こんにちは。
「からだとお金の健康アドバイザー」秋葉裕幸です
皆さんは色々な場所で
「〇〇詐欺に注意!!」「これは詐欺です!」
のようなポスターや動画をご覧になったことがあるかと思います。
高齢者の方等に電話等で言葉巧みに誘導して
大事な資産を奪われてしまうことが社会問題となっています。
今回は還付金のことを事例からお伝えします。
還付金もよく詐欺で聞く言葉ですよね。
「還付金が戻ってきますので、口座や暗証番号を教えてください」
金融リテラシーが高い皆さんはこんな言葉にはひっかかることはないと思います。
さて、今回は一人の相談者から
「還付金が戻ってくるらしいけど、なんかいつもと違う気がするけどどうなのかな?」
と聞かれ、私も最初は「真に受けてはだめですよ。」と返しましたが、
その方には書類があり、日本年金機構からの案内でした。
「これはもしかすると・・・」と詳しい話を聞いてみると、
その方は今年10月の法改正で厚生年金に加入することとなったそうです。
そして、今年度当初に国民年金保険料を一括で納入していました!
私は「これは本当に還付金だ!10月以降の払い込み分が還付金として戻ります!!」となり、
相談者様も安心して手続きを進める流れとなりました。
しかし、注意点として改めてお伝えしたのは
・これからは給料から社会保険料が天引きされること。
→今までと給与体系が変わらないなら、手取りが減る可能性がある。
→だからこそ戻ってきた分をボーナスだと思い、使い込むことはお勧めしないということ
・iDeCoの手続きも必要
→今までは1号保険で入っていたのが、2号保険になるので金融機関での手続が必要
→掛け金の引き落としがされなくなってしまうので、速やかに手続きをしてください
とお伝えしました。
追加で「健康保険料」は自身で申請に行かないといけないので、市区町村の窓口で手続きして払い戻し手続きを受けて下さいとお伝えして終わりとなりました。
私自身も確認してみましたが、電話で口座番号や暗証番号を聞くことはないそうなので、心配ならまずは各機関に確認をしてみて下さい。
最後に社会の仕組みはどんどん変わっています。その中で自分に該当するルールがどれかは分かりにくいです。
もし、何か気になることがありましたら、お気軽に相談をお待ちしております。