こんにちは(^^)ファイナンシャルプランナーの小川です。
先回に引き続き、福利厚生についてお伝えします。
今回のテーマは、0円で贅沢な社員旅行をプレゼントできるテクニックをご紹介します。
例えば、こんなところに従業員さんを招待できたら、どうでしょう??
実は、これ0円で連れて行くことも可能なんです。
1.0円で社員旅行に行けるテクニック
経営者さんが0円で旅行に行けるテクニックは度々紹介してきまして、マイル還元率が高いクレカと、ホテルの無料宿泊特典のあるクレカを利用することとお伝えしてきました。
例えば、100円=1マイルで交換できるカードを利用し、税金や経費を1000万円決済すると、10万マイルが貯まります。
東京~ハワイの間で、JALで航空券を予約すると必要マイルはこのくらいになります。
エコノミークラスならば、往復で4万マイルになりますので、1000万円をカード決済するだけでもエコノミークラスで2名分の航空券を予約できるということになります。
ですので、仮に10名で旅行しようと思ったら、40万マイルあれば0円で社員旅行の飛行機代を出せることになります。
4,000万円を決済していれば0円で航空券を購入することができるようになります。
また、宿泊についてもカードを契約、更新した際に付与される宿泊ポイントなどを利用して宿泊することも可能です。
2.他者の分の航空券やホテルの予約ってできるの?
クレジットカードは法人カードであっても基本的には経営者個人の信用情報に基づいた、個人のカードになります。
ですので、法人の経費で決済されたポイントであっても、個人のカードに付与されるものとなります。
マイルについては国内の航空会社では本人か二親等以内の親族のみに限定されており、他者の航空券に変えることができないのですが、海外の航空会社であれば他者の航空券も購入することが可能なのです。
また、宿泊については宿泊ポイントを他者に譲渡したりすることができます。
マリオットポイントならば他者に譲渡することもできますし、楽天ポイントの場合には他社への譲渡はできませんが、楽天トラベルから予約すると他者の分も予約することができます。
このようにして会社でポイントを貯めることで社員旅行が可能になるのです。
ハワイとは言わずとも、沖縄や北海道など国内旅行に使うのも良いですし、使い道は様々です。
クレカとポイントを上手に活用することで0円で福利厚生を拡充することが可能なのです。
3.頑張った社員へのインセンティブに
また、営業成績が優秀だったり、長く働いてくれた社員に対してリッチな旅行をプレゼントするのもモチベーションアップのツールになりますね。
そんな社員さんに対し、家族でファーストクラスやビジネスクラスでゆったりと海外旅行に行き、リッツ・カールトンやシェラトンといった高級ホテルに泊まって楽しんで来れる、リッチな旅行をプレゼントしたらどう思うでしょうか?
少なからず「また頑張ろう!」とか「この会社に勤めていてよかった」っていうようにプラスになりますよね。
自分でお金を払って旅行に行こうとすると、例えばファーストクラスでハワイを往復し、高級ホテルに2泊3日くらいして帰ってくれば200万円程度の費用が掛かりますので、自分で払って行こうと思える方は少数でしょう。
しかし、マイルを利用することでこういった旅行も0円でプレゼントしてあげることも可能です。
なかなかできない体験を会社が0円で提供してあげられることは従業員さんにとっても大きなインセンティブとなるのではないでしょうか。
4.研修旅行として使う
社員さんへの福利厚生としての使い方をお伝えしてきましたが、海外で行われる研修に行く際、技術職の方ですと世界大会に会社として送り出してあげることもできますね。
例えば、接客業を営む経営者さんの場合、マネージャーや幹部候補生にそういった研修旅行に行ってもらい、リッチな旅行を体験して高単価でも高い顧客満足を実現しているものは何かを経験してもらい、自社の商品、サービスの単価アップのヒントを得るために行ってきてもらってもよいでしょう。
ただ旅行に行くだけでなく、しっかりそこで学んできていただいて更なる顧客満足、そして売上アップを狙っていけますね。
ただただお得にクレカを使うだけでなく、お得に貯めたポイントやマイルを利用して社員の満足度アップで定着率アップ、業績アップも狙っていくことも可能です。
固定費の支払いや税金の支払いだけでもこういった仕組みを創ることが可能ですので、どのカードを使い、どの経費を決済すれば良いか、自社に合った仕組みを創れると良いですね。