小川 洋平

ガソリンがリッター13円引き?!FPが本気出してクレカを活用してみた②

こんにちは(^^)

経営者のお金と時間のゆとりを創る資産形成のプロ、ファイナンシャルプランナーの小川です。

もう20年も前の話になりますが、車の免許を取った私はこれまで全く興味が無かった車にハマりはじめ、両親から買い与えてもらった軽自動車を改造し、モータースポーツデビューしてしまったのでした(笑)

20歳のときに群馬で行われた大会に参加したときの写真がこちらです。

その後、操作がめちゃくちゃでもとりあえず走れるこの軽自動車を卒業し、しっかりドライビングの基本を学ぶために買ったのがユーノスロードスターで、赤と銀を二台乗り継ぎました。

1台目 NA6CE

  

2台目 NA8C

その頃、ひたすら速くなることを目指し、自宅から1時間ほどの距離にあるミニサーキットや、早朝に出発して片道2時間半掛かる練習場まで、ほぼ毎週のように通っていた私の年間走行距離は年間で4万キロ、月のガソリン代は3万円を軽く超える金額になっていました。

そんな車好きな方や、年間走行距離が多い方はガソリンスタンドで発行されてるカードを利用するのがオススメです。

自分のライフスタイル、目的に応じて使い分ける

私が以前使っていたのはこちらのカードです。

考えてみたらFPになる前から既にカードフル活用しておりましたね。

シェル スターレックスカード

シェル スターレックスカード 特設サイト | シェル スターレックス カード | 出光興産 (idemitsu.com)

このカード、なんとハイオクが1Lあたり最大で13円引き(当時は10円引き)です。

当時の私の給油量ですと、毎月平均250Lは軽く超えてましたので毎月大体2,500円分現金還元で、県外に遠征していた月は3,000円分戻ってきたこともあります。

還元率にするとなんと6%~7%程度になります。

決してお給料が高かったわけでもなく、その中でやりくりし、車を整備し、改造し、タイヤ代やオイル代、練習の費用や大会の参加費を捻出していた私にとって大きな助けになったカードです。

このカードは使った分に応じてガソリンの値引き額が変わってきましたので、毎月の保険料、飲食費等はできるだけカードで払うようにして、ガソリン代や整備台、ヤフーオークションやアマゾンなどで買ったタイヤ代なども基本的にすべてカードで払うようにして、最高ランクの割引を維持していました。

その結果、年間で3万円を超える金額の還元を受けることができ、支出を上手に減らすことができていたのでした。

年間3万円ですから、もう少しでロードスターサイズのタイヤを1セット買えてしまいますし、1か月分のガソリン代に近い金額になってきますので、より自分のやりたいことにお金を使うことができるわけです。

このように、カードを上手に活用することでより自分の実現したいことにお金を使うことができるようになります。

旅行が好きな人にとっては、先回お伝えした様なマリオットヴォンヴォイのカードを活用されると旅行先で一流ホテルのサービスをタダで体験してくることができます。

ポイントでマイルを貯めて交換すれば毎年の旅行費用が不要になるわけです。(クレジットカードの年会費は掛かる)

収支管理が重要

と、今回もクレジットカードについてお伝えしているのですが、クレジットカードを活用するにあたり大前提となるのが収支管理をしっかり行うことです。

ちなみに、私が就職して2年目のときにリーマンショックが起き、その後の私のお給料は手取りで14万円程度に減ってしまいました・・・。

が、その中でも1回1万5000円もするような参加費の大会に参加し、天候に助けられ関東公式戦シリーズのスポット4位に入賞しています。

なぜそれができたのかと言えば、お金の出入りをしっかり管理していたおかげです。

こちらの表が当時の私の支出の状況です。

基本的に自由に使えるお金を8割車に使っていたことになります。

そして、交際費の内訳もほとんど車仲間とラーメン食べに行ったり、宅飲みに使っていたお金がほとんどです。

このように、しっかり収支管理できれば手取り14万円でも毎月5万円を車につかうことができます。

毎月少しの余裕資金も、雑費と考えてましたが使うことなく3ヶ月貯めていれば大会の参加費になります。

そして、限られた5万円をどう使うかと考えると、必然的にオイル交換やブレーキパット交換、タイヤ交換は自分でやるという選択肢になってきますし、会社の休憩時間で皆が缶コーヒーを買ってる中でも缶コーヒーに掛かるお金を計算し支出の削減を行っていました。

このような千円単位のお金の管理をしてましたので、クレジットカードでガソリン代が毎月2500円~3000円程度安くなるのはとても助かるものでした。

しかし、反対に言えば毎月2500円程度だと、ついついムダづかいしてしまう金額でもありますよね。

お金の出入りを見える化すれば何を優先すべきか、削減するポイントがわかります。

勿論限界はありますし、状況によって削減できるポイントとそうでないポイントがあるでしょうが、収入が激減してしまっても、毎月の収入と支出を見える化し、どこを抑え、どこにお金を掛けるか、「選択と集中」を考えることができます。

と、当時はかなり無理がある収支管理をしてましたし、今の私が見たら「さっさと保険料と通信費見直せ」と言いますが、収支管理を習慣づけておくと収入が激減して苦しい時期でも何をすれば良いかが見えてきます。

今はそのときに自分で実践していたことをほとんどそのままクライアント様にやり方をお伝えしていますが、収支管理の習慣は家計管理と企業経営の基本中の基本で、今まさに私がクライアント様に提供していることの一部になっています。

クレジットカード活用で余裕資金を増やし、キャッシュフローを改善する

と、20代前半の頃の私のことをお伝えしてきましたが、クレジットカードをご自分のライフスタイル等に応じて使うことでより豊かな人生を送ることができる、目標達成のためによりお金を使うことができます。

しかし、

クレジットカードをお得に使うには収支管理が重要

です。

ポイントや特典でお得にカードを使うことができても、それ以上に使途不明金があったり、必要性の低いものにお金を使っていると、限られたお金を自分の目標達成や、社員さんの豊かさ、家族の豊かさのために使えるお金が減ってしまいますね。

そして、クレジットカードはこの収支管理ができていないと手持ちのお金以上にお金を使ってしまいます。

収支管理がしっかりできてこそ、目的に応じて上手に活用すれば事業においてのキャッシュフローの改善にも繋がり、お金の自由を生むツールの一つになりますので家計管理、事業の収支管理はしっかりやっていきましょう。

私がお伝えしていることは「どんぶりでいいから勘定する」です。

経理担当でなければ細かな単位でお金の出入りを完璧に把握しておく必要はありません。

雑で良いし、大体で良いので、まずはお金の出入りを見える化しておきましょう。

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