いやいやいやいや、便利な世の中ですなあ~。と思わず夫婦で笑いました。なんでもネットで完結。平日フルタイム共働きにはありがたいの一言です。
はやく始めなきゃと思いながら後手に回っていた、夫の分のNISAを楽天証券で開設したレポートをお届けします。
\家計簿にサヨナラしよう!/
共働き家計専門!「貯まる・増える仕組みづくり」
確定拠出年金ねっと認定CFPの塚越菜々子(つかごしななこ)です。
いくら妻がFPといえど、夫名義のものを勝手にやるわけにはいかないよね~、と長らく後手に回ってきた夫の分のNISA口座。
夫婦のiDeCoと私のNISAまでは作っていたものの、夫の非課税枠を使わないのはもったいない!と、いよいよ動き出すことになりました。
一瞬、自分で手続きができるジュニアNISAか・・・と思ったものの、やはり非課税払い出しの制限を思うと先に夫の分だ!となったのです。
楽天証券のつみたてNISAを選んだわけ
NISAか、つみたてNISAか、そもそも制度の違いは・・・となると長くなるので今回は割愛します。つみたてNISAを開設するということは決定事項でした。
今回私が(というか夫の名義ですが・・・)選んだ理由は
- 取扱商品が多い
- 楽天ポイントが使えて楽しそう
という点です。
6000本以上の投資信託がある中で、つみたてNISAで購入できる商品は届け出制になっています。
現在、つみたてNISAで扱える商品は161本ありますが(2018年9月28日現在)楽天証券では146本の取り扱いがありました。9割カバー!
もちろん商品が多ければいいわけではないので、自分に合ったところを選ぶのが大事です(^^)
楽天ポイントもなんとなく日常にあってなじみ深いので(正直そこまでポイントを意識した暮らしはしていないのですが)ちょっと楽しさも感じられるかな、なんてね(^^)
最低限のポイントさえ押さえておけば、多少の遊び心を持って選んでもいいと思うのです。
どんどん取り扱いが変わっていくので、常にベストのものだけを選びたくてタイミングを計っていたら時間がもったいない!
スマホからピピっと10分口座開設
「ちょっといまNISA開設してくれない?」
そんなノリで夫に声をかけた平日の夜。
NISAや資産運用のなんたるかは、日々口うるさいFPの妻(わたし・・・笑)が話してはいるものの、「はぁ。お任せします」な夫(笑)
その程度の熱意だと、金融機関の窓口に有休をとって足を運ぶのは面倒なものです。
ですがそこはありがたやネット証券。そしてスマホ。
まるでネットショッピングでもするかの如く、口座開設ができてしまうのです。
NISA口座だけを開設することはできないので、今まで楽天証券を開設したことがない場合「総合取引口座」も一緒に開設することになります。まずは先に総合取引口座が開設されます。
「総合取引口座」開設までの所要日数
身分証明書のアップロードに(スマホの都合で)手間取ったものの10分程度でこちらがする手続きは完了。
最短5分!のうたい文句もあながち大げさではありませんな・・・・
こんな日程で開設されました(あくまで我が家の場合です)
9月
26日(水)夜スマホから開設手続き 約10分
27日(木)受け付けメール
28日(金)登録完了のメール
29日(土)【開設!】簡易書留にてログインIDが届く/スマホでマイナンバー登録
10月
5日(金)お取引ガイドが届く ←いまココ
4日後には郵送でID/パスワードが届き、マイナンバーの登録も身分証明書同様にスマホでアップロードして手続き完了!
これで「総合取引口座」の開設手続きが終了しました。
うーん、想像以上にスピーディ。
金融機関との取引って、平日フルタイムで働いているってだけでハードル高い。
郵送でやるにしても、
資料を取り寄せて(数日待つ)
↓
数日後送られてきて(熱意が冷める)
↓
色々書いて(まずどれを読めばいいかもわからない)
↓
ハンコおして(どのハンコ押したか忘れやすい)
↓
身分証添付して送って(後でコピーしようと思って毎日忘れる)
↓
不備があったら送り返されて(直すの億劫)
↓
放置
なパターンってよくありませんか?笑
「いまだ!」と思ったタイミングで、ネットで完了すると、そのあたりの億劫さは相当取り除かれるなと実感しました。
資産運用経験0の夫がつまづいたところ
上記にも書いた通り、いくら妻がFPとはいえ夫はあまり資産運用を自ら行うタイプではないので、知識もそれほど持ち合わせていません。
せっかく夫に開設してもらうのなら、どこでつまづくのかを隣で観察してみました。
(決して意地悪ではありません・・・)
納税方法の選択
特定口座(源泉徴収あり)
特定口座(源泉徴収なし)
特定口座を開設しない
を選ぶことになりますが、そもそも「特定口座」という時点でハテナが飛びました。
ただ、特定口座(源泉徴収あり)が「おすすめ」とはっきり記されていて、それを選択すれば確定申告も不要と書いてあるので少し読めば対応できそうです。
NISA口座の選択
NISAか、つみたてNISAか、開設なしか選ぶところがありました。
わかりやすい表で説明されていましたが、そもそもNISAとつみたてNISAは使い方が違うので、ここが自分で選べない時点での開設はそもそもお勧めできません。
夫には、私が開催している「iDeCo・つみたてNISAで『増やす力』アップセミナー」の省略版(笑)説明をし、つみたてNISAを選択してもらいました。
資産運用はなんとなく始めるものではありませんので、そこだけは押さえておきましょう。
追加サービスの選択
この手続きと同時に、楽天銀行(証券とは違います)やiDeCoだったり、FX・信用取引などの申し込みを同時にできるのですが、いちいち「これなに?」「いる?」となりました。
ついでに色々な提案をしているのかもしれませんが、NISAだけを開設したい場合は惑わされるからやめてほしい気もしました。
以前クライアント様がほかの証券会社の口座を開設しようとして、次々にわからない言葉が出てきて、いちいち調べるのに疲れて相談に来たということもありました。
サービス過剰(?)も考え物です。
注意!NISA口座開設までは1~2週間かかります
このように、手続き10分で申し込みができましたが、4日で開設されたのはあくまで「総合取引口座」のみです。
こちらが開設されても、NISAについては『審査中』となっています。
NISAは一人一つしか開設できないため、どこかほかの金融機関で開いてないかのチェックが必要になります。税務署で審査されてからの開設になるのでこちらにかんしては今のところ1~2週間かかることになっています。
どのくらいで届くかについては、また届き次第レポートしますね!
なお来年、平成31年からはこの審査期間がなくなり、開設したらすぐにNISA口座がつかえるようになる法改正があります。
確かにつみたてNISAをやる気満々で開設したのに2週間も待たされたら熱意が冷めますものね(笑)
もしやる気で開設したのに放置してしまっているならもったいない!
この記事をきっかけにぜひ手続き再開してください。
とりあえず開設したはいいけど、わからないまま放ってあるならもっともったいない!
ぜひNISA・つみたてNISAを有効に使って、お得に増やす仕組みを作ってしまいましょう(^^)
なにをどうしたらいいかわからない場合は、ぜひどこにも所属せずお客様の立場でご案内ができますのでご相談くださいね。
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