寺門 美和子

【メディア実績】監修:ベネッセ『サンキュ!』2月号

監修:ベネッセ『サンキュ!2月号』

”離婚したいけどしないたち”

 

特集4ページの監修をさせて頂きました。

お金と暮らしの専門家 ファイナンシャルプランナー×夫婦問題カウンセラーの二刀流

寺門美和子です!

 

 

 

 

幸せなはずの結婚生活がストレスになっても・・・別れるのは簡単じゃない

夫婦問題カウンセラーとして、日頃ご相談者様と向き合っておりますが、ご夫婦それぞれ問題は様々で、どうしても譲れないところがあるものです。どんなにストレスを感じていても、傍からみれば「そんなに嫌いなら、別れたら良いじゃない?」と思っても、別れるのは簡単じゃありません。ある方は、お金の問題。またある方は、子どもの問題。世間体を気にする方もいます。多くの場合、人の想いに良し悪しはなく、最終的には本人の判断次第でしょう。

今回の特集では『モラハラ夫』『浮気夫』『無関心夫』『外づらがいい夫』それぞれに悩んでいる方のご相談が寄せられました。

 

 

最低限の生活費しかもらえない、実家に頼れず収入も少ない

先日、カウンセラー仲間と情報交換をしていました。私のところもそうですが、夫婦問題を抱えるカップルの傾向で、稚拙な男性が多くなってきたように思います。あるカウンセラーは「精神疾患」のコラムを書いたところ、「うちの夫はそうだと思う、どうしたら良いか?」という妻から問い合わせが後が絶たないとか。モラハラ傾向の男性は、妻や妻の家族や友人たちを、常に上から見下し、すぐにキレるようです。そもそものきっかけは、些細なところから始まります。今回の読者も「友人の結婚式に出かけた時、約束の時間より30分遅く帰宅した事」だったとか。昼間の挙式なのに、お酒を飲んだことも責められ、側にいた娘さんもおびえてしまったそうです。

 

この様なモラハラに変身したのは、結婚14年目の上記の事件から。妻が思い当たったことは、「夫に無断で満期になった定期預金を使ってしまったこと」(生活費が不足していたとか)。もうひとつは「夫が仕事を辞めて地元に帰りたいと言われたのに、反対をしたこと」夫の地元はかなり辺ぴな場所にある為、転職や子供の将来にも不安を抱えたからだそうです。

 

 

男性は女性よりも、一度傷ついた心を修復する力が弱いと思います。妻や子供の、さりげない言葉が棘(トゲ)として心に残り、なかなか修復できないでいるかも。別のご相談者さまもこんな例が。二十数年前に、当時高校生の息子さんが「大学進学」を希望されました。高卒の夫は「そんなムダ金は出せない」と言い、当時共働きだった妻が全額大学の費用を捻出したそうです。それも二人。妻の心の中にはいつまでも「私がしてやった」の気持ちが残り、夫を馬鹿にするような言動が多かったとか。その腹いせで、浮気をされて、今でも苦しんでいらっしゃいます。確かに、腹いせで浮気をするご主人は問題です。でも、男性の取り扱いを丁寧にしていけば良かった。夫婦は一人の人間×2。どんな場合でも、相手を立てて、相手の気持ちの深い部分を理解し、勝手な行動は避けた方が良いでしょう。

 

 

浮気相手にお金を使うのは許せない!!

浮気を繰り返す夫。その妻たちの想いは意外なところにあります。最初は浮気そのものにショックを抱えるのですが、そのうちに「浮気した相手にお金を使う事」が許せなくなって来るようです。特に、自分に何もしてくれず、浮気相手にばかりにしてあげる(様にみえる)と腹の虫は益々落ち着きません。人間「新鮮なものが好き」なのです。残念ながら、古女房より、ちやほやしてくれる新しい女性に魅力を感じてしまいます。

 

昔の男性は、「浮気するの甲斐性」があり、家族にも十分に良くした、裕福な男性がするものでした。時代が変わり、浮気のハードルも低くなっているのかもしれません。浮気をしていも、家に帰ってくる夫の深層心理を観察してみて下さい。そこに気がつくと、浮気の虫が退治されるヒントが隠されているものです。

 

 

無関心夫・・家族には興味がなく、会話もなく冷戦状態

傍から観たら「温厚そうなご主人」。しかし実情は、家族に興味がない人いますね。口論にもならないので、決定打がなく離婚にはなりません。こうゆうタイプの夫を持つ妻は大きく2つのパターンに分かれると思います。1つは「文句も言われないから私も勝手にするわ」という人。もう片方は「何考えているかわからない!嫌っ」とそれでもご主人に囚われてしまう人。特に後者の方は「つき合っている間は違った」という人も多く、選択ミスだったのかもしれません。

選択ミスを防ぐために「同棲をする」という方法は悪くないですね。でも、その前に「自分を知る」事が大切。自分は結婚後、どの様な生活をしたいのか、相手はどんな生活をしたいのかを見極めることが大切かもしれません。しかし、既に結婚をしてしまっているのだから今更・・というお気持ちが大きいでしょう。そこは潔く選択ミスを認めてしまいましょう。そして、下記の2つを試みて下さい。

 

①相手に期待せず、自分の人生を見つけ楽しむ。

②相手の事を、もっと深く理解する。

 

ある夫はこんな感想を言ってました。「妻が不満を持っているなんて気がつかなかった」。幸せの沸点が低い?いいえ、小さな事に喜びを見出せる素敵なご主人様でした。その事がわかってから夫婦仲も少しづつ良くなっていきましたよ。

