参考として楽しんで読んで頂けますと幸いです。
【Youtube】FPが本音で語る!【第11弾】FPパパの子育てとお金トーク
参加者
山中 伸枝
(やまなか のぶえ)
山中 伸枝のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
末次 祐治
(すえつぐ ゆうじ)
末次 祐治のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
藤方 信輔
(ふじかた しんすけ)
岸田 智樹
(きしだ ともき)

- はいでは始めていきたいと思います。よろしくお願いします。

- よろしくお願いします。

- よろしくお願いします。

- よろしくお願いします。

- 今日はですね、男性FP3人に子育てについて語ってもらおうかなと思ってるんですけれども、まず最初に、簡単な自己紹介。お子さんが何人でおいくつでっていうのを、ちょっと言ってもらいたいと思います。
では藤方さんからお願いします。

- はい、藤方と申します。

- はい。

- 子供は1歳の娘が一人おります。

- 二人目、三人目を計画中?。

- そうですね。

- そうですね(笑)。はい。じゃあいきましょう。

- 末次と申します。子供が現在中学校2年生。14歳の女の子ですね。一人なんですけど。

- 思春期真っ只中。

- はい、もう反抗期ですかね。

- あーほんとですか。

- なるほど。

- お父さんちょっと寂しいくらい。

- すごい寂しい。

- 寂しい感じですね。はい、はい。なるほど、では。

- 岸田智樹といいます。

- はい。

- 私はですね。男の子四人いまして。上は、今年5年生10歳。

- 10歳。

- はい、それからー、二番目が小学2年生ですね。

- 8歳。

- 三番目が、今年入学して1年生。

- 今度7歳。

- ええ。一番下がですね。今年2歳。

- 今年2歳。

- ということで。

- はい。

- 今年からまた保育園5年はじまるというところで。

- なるほど。わたしは今度二十歳になる、大学2年の女の子が一人ということで、ちょっとわたしはそろそろ卒業組。

- あー。

- で、これからはじまる藤方さん。これから一番お金がかかる末次さん。真っ只中で4倍かかる岸田さんっていうメンバーで色々お話をしていきたいなーと思います。で、あのまず最初に今「イクメン」って言葉が流行ってるじゃないですか。ね。家庭で男性にももっと育児にワンオペしないようにしようとか。その中で、まぁ、子育てって結構女の人が語ることが多いんだけれども、敢えて男性に来ていただいて、特にファイナンシャルプランナーってどちらかというと、普通の会社員さんよりも時間の使い方が少し違って、より子育てにお手伝いができるというか。入っていける時間があるのかなーと思って、そこから先に聞きたいんですけど、藤方さんは、結構子育てはしているタイプですか?

- はい、しろと言われています。

- しろと言われている。そっか。妻から。

- 出来る限りは、努力してるんですけどね。

- どんな感じのことをしています、今。

- っと、ちょうど、来週から保育所に通いはじめるので、着替えさせてあげるのと、朝ごはんとか食べさせるっていう。


- ああ。

- 妻がその他の家事を朝やっていて、その邪魔をしないように、子供の世話をしているっていう。

- うんうん。

- そういうオペレーションで。

- オペレーションで。

- はい。取り決められています。

- 言われたことを粛々と。

- はい。

- やってる感じですね。

- そうですね。

- うん。末次さんはどうですか?

- わたしは、積極的にもう参加はしてましてですね。今してないというわけではなくて、まー、ちっちゃいころから、その、イベント事とか。幼稚園送り迎えしたりとか、結構顔は出していると。

- 比較的時間は自由になった感じですかね。

- はい。うん。逆に、いってあげた、今だってそうですよ、みてあげたいとか、そういうところはあると思いますね。

- 最近、最近はちょっとですか。お父さん。出番は少ないですか。

- 裏方に回っていますよ。どっちかというと。

- まぁ中学生の女の子だと気使いますからね。

- そうですね。女性。まぁどのお子さんもそうだと思いますね。

- ちょっとずつ声が小さくなってきているので、大きくね(笑)。

- あはは。

- ちょっと寂しさがね。

- ちょっと寂しさがね。醸し出されてますね。なるほどね。さて、男の子四人。そりゃあ一緒にやらないと無理ですよね。奥さん一人じゃね。

- そうですね。あのー、まあ自分で言うのもなんなんですけど。えっとイクメンの鏡かなと思っております。

- おおおお。

- 出ましたね。

- 手伝ってますね。

- でも結構仕事もね、忙しいですもんね。

- そうですね。

- 会社員っていうかんじですよね。

- そうですね、はい。

- 出社があって、

- 出社があって、

- そうですよね。

- ある程度こう、時間の融通が聞くような、、会社の風土と言うか、あの子供に関しては自由に、まぁ、あの授業参観ですとかそういったものは、全然仕事を抜けていってもいいと。ただその仕事の段取りと言うかそういうのは事前に任されているということがあるんですね。

