確定拠出年金の解約について

確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております

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【質問】

確定拠出年金の解約について
来年から今勤めている会社が、今まで退職時に支払っていた退職金(積立金)を 「確定拠出年金」で運用するようになります。

その制度に変更になった後に、退職しても退職金は出ないと聞きました。 会社にいる間は、「確定拠出年金」の運用資金を毎月会社が出してくれる(たぶん積立金の分)みたいですが、 退職後は、自分だけ運用していくか、再就職した会社が「確定拠出年金」を扱っていれば、その会社での続けられると聞きました。
「確定拠出年金」って、解約できないのでしょうか? インターネットで調べていると、制度を利用して3年以内であれば、解約できる、一時金として受け取りが可能といったことを見かけたのですが、 実際はどうなのでしょうか?

【回答】

こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します

確定拠出年金は、老後資金専用の積立口座なので、原則60歳までお金を引き出すことができません

例外的に以下3つのタイミングで脱退一時金を受け取ることができます

1、現在の会社を退職した時点で、資産残高が1万5千以下

2、退職後、加入者として継続できない状況になり(例えば専業主婦や公務員、確定拠出年金以外の企業年金制度がある会社に就職)し、資産残高が50万円以下 または 拠出(積立)期間が3年以下

3、加入者になれる状態であっても、新たな掛け金の拠出をせず2年経過しかつ資産残高が25万円以下または拠出期間が3年以下
ざっくりとですが、こんな感じで結構厳しい条件です^^;

退職金制度がいきなり変更というと、戸惑われるかと思いますが、確定拠出年金は他の金融商品と比較ができないほど有利な金融商品です(老後資金作りという意味で)

ぜひ、しっかり活用していただきたいと思います!

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