確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
確定拠出年金で資産運用していますが、売買のタイミングが遅くてチャンスを逃していると感じます。 確定拠出年金で比較的短期売買を繰り返し、最近の一年で資産が1.5倍以上になました。 去年の10月頃の下げ局面で
も資産は増えました。ある程度投資の勘はあるのではないかと思っています。
しかしとにかく決済に時間が掛かりすぎるので、定年退職を期に、一般の投信や株に移行しようかと思っています。 確定拠出年金では、売買の手数料が安いメリット?があります。しかし手数料が安くても、一度チャンスを逃せばすぐに吹き飛んでしまうのでは?とも思います。 確定拠出年金を定年退職後も続けるメリットはそれ以上にあるでしょうか? (実は確定拠出年金のメリットも良く分かっていません) 一般の証券会社に資金を移して運用すべきでしょうか?
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
今回はもうすぐ60歳を迎え受給要件を満たすということなのですね
確定拠出年金のもっともわかりやすいメリットは拠出時の税制メリットです
掛金全額が所得控除となりますので、これまでの加入期間十分恩恵は受けてきているはずです
反対に今後拠出ができないわけですから、これからは得られないメリットです
運用時のメリットは利益に対して非課税であるという点です
この点ではNISAと同じですね、ただ運用期間に制限がない、投資商品以外にも適用されるという点で確定拠出年金の方が部があります
ご質問の確定拠出年金は売買のタイミングが遅いという点は投資信託全般に言えることですので、前述したように拠出ができない現在の状況をかんがえると資金を引き出して値段に敏感に対応した売買が可能な株式やETFといったものを検討されるのも良いかと思います
引き出しをする場合、一時金であれば退職所得としてあつかわれ税金の優遇が受けられます
ほかに退職金があれば合算されますので、必要であれば税理士などに相談して有利な方法で受け取りをされると良いと思います
質問者
2015/04/0504:33:52
ご回答、ありがとうございます。
確定拠出年金のメリットなどが良くわかりました。 一般の証券会社に資金を移してもいいのではないか、 とのご回答と受け止めました。
投資信託全般は証券会社にしても売買のタイミングが遅いということですね。ただ、一旦定期を経由するしかない確定拠出年金よりは多少早いのではないかと思えます。少なくとも購入するときは、口座に現金があれば当日の3時までに注文すれば買えるようですので、これだけでもかなり違うと思えます。
実は既に証券会社に口座は作っていますので、少額でまずは試してみようと思います。
2015/04/0508:51:57
ご返信ありがとうございます
60歳以降の確定拠出年金は、拠出時の税制メリットがない分、ご用途に応じて選択肢があるので、確定拠出年金だけにしばられずライフスタイルに合わせて活用されたら良いかと思います
質問した人からのコメント
2015/4/5 15:25:49
ありがとうございました。 大変参考になりました。