- 裁量が結構多いんですね。

- そうですね。はい。

- そうすると四人いる家庭でね、私女の子一人なので男の子が四人いるイメージがつかないんですけれど相当大変なんだろうなと。

- そうですね、色んな意味で大変ですね。

- 朝はどんな感じですか。

- 朝はですね、まず全員がバラバラの行動で、あのー、まず準備が何もできないというところがあるのでもう戦争状態ですね。

- 戦争状態。大きな声で号令かけながら。

- そうですそうです。

- はやくやれよーとかですか。

- そうですね、「はやくご飯たべやー」みたいな。

- うんうんうん。ご飯は結構奥さんが作られるんですか。

- そうですね。

- で食べさせるのは、結構お父さんだったり。

- そうですね。はい。

- なるほどねー。やっぱり一人と四人ではそれなりに違いますよね。藤方さんは、まだまだお金ってそんなにかからないですね、小さいからね。

- そうですね、そこまでは感じないですね。

- うん、そうですよね。末次さんのところは今お金はかかり始めている感じですか。

- そうですね、まぁ学校自体は通常の公立なのでその学費においてはそこまでかかっている感じはないんですけれども。まぁでも、食べるし。女の子でも食べますからね。まぁ、でも結構長いことうちはダンスをやってますので。

- あー、ダンスね。お衣装とかも結構かかるんじゃないですか。

- いや、あの、出る時間っていうのはすごく短いんですけれども、結構遠方とかに行ったりとかするので結構そういうコストである、交通費とか。

- なるほどねー。

- 結構かかっている感じですかね。

- そうですよね。あのー、よく子供の費用とかで学校の費用を貯めましょうってことをするけども、実際学校にかかるお金よりもお稽古事とかそういったのにかかるのって多いですよね。

- そうですね。

- ダンスってお月謝で払ってるんですか。

- ダンスは、はい。週、今、月曜日と金土と行ってますけれども、一回の1レッスン、一か月だと5000円ですね。

- うん。

- で、そのまま。やっぱどうしても、この先生がいいだとか我々だとこの FP に見てもらいたいとか。値段が違うんですよね。だから相当的に習いに行ったりとか。

- そうなんですね。

- まぁ、月謝3コマっていうか、1万5,000円。月水金と。1万ぐらいなんですけどね。

- 5,000円が3コマ。

- 3コマ。3人の先生で3コマ。

- ダンスに1万5,000円。

- まぁまぁ、他のスポーツに比べると少ないかもしれないですけれども、まぁ毎月1万5,000円くらいは。中学校の、まぁ、部活はしてるので。

- ああ。

- なるほどねー。発表会みたいなのも結構あるんじゃないですか。

- はい、イベントがあって、あと、まぁバトルと言うか、戦う。まぁ、ダンスの。

- ダンスの?

- ダンスの。それはほとんど、だいたい1ヶ月に1回くらい。部活はしていなのでダンスが部活という感じですかね。

- まぁね、お衣装があったりとか。もありますよね。

- 衣装はそんな発表会、あのリラックスした服装なんですけど、やっぱ、こう決勝まで行きますとやっぱり、こうファッションですか。

- そうですよね。ヘアスタイルだったりとかね。

- お金がかかってくるかなーという感じではありますね。

- なるほどね。男の子何をされてますか。

- っと、うちはですね全員ですね。私がサッカーがすごく好きでして、全員サッカーですね。はい。

- サッカーとかだとユニフォームとか、なに、スパイクとか結構高いんじゃないですか。

- そうですね。あのー、まぁスパイクは、まだ、あのー、小学生の年代だとそんなにあの試合の時に使うくらいなんですけれど。あのー、今も、そのトレーニングシューズとかあるんですけど、それが結構するんですね。で、あの、学校の休み時間でも外でサッカーやってたりするんで、もう常にそのトレシューっていうのが履いてるんですよ。それが結構。まぁ、そのー、かっこいいモデルだとやっぱちょっと高いとか。


- なるほどねー。そりゃあほしいですよね。

- まあ私としてはできるだけ型落ちのにして欲しい。この2,500円の。「これかっこいいやんか」って子供に言うんですけど。

- 説得して

- ってするんですけど、「いやこっちがいい」と。持ったものが6,000円とか。

- 6,000円!

