こんにちは(^^)
20代前半は自動車競技に夢中になっておりました、ファイナンシャルプランナーの小川です。
当時私はこんな感じで自動車競技に参加したりしてました↓
決してお給料が高いわけではないのにお金が掛かるモータースポーツを続けるには限られたお金をいかに有効に使い練習と競技と車輛の整備に充てるか、そんなお金の管理の感覚が20代前半のこの車バカだった時代に磨かれて今の家計見直しに役立っているのかもしれません(笑)
よくわからない保険等、ムダなものに払ってる余裕ありませんでしたからね。
このように「固定費」のムダを軽量化できると、転職に伴う収入が下がる結果になったり、独立開業して思うような収入を得られなかった場合にも上手に家計をやりくりできるようにもなります。
さて、タイトルにある「投資が怖い?なら車の運転しない方が良いかも・・・?」ということについて、本日はお伝えしたいと思います。
車の運転のリスク(危険性)と便利さ
私たちは今当たり前のように自動車学校に通い免許を取り、車を運転してますよね。
今や社会人になって運転免許を持ってない人の方が珍しいくらいです。
さて、ここで考えていただきたいのですが、車の運転も事故を起こせば誰かの物を壊してしまったり、誰かにケガをさせてしまったり、最悪死なせてしまうようなケースもありますよね。
お金の面は自動車保険に入っていれば心配は無いかもしれませんが、もし人をケガさせてしまったり死なせてしまったらお金をいくら損したなんてどうでもよくなるくらい重大なことですよね。
むしろ「もうお金なんて何でもいいからその人のことを助けて!」って、きっとそんな気持ちになるのではないでしょうかね。
自動車の運転にはこのようなリスク(ここでは危険性という意味の)があります。
と考えると、投資で損をするよりももっと重大なリスクがありながらも多くの人が車を運転しているわけです。
しかし、なぜそんなリスクがあるにも拘わらず自動車を運転されているのでしょうか?
「暑い時も寒い時も快適に、短時間で目的地に着けて便利だから」
こんな理由なのではないでしょうか?
そんな便利さがあるから危険性を承知しながらも事故を起こさないよう、自動車学校でしっかり練習していただいて、安全運転することでその危険性とうまく付き合いながら車を運転されていることと思います。
他人の人生を奪ってしまう危険性に比べれば、投資でお金が減らす可能性なんて何てことありませんよね。
「投資怖い」と思われるのならば車の運転なんて巨大なリスクが潜んでいるわけですから運転しない方が良い理由です。
長期・分散・積立投資はお金のゴールに安全にたどり着く便利な手段
私が常日頃から「いい加減くどいっての!」って思われるくらい、もう何年も伝え続けている投資のルールが
「長期・分散・積立投資」です。
このルールは車の運転に例えるならば、自動車学校で習う運転の基本であり、目的地に安全に素早くたどり着くための基本です。
あなたも初めて自動車学校で教習車を運転したとき、怖くありませんでしたか?
でも、いつの間にやらすっかり慣れて、今では当たり前のように車を運転してますよね。
投資もこれと同じです。
正しいやり方を学び、毎月数千円ずつの少額でも良いからまずやってみる。
そうすれば「お、いつの間にかこんなに増えてくれてるじゃん!」って思いはじめ段々慣れてきます。
やったことが無いから怖い、よくわからない。
これは当たり前です。
でも、正しい知識を得てちょっとずつ始めてみればそのうちに慣れるようになり、将来必要なお金を大きく成長させてくれるとても便利な手段になるわけです。
そして、このことは金融庁が推奨する方法でもあり、日本以外の先進国各国では学校教育で伝えられている投資の知識なのです。
「投資で儲ける」テクニックは一切要らない!
よくある「投資で儲ける」といったテクニックの類、これは例えるならばモータースポーツで速く走るためのテクニックです。
投資の専門家が投資対象を見極めるための知識や技術、これが車の運転に例えるならば0.01秒を争うモータースポーツのテクニックなんです。
画面の前で売った買ったを繰り返しているような投資のイメージです。
これは「投資」というよりも、「投機」になりますね。
でも、車を普通に運転している分にはそんな0.01秒を争うテクニックなんて無くても何にも困りませんよね?
安全に目的地にたどり着くことができればそれでいいのですから、0.01秒速く目的地にたどり着いたって何の良いこともありません。(トイレに駆け込みたいときは重要かもしれませんが)
投資もそれと同じです。
投資のプロが身に着けるような知識や技術は要りません。
投資で稼ぐわけではないのですから。
将来のお金の目的地を目指せる、安全運転ができる知識があればそれで良いのです。
iDeCo&積立NISAは基本を活かすツール
と、今日は投資を自動車の運転に例えてみましたが、いかがでしたでしょうか?
そして、長期・分散・積立投資の基本を活かしてお金を準備する手段がiDeCoと積立NISAです。
これらの手段を用いて老後のお金、お子様の進学資金等、お金の目的地にたどり着くための手段として考えてみると良いでしょう。
ちなみに、バブルの頃には銀行からお金を借りて、その借りたお金で証券や土地を購入するということが流行っていたようですが、結果はバブル崩壊で株価も土地の価格も大暴落、残ったのは借金と価値が大暴落した証券と土地・・・
そりゃあ「投資は怖い」ってなってしまいますよね・・・。
車の運転に例えるなら運転の仕方を知らない中学生が無免許で車運転して事故を起こすようなものです。
iDeCo、積立NISAはそもそも仕組み的に危険な投資ができないようになっていますので間違ってもバブルの頃のような痛い経験をすることはありませんので初心者の方にも安心と言えるのではないでしょうか。
まずは正しい知識を得て、ご自身の将来のお金を上手に貯めてみませんか?