こんにちは。
「からだとお金の健康アドバイザー」秋葉裕幸です
まずは以下の問題に考えて答えてみて下さい。
Q1) 所得税は所得が高くなればなるほど税率が高くなります。この制度はなんと呼びますか?
A
Q2) 下記の表を用いて、年収400万円の会社員に課せられる所得税額を計算しなさい。
給与等の収入金額 | 給与所得控除額 | |
162万5,000円以下 | → | 55万円 |
162万5,000円超180万円以下 | 収入金額×40% | -10万円 |
180万円超360万円以下 | 収入金額×30% | +8万円 |
360万円超660万円以下 | 収入金額×20% | +44万円 |
660万円超850万円以下 | 収入金額×10% | +110万円 |
850万円超 | (上限)195万円 |
課税所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000円〜1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円〜3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000円〜6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000円〜8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000円〜17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円〜39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
昨年度から高校の学習指導要領が改訂され、金融教育・リテラシーの部分が導入されました。
その組み込まれている教科の一つに「公共」があります。その「公共」を学科テスト風に筆者が作成しました。この記事を書いている時に、実際にこのような問題が出されていたことも確認ができました。嬉しい誤算でした。
※ 手取り等を考えると、基礎控除額や社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、介護保険料)、住民税等が関わってきます。それはまた今度の機会にしましょう。
高校生が給料からの所得税を学んでいることは将来につながってくると思います。かつ、2年後の大学の入学共通テストに出題がされてくるのかもしれません。
そして、将来社会人になった時に「何も知らない」から「勉強したことがあります、知っています」となってきたら、少しずつ社会が変わっていくのではないかと思います。更に現在進行形で社会人の方は良い先輩になるために今のうちから勉強をしておき、資産形成の先輩として格好いいところがみせられたら、後輩にとっても頼りになる上司となるのではないかと思います。
最後に先週の金曜日は歓送迎会が多く、まちが賑わっていました。今週から本格的に新年度が始まっていくのでしょうか。
頑張っていきましょう!
答え
Q1)累進課税制度 Q2)178,500円
Q2計算→ 4,000,000×0.2=800,000、800,000+440,000=1,240,000、4,000,000-1,240,000=2,760,000
2,760,000×0.1=276,000、276,000-97,500=178,500