- そうなんですよ。それがもう子供なので、2ヵ月ぐらいでだめになるし。

- あー。

- また大きくなるし。

- そうなんです、足も大きくなるんで。そうなんです。

- 毎日履いてたらね。2か月がサイクル。

- そうですね。

- お父さんよりかかりますね。

- そうですね、はい。

- 靴は意外とお父さんよりいいの履いてたりして。

- まぁ、そうですね。はい。

- あーそうですか。ちなみに食費ってかなりかかります?

- 食費はですね、そうですね。ただまああの、まぁまぁ上の子が、あの5年生なので、そこまで現状すごくがかかってるなと言う感じはないですね。

- お米は月との位ですか?

- お米はそうですね。えっと、10kg の米を月に2回、もしくはまあ2ヶ月で3袋ぐらいですかね。そうですね、1ヶ月に20kg。

- うーん。

- 1回炊く量は何合炊くんですか。

- 炊くのはもう5合ですね。

- 5合。5合。

- 5合ですね。

- 毎朝5合。

- まぁそうですね。はい。

- それはすごいなぁ。

- 弁当作らないといけない、やっぱりはその分やっぱかかったりとかですね。ええ、今、この休みの時期っていうのはやっぱ結構かかるんですよね。

- うーん。

- はい。

- そうだと思います。だって居るもんね、おうちにね。

- そうですね。学校行ってくれると給食とかがあるんで。

- 給食がありがたい。

- ありがたいですね。

- そうですよね。なるほど。そう思うともまだまだお金がかかってない藤方さんとかって、世間一般的にやっぱり子供が小さいうちにお金を貯め時ですよ、ってFPとかよく、私達もよく言うし。ちなみにお金貯めてますか。お子さんの。

- 貯めてますね。独身から実は貯めてました。

- そうですか、さすがですね。うん。子供さんのためにって感じで?

- そうですね、そういうのも含めてですね。

- うーん、それは奥さんと話し合って将来の子供のための貯金は早めにしようということで。

- そうですね。

- うんうんうん。具体的にはどういったもので貯めたりしてるんですか。

- 保険か投資信託か。両方ですね。

- 保険か投資信託。両方立てで。なるほどね。でも最近はやっぱり投資信託もそういう教育資金で作っていきましょうって人が増えてきましたよね。

- そうですね。

- でも、あれでしょう。あの、末次さんのお子さんの時代だったらまだまだいわゆる学資保険全盛ですよね。

- そうですね、はい、まぁ、教育資金イコール保険でっていうのがもう当たり前だなという感じですね。

- ね。保険でってのがね。やっぱり保険で準備している感じですか。

- いや、私は保険では準備していなくて。ま、普通の投資信託と、あとやっぱり預貯金。すぐおろせたり、便利なんで。殖やすことより使えることでやっています。

- 私も20年前だったので、平成10年に子供が生まれてるんですけど。当時のやっぱり学資保険でもいわゆる元本割れが起こっていたんですよね。だからやっぱり見積もりで考えた時点で、あ、これはよくないなと思って結局保険ではなく積立の投信とかにしましたけれども。平成10年くらいからまぁやっぱり利回り的には魅力がなくて。まぁ保険と思えばね、違いますが。

- そうですね。

- 教育資金の積立、運用っていうことになると、ちょっとやっぱり時代がもう変わっていた時期ですね。子供さん四人だと、学校のそのプランニングってどうされてるんですか。

- そうですねあの一人目ときはもうすぐに、っと、うーん、まぁ 学資保険のほうで準備を始めて。で、二人目三人目はあの、年子になるんですね。なので、三人目が生まれた後からもう二人まとめて準備を始める。四人目は今1歳なのであの今積立ニーサとか色々なものが出てるので、でもまぁ保険のほうが少し、あの少し魅力的でなくなっているのもあって、ちょっとどうしようかなというところで、今プランをちょっと考えているところになりますね。

- そうすると、子供さんの学校の、例えば学校ってのは具体的には大学費用。ちなみにいくら目標で作られているんですか。

- そうですね。1500万目標で作っています。

- 1500万。

- それはあの、学校だけじゃなくて留学に行きたいと。

- あー。

- 言われたときには、こう「いや待て」とは言えないんで。そのまま「うん」って言えるようにということで。

- 留学は1000もかかるからね。

- そうですね。

- 1000万。1500万。はい、大きい目標先に言われちゃったんですけど末次さんはどれくらい?

