五十嵐 義典

【メディア実績】フィナシー「施行直前! 「年金制度改正法」で公的年金はどう変わる?」第5回

こんにちは、FP相談ねっと・井内(いのうち)です。

寒暖の差が激しい時期となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

フィナシー(想研様)の公的年金改正の特集記事(「施行直前! 「年金制度改正法」で公的年金はどう変わる?」)の掲載が続いておりますが、「第5回 “働き損”を改善! 60代前半、働いても「年金が減りにくい」計算ルールに」が掲載されました。

第5回となる今回は、60歳台前半の在職老齢年金の基準額改正について取り上げています。

在老の基準額についてよく誤解されることなのですが、28万円基準も47万円基準も、計算の対象となるのは給与だけではありません。

月額で、給与だけではなく、賞与(12分の1にして月額換算)年金(報酬比例部分)を足す必要があり、これらを足して基準額を超えるかを判断します。

また、基準額を超えた場合にカットされるのは「超えた額の2分の1」となりますので、全部ではありません。

60歳台前半の在老が47万円基準に改正となってその恩恵を受けられそうな方は、今後働くに当たってご参考に頂ければと思います。

なお、65歳以降の在職老齢年金の基準額は、62万円や51万円への改正の議論もありましたが、47万円で据え置きとなりました。

【これまでの実績】——————-●個別相談、金融機関の相談会等含め年金相談は合計4500件以上経験、●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、社会保険労務士向け、FP向け、社会人1年生向けなど。㈱服部年金企画講師。●執筆は通算300本以上!『週刊社会保障』の「スキルアップ年金相談」(法研様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「finasee(フィナシー)」(想研様)、「ファイナンシャルフィールド」(ブレイクメディア様)、月刊『企業年金』の「知って得!公的年金&マネープラン」(企業年金連合会様)。その他、FUSOSHA MOOK「定年前後に得するお金の手続き」(扶桑社様)を監修。●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。●取材協力先として扶桑社様、日本経済新聞社様。●その他、動画「人生とお金の悩みを解決!たった5分のお金の学校」、Clubhouseルーム「【FP井内】いのっち公的年金語り部屋」に出演。

↓↓↓年金に関する執筆・監修・講演・セミナー・取材等のご依頼は下記まで

関連記事

【メディア実績】東洋経済オンライン「『年金のもらい方』は65歳でも決めなくてもいい」
ご覧の皆さま、こんにちは。 年金というフィールドで、相談業務、教育研修、制作(執筆・編集等)、調査研究という4領域で活動中、年金のポリバレント・井内(いのうち)です(※ポリバレントとは、サッカーで複数のポジションをこなせる選手として使われている言葉です。)。 東洋経済オンライン(東洋経済新報社様)で新規記事「『年金のもらい方』は65歳でも決めな……
【メディア実績】『週刊社会保障』3月3日号「年金相談のトビラ」第87回「配偶者死亡と特例的な繰下げみなし増額」
ご覧の皆さま、こんにちは。 FP相談ねっと・五十嵐(いがらし)です。 『週刊社会保障』3月3日号の「年金相談のトビラ」第87回「配偶者死亡と特例的な繰下げみなし増額」を執筆しました。 2023年4月改正で制度化された特例的な繰下げみなし増額制度は70歳超で繰下げ待機している人が、繰下げ請求せず、遡って年金を請求(本来請求)する場合に、その……
【メディア実績】Finasee『マネーの人間ドラマ』「新社会人の年金の悩み」【前編】【後編】
ご覧の皆さま、こんにちは。 FP相談ねっと・五十嵐(いがらし)です。 Finaseeの『マネーの人間ドラマ』で「新社会人の年金の悩み」【前編】【後編】が掲載されました。 【前編】「【新社会人と国民年金】学生時代に支払わなかった保険料は追納すべき? 22歳男性の悩みに60歳の父親が授けた助言」 【後編】「年金制度は将来どうなるか分から……
【メディア実績】フィナシー「『物価高でも年金0.4%引き下げ』のナゼ―毎年、年金が“調整”される仕組みとは」
ご覧の皆さま、こんにちは。 活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。 Finasee(フィナシー)の特集記事「年金の誤解を斬る!」で第4回「『物価高でも年金0.4%引き下げ』のナゼ―毎年、年金が“調整”される仕組みとは」が掲載されました。 年金を受給し始……