4人の子持ちFP、FP相談ねっと林です。
少し前、小学校で教育実習生(教生の先生)の研修がありました。
子どもが1人の人間として生きられるよう、家庭、保育園や幼稚園、小学校、中学校と、人としての『土台』を育てていきます。
その後、高校、そして大学や専門学校等の高等教育を受ける場合もありますが、それで全てのことが学べるのではありません。
社会に出たら、学校生活では知らなかったことが沢山あります。
上司をお手本として、仕事だけで無く社会人としてのマナーを覚えていきます。
上司もいろいろなことを部下に伝授し、育てていきます。
子ども達は、家庭、学校、地域、会社、社会と沢山の人に支えられて、1人の人間として育っていきます。
ところが・・・
ニュースでも報道されましたが、小学校の教員が同僚からいじめを受け、休職しているという。
いじめをしていた側はの4人で40代、30代で、他にも20代の同僚3人に対していじめをしていたという。
羽交い締めにして激辛カレーを食べさせたり(一部では目に入れたとも)、お尻が腫れるまで叩いたり。
いじめられた教員の車の屋根の上に乗ったり、ポンコツの意味で「ポンちゃん」と呼んでいる等々言葉の暴力。
やっていいことですか?
「小学校」の先生がいじめですよ。
上司として部下を育てるのも放棄していじめですよ。
人の「お手本」になる!と教員になった人が、人を人として扱わないことをやったのは許されることではありません。
小学校時代は子どもの成長において大切な時期。
特に低学年は、まだ素直に先生や大人の判断を受け入れる時期です。先生の人格も、子どもの成長に影響します。
いじめをしていた教員は保護者や子どもからの評判は良かったそうですが、今回の事件の子ども達への影響が心配ですね。
ところで、
教員といえば、かつて日本育英会の奨学金を借りていても教職に就けば返済不要の時期がありました。
日本学生支援機構になる際に廃止されています。
大学院に進んだ場合で、特に優れた業績による返還免除がありますが、学部で卒業し就職した場合は貸与型の場合返還の必要があります。
しかし、地方に就職し住み続ける等、要件を満たすことで地方自治体や企業から返還費用を支援して貰える制度があります。
活性化を願う地域の人達の税金が使われます。
「しっかりと」仕事をして、活性化に貢献して下さいね。
ファイナンシャルフィールド
『「奨学金の返済が楽になるから」と地方へ就職した友人。これって一体どういうこと?』