- いやー、ちょっと困りましたね。

- ちょっと困りますね。

- いやー、まぁただ一般的に言うと、まぁうちの家庭でもやっぱ200。は最低死守はしようということでやってますね。ただそこは藤方さんみたいに留学っていうことは想定してなくて。大学費っていう観点で言うと200くらいかなと。

- でも末次さん、福岡だから、お嬢さんが東京の大学に行きたいとかだったら絶対あれでしょう、プラスαの生活費も仕送りがね。

- まぁ、出ていきますよね。それはそれで、別な考えで、まぁ教育資金っていうところっていうのもありますが、普通のトータル的に、こう溜め込んで行くような感じでやりたいと思いますけどね。

- じゃあやっぱりトータルもう少し広がるイメージでお金を貯めてらっしゃる感じなんですね。

- そうですね。

- そうですよね。岸田さんは4人でいくらぐらいですか。

- まあ私も末次さんと同じで、まぁ一人当たり200万円ってのを目安に。

- 授業料のイメージですかね。

- そうですね、はい、一応まぁそのぐらいは、あの念のため準備はしておこうと。で、それ以上はできればいいんですけれど、さすがに4人なので、まあ、あの今のところは200万円。あと、あのー、奨学金なんか、まぁ活用しながらできたらいいなぁというプランを置いていますね。

- まあねそうするとやっぱりあのー、例えば学校の費用っていつから貯めたらいいですかとか、どれぐらい貯めたらいいですかとかご質問とかよくありますでしょう。

- うんうん。

- そうすると1番多分答え的には「子供が産まれたらすぐ」というのが答えなんですかね。やっぱり。

- そうですね。子供が生まれて、であのどうしようかなと思った時にもう始めるべきじゃないかと思いますね。

- まずは始める。

- ええ。

- まぁそこが、少し、まぁとりあえず200万くらいを、200、300を目標にまずは始めると言う感じですかね。

- そうですね。

- そうですね、まぁ200万くらいだと多分月1万ないぐらいのペースと思うんですね。ですから、まぁ通常の、こう児童手当でしたっけ。国からもらえますので。

- ええ。

- あれを単純に当て込んでいくという。あれだと15年間で所得制限というところもありますけど、まぁあいいうのはそのまま教育資金づくりでいいかなという感じですね。

- うん。例えばね子供が大きくになってくにつれてね、小さいときって本当はあまりお金がかからない。ただ手がかかるからあのなかなか奥さんが働けないっていう矛盾がありますけども、どんどんどんどんお金かかってくるじゃないですか。子供の成長によって。例えば塾とか入りだしちゃったらすごくやっぱり、した記憶が私はあるんですけどどうですか、今。

- そうですね、塾はうちの娘はまだ行ってませんけど、あのー、まあ例えば行きたいということにもなるかもわからないのは想定してて。

- 高校受験するんですもんね。

- はい。で、三年生台とか今は2年生ですけど、まー夏休み以降考えるかも分かりませんけど、やはりそこはもう再度家計を自分自身は見直しを図るというの大事かなと思います。減らせるところは減らすし。まぁ収入を上げるということも、まぁ一般的にはなかなかすぐ上がるものではないということがあって、減らすということを先に考えるといいです。


- まぁ、やっぱり私立に入っちゃったら年間100万コースで絶対出て行って、まぁじゃあ塾代かからないかと言ったらそんなこともないし、だからやっぱり高校までいって、いつから公立でいっていつから私立も考えなきゃいけないかっていうのはお金のため。ね。必要なお金が変わりますもんね。

- 中学校入るときにもう中高一貫に入れようと最初思ってました。私立の。その方が総合的に見て、まぁ受験をしない、受験をする経験はこう、本人は得られませんけど、まぁ逆にそっちがいいんじゃないかなという考えもあったんですけど。その、まぁ、あとは本人の意志や、仲良い友達も一緒に行く、いるしってことで、まぁそれは敢えて公立。地元の学校にっていう。そういう選択肢もあるのかなと。

- そうですよね。

- 小中一貫に入って、そこに行かせて受験コスト、まぁそこは合格するかしないか分かりませんけれど、そういう躾、教育で行くということも、いいのかな。そういう家庭のルールでも。

- 教育資金って言っちゃうと、いつ始めるいくら貯めるって言われるけれども、正直進路ってすごく大きいですよね。それこそ学校選びってものすごく大きいんじゃないかな、左右するんじゃないかなと思うんですけれど。今は皆さん公立?小学校は。

- そうですね、自宅の近所の公立。

- 今一番かかってるのは保育園?

- 保育園はもう四人目なので免除になっているので。

- なんで免除なんですか?

