制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
最近、金融機関を騙るフィッシング詐欺メールが、めっきり少なくなりました。
一時期は1時間ごとに、同じメールが送られてくるようなこともありましたが、今はパッタリと。
本物そっくりのサイトに誘導され、クレジットカード情報や銀行口座情報・パスワード等の情報を入力してしまい、カードの不正利用や口座ないのお金を勝手に送金されてしまうフィッシング詐欺。
近年被害が大きくなってきて、対策が強化された為でしょうか。
(出典:国民生活センター 急増するフィッシング被害https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202009_01.pdf)
迷惑メールは、迷惑メールホルダーへ直行するようにしていますが、時々面白いメールがあります。
送信元の名称が本文での名称と異なっていたり、送信元がrukuten とか amazoo(動物園?)、最近は、amazou (ぞう?)なんていうのもありました。(ウケを狙ってわざとやっている?)
他にも、問題となっていることに、特殊詐欺があります。
主犯格は決して表には出て来ません。直接、被害者からお金を受ける「受け子」は、簡単に儲かるアルバイトとして募集をします。(いわゆる闇バイト)
通常の詐欺と違うのは、ただのアルバイトと信じて応募したのに、知らずに犯罪に荷担させられてしまい、犯罪だと気づいても脅されて抜けられなくなってしまうところです。
応募してきた人は、普通のアルバイトに応募すると思っているのでいるので、当然のごとく住所・氏名・連絡先と身分証明書を相手に送ります。そのうえ「緊急連絡先」は、大抵、実家ですね。これがどんな危険なことか・・・。
そう、個人情報を握られていると、詐欺をしていると気づいても、「家に押しかける」「家族に危害を加える」などと脅されて、抜けられなくなってしまいます。
犯罪組織の手下として使われ、たった一度でも犯罪者に。逮捕されて、詐欺罪 懲役10年以下・強盗 懲役5年以上(最大20年)に加え、被害者への損害賠償もあります。
知らなかったでは済まされない。知らないうちに荷担責務を負うことになります。
自分の未来は、自分で守る。
騙されないために、通常とは桁外れな金額、仕事の内容と報酬が合わないものには、注意しましょう。
簡単に儲かるうまい話などありません。こんな言葉には注意しましょう。
「副業」「高額即金」「日給5万」「ハンドキャリー」「書類を受け取るだけ」「行動確認・現地調査」等
もしかしたら詐欺かもと思ったら、
警察相談ダイヤル#9110
ヤング・テレホン・コーナー03ー3580ー4970
警察へ相談しましょう。
出典:警視庁生活安全総務課 リーフレット 闇バイトは犯罪
www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/drug/yami_arbeit/ban_yamiarbeit.files/yami_arbeit.pdf