確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
現在の会社の退職金制度は確定拠出年金となっており、毎月掛け金17500円を運用に回しております。
これを運用益±0として40年勤務したことを仮定すると840万円になります。
大卒の退職金の平均は2000万前後という記事をみたのですが、それに比べるととても少なく感じます。
どうしてこのような差が出るのでしょうか。1200万の運用益がないととても追いつけないと思います。
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
お勤め先は退職一時金制度が確定拠出年金にすべて切り替わったのでしょうか?
もしそうであれば、確定拠出年金の掛け金はもともとの退職金制度における退職金の積立額をベースに算定されています
この時想定利回りというのを用いるのですが、この利回りを高く設定すると掛け金は少なくなり、結果として加入者が確定拠出年金で目標としなければならない運用利回りが高くなります
想定利回りを2%で設定している会社であれば、加入者は2%以上の運用利回りをださなければ、そもそも受け取るはずであった退職金には足りないという状況になります
これは会社によって異なるところなので、確認されると良いと思います
また掛け金が今後増えることはありませんか?
退職金は一定率で増えるわけではなく、ある程度の勤続年数があって退職金額がぐんと増える設定になっている会社も多いです
この点もご確認ください
いずれにしても、会社の制度を変えることはできないので、確定拠出年金の会社掛け金だけで不足すると思えば、可能であればマッチング拠出をするとか、他の積立手段を構築しないといけないですね
まずは情報収集をされ、今後のプランをきちんとお建てになるのが先決かと思います
質問した人からのコメント
2015/5/9 15:27:31
みなさまありがとうございました。
今一度自分の会社の要項を確認してみます。