- えっと、まぁ、一人目、二人目は、あの同時に保育園入ってると半額になるんですね。で、三人目になるとほんともう半額になるんです。で、上のお兄ちゃんがいなくても半額になるという形になるんです。

- あ、在園しなくても。ほうほう。

- はい。四人目になるともうお兄ちゃんたちが在園しなくても、もう完全に、無料。

- 無料。じゃあ五人目も無料じゃないですか。岸田さん。

- 五人目も一応無料になるんですけれど。はい。

- そうですよね(笑) それで、保育園に入りやすくなるんですか?

- 保育園にはあの、人数が多いから入りやすいと言うのではない。やはり、お父さんお母さんが働いているかどうかってところで、点数が変わってくるので。

- そうなんですね。

- そうですね、はい。

- 結構厳しいですか?岸田さんのエリアは。保育園はいるの。

- あ、そうでもないですね。はい。私のエリアでは、あのお父さんお母さんが働いているってなると、4月に入園になると、比較的待つことはない。入れます。ただ途中で例えば、その9月に入りたいとか。

- お誕生日によってもだいぶ違いますもんね。

- そうなんです。で、途中だとやはりあの保育士さんの人数の確保の関係でなかなかちょっと待機になってしまったりってのありますね、はい、ただあの、他の保育園に行くと結構入れるので、そうなるとお兄ちゃん、弟が別の保育園にってなるので、この3月までお兄ちゃんがまだ保育園児だったので、二箇所送り迎えやったりして。

- はぁーすごい。

- お兄ちゃんを送って、子供を送って、下の子を送って、で会社に行く。

- なるほどね。藤方さんのところはすぐに保育園に行くって言ってたけど、入りやすいんですか。

- 結果入れたんですけど、結構厳しいかと思ってました。

- 結構色々アプライしたんですか。あのー、なんか申し込みをしたりとか。

- 申し込み、そうですね、して、第六希望ぐらいまで出して、たまたま第一希望にギリギリ滑り込んでOKだったんですけれども、なんでかはわからないですね。

- わからないよね。でもラッキーだったということですね。

- そうですね、だいぶラッキーでしたね。

- でも今留学させたいと仰ってたけど、いつぐらいから留学させたいとか、なんかイメージあるんですか。

- 大学生かなと思っています。

- 大学生から。うん。

- あんまり小さい年だと心配ですし、娘、女の子なんでね。大学でも心配なんですけれど。はい。イメージはそれくらいの時期です。

- なるほどね。いま大学って留学のプログラムが最初から盛り込まれているのが多いので、そうすると、大学の費用、授業料の中で海外留学とかも出来るんで、一番お得なんですよね。あの個人的に外国の大学へ入っちゃうと、費用とかまるっとその国の学費になるでしょう。
私はアメリカの大学行けたけど、州立大学に行ったんですが、その州に住んでる人は安いんですよ。本当に安いんだけれども、州以外のところから来てる人はすごい高いんです。だから私は、学校もう卒業してからアメリカ行っちゃったから、ものすごく高かったんですけど、今の娘の大学は留学が組み込まれているので、そうすると非常に安く行けるんですよね。授業料がそんなに別枠でかかるわけじゃないから。

- うんうん。

- チャンスが広がるかなと思ってますね。でも女の子はあれですよ。ライフイベント的には七五三はあるわ。

- そうですね。

- うん、これから結構かかるんじゃないですか?そろそろね、3歳の七五三さんも。今年の秋?

- いつの時期なんでしょうね。女兄弟いないので本当にわからないんですけれど。

- 数えだから

- そうですね。

- そういうことになりますね。

- そうですね。

- ね、数え、そうだよね。岸田さんのところは男の子だから七五三は5歳でいいから。

- そうですね。

- 私はあまりにも可愛すぎて、2歳と3歳、5歳もやったし、七五三何回もやりました。

- そういうのもありなんですね。

- ありかどうかは全然わかんないけど(笑)

- ははは。

- 結構衣装代はかかりましたね。習い事とかさせたいですか?

- そうですね、本人が希望したらやっぱりさせたいですね。

- させたいという希望って、やっぱりあるでしょ。子供さん生まれたての頃って、あれもさせたい、これもさせたいって、すごくこう希望が膨らむじゃないですか。
私も子供が小さい時って色々させたんですけれども、正直に身になったのってあんまなかったなって思ったりもするんですが、いかがですか?ご自身も振り返ってみて。子供にいくらかけるかとか。

- まぁ、そうですね。まぁいろんな親の考えが多分あると思っていて、まぁ、いろんな、文化系、ピアノとか、そういう習字とか、そっち系も習わせて、スポーツも習わせて、っていう親御さんもいらっしゃれば、まぁ先程もね、ちらっと、サッカーだけとか。

- そうですね。

- それ、家庭のスタイルのところによりますよね。ただお金の面でいうと、たくさん習わせた方がコストがかかるというのがありますね。

- 子供さんは自分の意思でこれやりたいって言える時期があるでしょ?サッカーっていうのは、お兄ちゃん、一番上のお兄ちゃんがやってるから2番目3度目まで習ってるんですか?