 

気をつけて頂きたいのは「私も勝手にするわ」と開き直る人。ご主人に興味がなくなり、些細な変化にも気がつきません。この様なご主人は不器用です。時には、予想もつかない事をしでかす人もいます。あるご主人、もう直ぐ間近でした。大手企業のサービス部門の部長をしています。妻にも十分な生活費を渡してました。しかし、この方の趣味は株の売買。信用取引(株を借りて売買する)までしてしまい、最終的には退職金を全て借金の返済にしました。それだけでは足りず、都内の自宅を売却。都内に自宅があっただけ救われました。やはり、相手の行動にはある程度の注意も必要かと思います。上記の②にもありますが「相手の事を、もっと理解する」ことを怠っていなけでば、夫も好き放題はできなかったかもしれません。時には「小言」も大切です。

 

外づらが良い夫・・子供が入院中でも仲間と飲み会へ

不妊治療の末に双子を授かったご夫婦。しかし、友情や仲間を優先にし、いつも飲み会で帰宅は深夜。子育てには全く協力しない夫。いますよね、そんな人。仕事はきちんとし、生活費も十分に稼いでくれる。協力を要求しても「俺は外で働いているのだから、家事と子育てはお前の仕事だ」「お前だけが大変なんじゃない、子育て中の母親は皆同じだ」という様なセリフを言ってきます。子育て中の妻は、数年に一度はSOSを発するでしょう。それでも、暴言を吐き自分を見捨てる夫。妻の虚無感はただならないものかとお察し致します。最近は「イクメン」という言葉も定着し、朝早い時間に、スーツ姿にベビカーを引いている男性をみかけることも多くなってきました。そんな中、「なんでうちは・・」と嘆きたくなるのではないでしょうか?お察し致します。

 

この様なタイプの夫はに、なかなかつける薬はありません。母親が甘やかしてきた、または父親がそうだったから無意識に同じことをしている人もいます。直ぐに価値観を変えるのは難しいですね。これは、夫の家族や友人に少しづつ言ってもらうのも得策です。またご自身でも、根気よく、リクエストを繰り返すこと。ただし、文句として言わない事が大切です。また、その輪の中に入るチャンスがあったら「家族ぐるみ」で付き合ってみては如何でしょうか?さらに、面倒ですが「皆さんにうちに来てもらって」というのもありかも。大きく変わるチャンスは子供です。子供から言われると、話に耳を傾ける場合もあります。その際には「自然とそうなるように仕向ける」、子供に強制はしないようにして下さい。

 

 

全ての悩みに共通する事!

「離婚する」OR「離婚しない」。悩んでいる時が一番苦しい時かもしれません。この時一番気をつけて頂きたいのが、

勢いで離婚をしてしまうこと!!

ママ友や学生時代の友人の口車に乗らない様にして下さい。離婚をしてもしなくても、幸せでいる事が大切です。特に子供がいる場合は、安易な離婚をすることで、「離婚後の人生」が大変な事になりかねません。それは、お金・時間の不足で、心身疲弊してしまいます。一度壊れた夫婦関係を修復するのは簡単ではありません。

 

 

無理に修復する必要はありませんが、

夫や自分を必要以上に責めても、意味がありません。

それよりも、もっと心の紐を長くして、先のことを考えてみませんか!?

自分がどんな生き方をしたいのか、具体的な将来の設計図を描いてみてください。

半数位の人は「離婚しない方が良いかも」と気づく場合もあります。私は特に「ライフプランニング」を立てる事をオススメしています。例え離婚をするにも「もう少し後にした方が良い」と判断する方も多くいらっしゃいます。

離婚はいつでもできます。結論を急がず、今後の生き方を含めて熟考した上で判断してみて下さい。

人生100年時代、常に楽しく賢く生きてまいりましょう!!

 

 

 

 

 

セミナー開催します! マネーリテラシーをUPしてみませんか?

離婚するにはやはり「経済的自立」は必須です。離婚してからでは、学ぶ時間をとるのも大変。是非、今のうちにマネーリテラシーをUPする為の活動をしてみて下さい。私も下記でセミナーを開講します。一緒にお勉強しませんか?

 

<東京・自由が丘>

<千葉・八柱>

 

 

 

 

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  *Miwa Harmonic Office*

   HP💻 miwako.biz/

 確定拠出年金相談ねっと認定FP

   ♪ 寺門 美和子 ♪

  ファイナンシャルプランナー

     ×

  夫婦問題♂♀カウンセラー

 

  趣味:HULA タヒチアン

 

■連載執筆

・東洋経済オンライン

・ファイナンシャルフィールド(ヤフーニュース!連動)

・NTTドコモ ”fuelle”

・シグマル

・会員制投資サイト(非公開)

 

■ファイナンシャルプランナー

資産形成が苦手な女性や

若者にわかりやすく&楽しく!!

暮らしのお金と公的保険について、

コンサティング・セミナー業務を行っております。

日本FP協会/会員・認定

国家資格FP2級技能士(資産設計提案業務)

AFP

公的保険アドバイザー

相続診断士

 

■夫婦問題カウンセラー

電話相談

大人のための電話カウンセリング

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www.voicemarche.jp/advisers/781

岡野あつこ師事®上級プロ夫婦問題カウンセラー

日本家族問題相談連盟認定

離婚準備支援協会東京支部長

 

■ライター

WEBサイトでライターとして活動

■BLOG

寺門美和子 no ALOHA is My Style

ameblo.jp/fpzmi19

 

 

 

 

 

 

 

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