こんにちは、FP相談ねっとの大地恒一郎です。
今月も、【コラム掲載】「MINKABU(みんかぶ)」の「投資信託」サイトに、『「つみたてNISA」のタテヨコナナメ(4)』がリリースされました。
今回から、「つみたてNISA」の対象ファンドの3つのカテゴリー、①指定インデックス投資信託、②指定インデックス投資信託以外の投資信託、③ETF、の各指定要件について、少し詳しく解説いこうと思っています。
今回は、まず①指定インデックス投資信託の要件です。この①指定インデックス投資信託に該当するファンドは、「つみたてNISA」対象ファンド199本(令和3年6月18日現在)のうち、実に173本あります。
9割近いウェイトを占める①指定インデックス投資信託の要件はどういうものか、を見ていきます。
その前に、インデックスとは何でしょうか。
インデックスとは、索引、見出し、指標、指数、目録などの意味があるようですが、金融・証券の分野で用いる場合は、「特定のマーケットの動向を表す指標のこと。市場全体の動きを数値化した株価指数や債券指数、不動産投資信託市場の動きを数値化したもの等」(投資信託協会HPの「用語集」より抜粋)とされています。
このインデックスは、世の中にとても多く存在していますが、その中から、金融庁が「マーケット全体の動きに連動する」として指定したものが、指定インデックスです。そして、それらの動きに連動する投資信託が、指定インデックス投資信託、とされているのです。
指定インデックス投資信託に指定される要件は、いくつかありますが、今回はインデックスに関連した説明が中心となりました。投資信託にとって重要な、販売手数料や信託報酬に関する説明は、次回以降となりますので、引き続き、よろしくお願いします。
ご参考になれば幸いです。
また、8月28日(土)、戸田市さくらパルにて、「第19回TODAファイナンシャルセミナー」の講師を務めさせていただくことになりました。
タイトルは、「賢く利用しようiDeCo & つみたてNISA」です。
詳しくは下記をご参照ください。