- それはもうそうですね。

- あとはまぁもう父さんもやってるし。

- そうですね、はい。まず、あのー、長男が、あの、学校の仲のいい友達がサッカーのスクールに行ってて、まぁ、それで一度体験に行って、で体験を受けてみたら楽しいっていうので、それで行き始めたというのがありますね。で、そこから、そこは、そこから始まったんですが、その後チームに入って、で、そのチームの活動以外にサッカーの塾みたいなスクールがあるんですよ。

- へぇー。

- そこに行くようになって、その頃からまぁ、こう弟達が一緒にスクール見に行ったりするんで、自分たちもやりたいと言ってきてって感じですね。

- サッカーって、その塾代ってうか、いうのはあるんですか。お月謝みたいな。

- ありますあります。チームによっても全然違いますし。

- じゃあ岸田さんはシューズが高いとおっしゃったけれど、そのお月謝はどれぐらいかかるんですか。

- そうですね。だいたい今お兄ちゃんと2番目、それから3番目、3人やってるんですけど3人で、そうですね、まぁだいたい3万円ぐらいですかね。

- 3万円。

- 結構高いんですね。

- 結構高いですねー。

- そうですね、そのチームだけだとそんなにかからないんですが。

- これ、年じゃなくて月でしょ?

- そうですね、月ですね。あの、結局チームの中でうまくなろうと思うと、自主練するのと、あとそのテクニックとかを教えてくれるサッカーの塾みたいのがあるんですけれども。

- あー。

- そうなんだねー。

- それにも週に1回通いつつさらにスポットスポットで、まぁ2時間3,500円のスクールに行くとか、まああるので。

- ふーん。

- すごいね、3万円+シューズでしょ。それから遠征費かもあるわけでしょ?

- 遠征費はまぁ、まあそれはチームによって色々違うので、はい。

- あー。なるほどね。

- 一概に全てのチームが遠征費が必要というわけではないですね。

- うん。

- はい、あのー、私の長男が行ってるところなんかだと、遠征とかもすべて親が連れて行かなきゃらないんですよ。

- まぁ、事故とかね、色々可能性もね。

- ええ、ええ。そうなんです。

- なるほどね。

- なので今時間を取られてしまうというところがあるので、なかなかこう思うように出せないようになってるっていうところはありますね。

- そうですよね。それとまた、お兄ちゃんたちがちょっと大きくなってくると、中学校とかになって、またご自身の視野が広がるじゃないですか。子ども自身が。あれやりたい、これやりたいとか、増えてくるかもしれないしね。お嬢ちゃんがダンスは、お嬢ちゃんがやりたいって仰ったんですか。

- そうですね。

- 小学校から?

- あの、幼稚園の時のお遊戯会とかするじゃないですか、あれがみんなこんな踊りなのに、一人だけこんなになって踊ってるんですよ。

- あはは。

- でまぁ、確かに自分もちっちゃい時、やっぱりそういうところがあったんですよ。

- なるほど、これは俺の血だと。

- 俺の血かなと。あと表現をこう体で表していくと。ラテン系だなと。

- ラテン系(笑)

- で、ちゃんとダンスを、お遊戯とかで学べるんじゃなくて、があるって聞いたときに、体験学習行かせていったら、やっぱりなんか本当に、こうヒップホップとか、ロックとか。いろんなジャンルがあって。

- あーなるほど。

- どれがしたいですかと。よくわかんなかったんで、メジャーはと聞いたらヒップホップだと。

- あー。

- そしたらもう本当に基礎から、こうみっちり教えてくれる先生がちゃんといらっしゃって。で、それでまあご飯を食べてるという先生なので。で、その先生が、に、習ったのがきっかけでずっと習ってますね。好きって言って。

- まぁ、意思もはっきりしてますよね。中学校ぐらいになるとね。あとはご本人が将来に何になりたいとかあるんですか。

- 今は逆に、どうなんすか。ただずっと続けていきたいとは言っていますし、もう、先生、インストラクターっていう教えたいというなんかそう言った希望も、少しまぁ持ち始めたみたいで。それは本人がやりたいってやってくれるのが一番だなと思いますけどね。

- 岸田さんのところは、なんか将来とかってそろそろ出てくる感じですか?

