現金給付の申請はいつどこで？　詐欺行為・不審なメールや電話が発生しています！

コロナに関わる、国民１人に10万円の特別定額給付金（以下「現金給付」と表現します）、に関する報道が発表されて、いつ申請が始まって、どこで申請の手続きができるのか？もうすでに始まってるの？と疑問に思われている方も多いと思います。

この報道に便乗した悪質な詐欺行為や不審なメールや電話も発生しています。

2020年4月26日 時点、10万円の現金給付は始まっているのか、申請はどうなるのか、不審なメールや電話に対応してしまった場合の相談先を記載しました。

※追記※2020年4月27日に国会で2020年度の補正予算が審議入りしました。4月30日に成立を目指すとしています。

現金給付はどうなってるの？Q＆A

このQ＆Aは、総務省の特別定額給付金（仮称）の概要ページ　www.soumu.go.jp/menu_seisaku/gyoumukanri_sonota/covid-19/kyufukin.html　を元に記載しています。

Q：現金給付の申請は、どこでするの？

住民票に届け出のある市区町村です。

Q：現金給付の申請手続きは、始まってるの？

まだ始まっていません。（2020年4月26日現在）

政府の補正予算案が成立した後に、市区町村が関連予算を議決後、市区町村が、『特別定額給付金申請書』を郵送します。
※追記※2020年4月27日に国会で2020年度の補正予算が審議入りしました。4月30日に成立を目指すとしています。

現金給付の申請が始まっているのかどうかは、お住まいの市区町村のホームページを確認する、市区町村に電話で確認するようにしましょう。

Q：現金給付の申請方法は、どうなってるの？

申請方法は２種類（書類郵送とオンライン）です。

• 市区町村から郵送される『特別定額給付金申請書』に必要事項（世帯主の名前・押印、受取口座）を記載して書類を返送して申請する方法
• マイナンバーカードとカードリーダーを使って、『マイナポータル』というサイトからオンラインで申請する方法

現金給付を装った詐欺が発生しています！

上記のとおり、2020年４月26日時点では、まだ何も実際は始まっていません。

報道ではさも、始まっているように感じておられる方も多いと思われます。

そこに付け込んだ詐欺電話やメール、個人情報の搾取を目的とした不審な照会行為が発生しています。

※追記※2020年4月27日に国会で2020年度の補正予算が審議入りしました。4月30日に成立を目指すとしています。

落ち着いてください。まだ、現金給付は、始まっていません。

「給付金配布についての所在確認」「給付の申請を代行する」といったメールやメッセージが届いてもURLをクリックしたり、郵便物の返送などはしないでください。

銀行・コンビニATMの操作を誘導するのは、すべて詐欺です

市区町村、警察、厚生労働省など公的な機関を名乗って、銀行・コンビニなどのATMの操作を誘導することは一切ありません。ATM操作を誘導されたら「詐欺」です。

現金給付を受け取るために、手数料などの振込を求めるものは、すべて詐欺です

現金給付を支給するために、市区町村や厚生労働省は、手数料などの振込を求めることはありません。現金給付にまつわる手数料の振込を要求されたら、「詐欺」です。

銀行・コンビニATMを操作して、現金が振り込まれることはありません

自分がATMを操作して、市町村や厚生労働省、他人からお金を振り込んでもらうことはできません。

世帯構成や銀行の口座番号などの個人情報の照会を受けるのは、詐欺と疑う

市区町村や厚生労働省などの公的な機関が、世帯構成や銀行の口座番号などを電話やメールなどで問い合わせることは絶対にありません。

不審だなと疑う郵便物が届いたら、市町村や警察に確認する

国民全員が受け取れるということを悪用して、個人情報を抜き取ろうという不審な電話や郵便物やメールも発生しています。少しでも不安がよぎったら、お住まいの市区町村や警察に電話で確認をとりましょう。

不審な電話やメールがあって不安に感じたり、個人情報や口座情報などを伝えてしまったという時は、すぐに消費生活センター（独立行政法人 国民生活センター）に相談してください。

不安に思ったら、すぐ電話！

消費者ホットライン　188（局番なしの３桁番号）

警察相談専用電話　♯9110

トラブルに合わないためにも、正しい情報をお住まいの市区町村などに確かめること、「助成金がある」などといったメールや電話は、無視しましょう。