【社会人のお金の常識 知らないと損するのはどうして?】

こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家
国際派FPの山中伸枝です

モノを知らないと損するよ~

こんなこと、よく耳にしますよね

あと、知っている人だけが得をするとか^^;

確かにな~って思いますよね

実際、えー早く言ってよ的な悔しい出来事、結構あったりします

でもどうして知らないと損するんでしょう?

どうしてだと思いますか?

それは、私たちの社会には法律というルールで成り立っているから

ルールを知らなければ、プレイヤーとしては失格ですよね

法律というとものすごく難しく感じますが、例えば身近なところで国の年金制度

これも法律で定められた制度ですが、そのルール、実はあまりよく知られていません

例えば、公的年金は、年をとったらもらえますが、他にも重い障害を背負ってしまったときにも年金がもらえます

困ったときの国の支えというと、社会福祉と混同する人も多いのですが、社会福祉と社会保険は根本的に違います

最も違うところは、保険料を支払うという義務を果たした人じゃないと、困ったときに年金を受け取る受給権という権利を持たないというところです

その権利も、ほんのちょっと支払っただけじゃだめ

さきほどの障害年金であれば本来支払うべきである年金保険料の支払い期間のうち3分の2以上きちんと納付しておかなければならないというルールです

例えば26歳の方が交通事故で体が動かなくなってしまったとしましょう

その方がそもそも年金制度に加入しなければならない期間は20歳からの6年間、保険料は最低4年分の支払いがなければ障害年金の受給資格がありません

例えば彼が保険料を納めていたのが22歳からの2年間のみで、その後転職をきっかけに年金保険料を未納していたとしたら・・・

彼は障害年金を受給できないことになります

その額、障害等級1級であれば、年間約100万円です

もしかしたら、彼は「日本の年金制度はあてにならない、保険料を払うだけむだ!」と思っていて、保険料支払い義務をあえて怠っていたのかも知れません

でも、もしかれが、障害を負うリスクは誰もが抱えるリスクであることを理解していたら、そしてそんなときには国が「障害年金」をいう制度を通じ支えてくれるのだと、公的年金制度のルールを正しく理解していたら、行動は違っていたかも知れませんね

年金の仕組みひとつをとっても、私たちはだれからも教えられることなく大人になっているわけです

残念なことですよね

3月28日(金)午後7時~
国の年金制度についての勉強会を開催します

社会人としてのお金の常識、ちょっと不安だな~なんて思う方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加下さい

価値ある情報をお伝えします

fpsdn.net/20140328seminar.html