- そうですね。でもまだまだ、あの男の子なので、あのサッカー選手になるとかっていうようなことを言っているぐらいですかね。はい。

- なるほどね。あの私のお客様もね、ご相談って、やっぱり何回も言ってるけれど、いつからいくら貯めたらいいですかって言われるけれども、答えは正直「すぐ始めましょう」が一つの答えだけれども、いくら必要だっていうのも、本当にその子の成長に伴って、考え方も変わるし、環境によっても違いますよね。わりと皆さん公立の学校が多いですか?

- ええ、そうですね、まぁ公立も多いですし、やっぱ幼稚園、自分の経験で言うとですね、幼稚園が私立の幼稚園に行っていて、小学校になったら学費が減るからいいですよねっと、そういう周りのご意見がある。逆です。逆に上がっていきます。稽古事も習うし食べるし。もっともっと右肩上がりから上がっていくんですね。なのでやっぱりそう言って聞かれると、最初に早めの時期、早い方がいい。浮く時期が基本的にないので。

- そうですよね。本当にちっちゃいときはまだ本当お金貯め時。どんどんどんどん出てくお金があがるし、学校の費用自体も、交通費、あのー、子供の行動範囲が広がると交通費がすごいかかるんですよね。

- スマホも持ってるわけでしょ。

- スマホでしょ。

- そうですね。

- スマホもね。安全のためとかっていう親御さんもいらっしゃる。それは家庭の方針で。

- まぁそうですね。

- まぁでもそろそろ持たせる感じでしょ?

- あのー、今まで練習もちょっと遠いので車で連れて行ってたのを、そろそろちょっと自転車で行くかということで言ってるので。

- ね。

- そうするとやはり、もう、我々小さい頃は全然そういうものはなかったですけれどもね、今やっぱり持たせないとちょっと心配になるので、あの、今格安スマホを検討しているという段階ですね。

- いやー、そうだと思いますよ。だって中学とか遠征とか一人でみんな行くしね。

- そうですね。

- 電車代かかるしね。結構だから、増えますよね。

- いや、もう支出はもう減るっていうイメージをお持ちの方もいらっしゃいますけど、逆に増えていくっていうね。

- 公立だから、私立だからってひょっとしてそれほど違いはないかもしれませんよね。活動費があればね。

- そうですね。

- うーん。ほんとお嬢さんどうしたいとかって夢がいっぱいあるでしょうけれど。

- 本人の希望することすべてさせてあげたいというのが理想ですよね。

- おー。理想ですよね。ご自身はどうだったの、習い事とか結構やってた?

- あんまりしてなかったですね。水泳と、野球くらいですね。野球の練習厳しかったんですぐちょっと逃げて。

- 逃げて。

- 中学校から逃げて、中学校は普通の部活。高校も部活。

- はい。

- ほとんどしなかったですね。そういうの。

- 塾とか結構行ってました?

- 塾は中学校の頃は行ってました。

- あー。

- 月謝は月1万…当時安かったんだと思います。1万2、3,000円で通えたので。

- でもやっぱり習いたいんだよね。だからやっぱり塾代もあの、入試になってくると、合宿みたいな、夏期講習みたいなのが、100万円単位で、100万円近く出たりするので、すごく厳しい。だから、まぁ、そろそろお時間なんでね、まとめていきたいなーと思って。どうまとめようか考えているところなんですが。あの「教育費を作りましょう」という私たちの提言がありますでしょう。早めに準備した方がいいですよって。200万、最低でも300万ぐらいは貯めましょうね。なんて言ってますけれども、正直それ以上かかるっていうことを心づもりはした方がいいねって感じですかね。


- まぁそうですね。場合によってはそういったことも含めて、で、そうなったときに、まぁ、他の解決策かなにかあるのかっていうのは我々に相談してくれればいいのかなと思いますね。はい。

- そうですよね。そもそも親の収入が維持できてないと厳しいので、やっぱり、ここだと皆さんね奥さんが働いている人ばっかり今日来ていますでしょ。共働きの方ばかりですけど、そういったのも必要ですよね。お金の入ってくる入り口って。

- そうですね。多分あったほうが良いと思います。

- あのー、藤方さんは、最後になるんですけれども、同い年ぐらいの年代の方ってこれから子供さんをって方も多いと思うんですけど。

- そうですね。

- 同年代にアドバイスするとしたら?

- うん。1日でも早く月々500円でいいから貯め始めるというのが多分ポイントとかだと思いますね。

- うん。貯めグセって感じ?

- そうですね。そうすると何が良いかってほら、楽に貯めることが出来るんですよね。一日でもスタート早い方が、それは間違いなく絶対ということなので。

- 正直30代前半とかだと貯金ってそこまで、長期の子供を育ててる20年くらいのプランってやったことないんじゃないかなって思うんだけど、どうです?

