20代会社員 老後の準備は早すぎる?

20代から老後の準備?

それはさすがに早すぎるでしょう

 

そう、思う方も多いですよね

でも資産形成という観点でいうと、「時間がある」ことは一番の武器なんです

 

月々2万円を4%の運用利回りで20年、確定拠出年金で積立をすると20年後の元利合計は730万円になります

 

同じ条件で25年積立をすると1,021万円になります

 

30年なら1,375万円です

 

同じ1,375万円を10年で作ろうとすると、積立額を月々94,000円に上げる必要があります

もしその時積立に回せるお金が2万円しかなければ、運用利回り30%以上を目指さなければなりません

 

人はいずれ歳をとります

20代のあなたもいつか60代、70代、80代になる日が必ずやってきます

その時今のあなたのように「働くこと」ができるでしょうか?

きっと、体力は衰えていますよね

お仕事のチャンスは今より少ないかもしれませんね

新しいことにチャレンジをする気力も残念ながら減少しているかもしれません

 

20代のあなたより、稼ぎ力においては弱いあなたになっていると思いませんか?

 

稼ぎ力が弱くなっているうえに、国の年金制度においても今より年金受給額が減る可能性も高くなるあなたの老後

 

であれば、少しずつ将来への仕送りを始めるのに早すぎるということはないのではないでしょうか?

 

将来の自分は、今の自分の扶養家族だと思って、自分への仕送りを始めましょう

もちろん、使うツールは「確定拠出年金」ですね(笑)

 

いくら積立てるといくらになる?簡単に計算ができるサイトはこちら(投信アシスト)

 

確定拠出年金バナー

関連記事

心とお財布を幸せにする!マネーセンス磨き【国は年収の20%を貯金しろって言ってるよ!!】
こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家 国際派FPの山中伸枝です 10月25日付けの日経新聞の一面には、 確定拠出年金の掛金上限を上げて、 もっとみんなに「自助努力」してもらおう! という主旨の記事が載りました 確定拠出年金とは先日もお伝えしたように、 節税しながら貯蓄ができるとっても優れた国の制度 つかわにゃ、ソンソンってものです でも、税金が得……
いっぱい抱っこしよう!
こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家 国際派FPの山中伸枝です4月になってまさかのこの寒さ せっかくの入学式も雨だった~なんて方も いらっしゃったのではないでしょうか?それはそれでよい思い出になるのでしょうけれど、 お子さんたちにとっては体調管理含め、 やっぱり心配事も多いですよね私の周りでも、4月からお子さんの保育園が 始まり送り迎えしてます!っていう……
確定拠出年金の誕生
みなさんは企業年金をご存じですか?〇〇厚生年金基金といわれる制度で、企業が自社の社員のために準備する独自の制度です。この制度がある企業の会社員は、通常の公的年金に上乗せで老後の生活資金を会社から受け取ることができるので、より恵まれた生活ができるわけです。 しかしこの企業年金も大きな問題を抱えているのです。そうです、莫大な積立不足の問題です。つまり当初予定して……
確定拠出年金 2万社に【日経新聞2015.5.6】
厚生労働省の調べによると確定拠出年金を導入する企業が3月時点で19,832社と2万社にそろそろ達するところまできたとの報道です記事のリンク三菱東京UFJ銀行は確定給付年金の上乗せとして月1万円を上限に個人が自由に掛け金を拠出できる制度(※選択制と思われる)を導入、従業員3万人中半数が加入(※選択制とは、従業員が自分の給与から財形貯蓄のように掛け金を拠出するタ……