ご覧の皆さま、こんにちは。
FP相談ねっと・五十嵐(いがらし)です。
Finasee『マネーの人間ドラマ』で「妻への遺族年金の影響は?」【前編】【後編】が掲載されました。
【前編】「『65歳で会社を辞めたほうがよかったのか』年収1800万円の男性が抱いた悩み。将来、妻が受け取る遺族年金を増やすには…」
【後編】「高収入の会社役員を続けたおかげで貯蓄は3000万円に…高齢妻の老後資金を増やした夫の『ベストな選択』」
年金の繰下げ受給をすると、1カ月繰下げにつき0.7%増額されると言われています。
一方、65歳以降働き続けると、給与、賞与といった報酬の額次第では、在職老齢年金制度(いわゆる50万円基準)により年金がカットされることがあります。
この在職老齢年金制度でカットされるくらい報酬が高い人が繰下げ受給を開始しても、老齢厚生年金は繰下げによってあまり増額できない現象が起きます。
どれくらいカットされるかにより繰下げ増額できるかも変わってくることになります。
ただ、65歳以降働いて報酬が高いと、その分を貯蓄に回すこともできますし、高い報酬で厚生年金に加入すると、自身の亡き後の家族への遺族厚生年金もその分多くなります。
今回はその少々複雑な論点を事例として取り上げていますので、ご覧いただければ幸いです。
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【FP相談ねっと・五十嵐義典 これまでの実績】
●FP個別相談、金融機関の相談会等含め年金相談は合計5500件以上経験。
●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、社会保険労務士向け、FP向け、社会人1年生向けなど。㈱服部年金企画講師。
●執筆は通算550本以上!『週刊社会保障』(「スキルアップ年金相談」「年金相談のトビラ」、法研様)、月刊『企業年金』(「知って得!公的年金&マネープラン」、企業年金連合会様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「MONEY PLUS」(マネーフォワード様)、「Finasee(フィナシー)」(想研様)、「現代ビジネス」(講談社様)、「THE GOLD ONLINE」「THE GOLD 60」(幻冬舎ゴールドオンライン様)、「あなたのお金と暮らしのそばに。ハマシェルジュ」(横浜銀行様)、「よるかぶラボ」(ジャパンネクスト証券様)、「ファイナンシャルフィールド」(ブレイクメディア様)。その他監修本・著書として、FUSOSHA MOOK『定年前後に得するお金の手続き』(扶桑社様・共同監修)、『50代からの戻るお金・もらえるお金』(ワン・パブリッシング様・共同監修)、『DCプランナー1級合格対策問題集』『DCプランナー2級合格対策問題集』(経営企画出版・共著)。
●取材協力先は『日本経済新聞』『日経ヴェリタス』(日本経済新聞社様)、『読売新聞』(読売新聞東京本社様)、『プレジデント』(プレジデント社様)、『女性自身』(光文社様)、『SPA!』(扶桑社様)。
●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。日本年金学会会員。
※2024年7月までは井内 義典(いのうち よしのり)名義。