- 実際はそうですね。30代越えては少ないですね。

- あー。やってる方は少ない。

- 少ないと思います。イメージもわかないですし。

- でもやっぱりやるべき。

- されたほうがやっぱり良いですね。

- なるほど。末次さんは。これからっていう方からアドバイスを。

- そうですね。貯め方とか色々手段はあると思うんですけれども、子供様の、まず子供名義の口座を一緒に作ってあげる。もちろん口座があるからいいというわけではなくて。

- 意識を少しずつね。

- 意識をね。っていうことがまず大事かなと。印鑑作ってあげて。なんとか銀行なんとかゆうちょでもいいんですけど、まぁそれは証券会社でも良いと思います。

- お年玉もそこに入れて。

- 本人名義の口座を作ってあげる。そしてそれを持ち込むと親が管理しますので。形を残すのがいいなと感じますね。

- 私も出産お祝い金とかいただくじゃないですか。あれを全部自分の子供の口座に入れて、で、中学校くらいから、お年玉の年俸制にしたんですよ。お小遣いを。えっとお年玉をもらうと、それを一年間の予算でやりくりさせてお小遣いなしにしたんですね。お洋服は買ったりしますけど。そうすると、年間のお金を管理する力もついてくるので、中学校くらいからやらせると、わりとやりくりが上手になるような気もしますね。

- それうまくいってましたか、それスタートして。

- うん。あの、なんでやったかというと毎月お小遣いを渡すって言うが、私がいつ渡したっけ、どうだっけってすぐ忘れちゃって。管理を私ができなかったんですよ。なので、中学ぐらいになって、あの私が面倒くさいから、じゃあ年俸制にしてやりくりしなさいって言って。てもやっぱり月いくらって決めて、例えばお年玉5万円もらったら年間予算が3万円で予備費1万円で1万円は貯金するとか。中学校ぐらいからやれるようになったから。

- 素晴らしいですね。

- 年俸制はおすすめかも。

- 年俸制は聞かないですね。月、週とか月はよく聞きますけど。お小遣いは月でっていうっていうのは聞くと思うんですけど、年間はちょっと初めてですね。

- きっかけは私がだらしないという。

- 月に2回渡してしまっているという感じですね。

- そう、たぶんね。渡してたかもしれないのよ。これ良くないなと思って年俸制。そうすると私もお金関係なくなるし、そんなに使わない。子どももちゃんとやりくりできますよ。年俸制ちょっとおすすめかも。ただ親がお金貯めるのも大事だけど、子供にも認識持たせるのも大事だなと思って。
さぁ、岸田さん4人の子供のお父さんとしてアドバイスどうぞ。

- アドバイスですか。

- はい。

- そうですね。あのー、あまり堅く考えても結局計画立ててもですね、あのーその通りになるっていうのこと、まず本来100%ありえないので、あのー。

- たしかにね。

- ただ何も考えないっていうのはやはり、こう、目的地がないと、いけてないので、あのー、ある程度は考えて頂く必要があるかと思うんですね。ただ、あまりキチッキチッと考えてしまうと嫌になってしまうところが出てくると思うんです。特に四人とかになってくると、もうわけがわからないって言う風になってしまうので、そこは少し柔軟に対応していければいいのかなと。
常にチェックしていく体制をつくっていくってことは大事だなーというふうに思いますね。

- 日々を楽しむのも大事だけれども、長期の視点を持ってっていうことですよね。

- できちんと、あの、その都度その都度見直していくというようなところですね。一応目標は持って、それに対してどれくらい貯めることができてとかとかっていうのを見ながら。

- 定期的にチェックして。

- そうですね。はい。不足があれば、そこをまた奥さんと二人で話し合ってっていうところですね。どうやって解決しようかとか。でまぁ子供がまたどういった進路に行きたいっていうのはわからないので。それに応じて柔軟に変えていけばいいのかなと思います。

- さすが4人のお父さんは説得力がありますね。まぁ計画通りいかいことも前提としてやっぱり夫婦で解決しながら子供に一番いい方法を見つけてあげるって、感じですね。

- そうですね。

- というところで、教育資金づくりも、ファイナンシャルプランナーにおまかせください、っていうことで終わりにしたいと思います。以上で終了です。どうもありがとうございました。
対談動画
今回の対談に参加された皆さん
山中 伸枝
(やまなか のぶえ)
山中 伸枝のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
末次 祐治
(すえつぐ ゆうじ)
末次 祐治のiDeCo(イデコ)ポートフォリオ
藤方 信輔
(ふじかた しんすけ)
岸田 智樹
(きしだ ともき)
