小川 洋平

積立投資をしながら0円でリゾートホテルに?!独立系FPが実践する「資産形成×クレカ」最強コンビ

こんにちは(^^)

経営者のキャッシュを増やし、資産を増やす資産形成のプロ、ファイナンシャルプランナーの小川です。

昨日、ソニー生命さんがこれまでクレジットカード払いがNGだったのがついに解禁になったと聞きました。

ソニー生命さんの商品は契約後の見直しなど柔軟性に優れていたり、かなりマニアが好む商品で(私個人の主観です)、募集人時代から結構好きでした。

そして、ついに私が好きだったあの資産形成用のあの商品がついにクレジットカード払いの対象となるので早速ソニー生命さんの商品を扱う募集人さんに申込みをお願いしたのでした。

クレカ好きな私にとっては新NISAの発表よりも実は嬉しいことです(笑)

ということで、今回は私が実践するそんな資産形成のテクニックを公開します。

※本コラムはFP小川が実践する方法を紹介する内容で、個人の主観によるものです。保険商品や特別勘定商品を推奨するものではありません。

商品の内容については必ず募集資格を持つソニー生命さんの商品を取り扱う募集人さんより説明を受けてください。

変額保険に関する説明資料、図表はソニー生命さんのHP、資料から引用してきています。

変額個人年金保険 SOVANI(そばに)|ソニー生命保険 (sonylife.co.jp)

1.資産形成でリゾートホテルに0円宿泊ポイントを大量獲得

最大のポイントは、クレジットカード払いで積立投資をしながらポイントを獲得できる点です。

これまでもクレジットカード払いで積立投資をすることは可能で、楽天証券ならば楽天カードで、SBI証券ならば三井住友カード、paypay証券ならばpaypayカードなど、クレジットカードで積立を行い、それぞれのポイントを獲得することが可能でした。

これらの証券会社で、対応するクレカで積立投資を行った場合、それぞれのポイントが付与されます。

例えば、私が利用している楽天カードですと、アクティブファンドで積立投資すると1%のポイント還元を受けることができます。

ですので、NISAを活用されたい方はクレカと組み合わせて積立投資するとポイント分がお得になりますので活用していただけると良いですね。

ただし、積立投資できるクレジットカードは限られており、自分がメインで使いたいカードでの積立はできませんでした。

ところが、生命保険会社は証券会社とは異なり、特定のカードでのみといった制限はありません。(法人契約など一部契約にのみ制限が設けられているようです)

そのため、私が個人用のメインカードとして愛用している、下記のカードを利用し保険料を支払い、将来の資産形成のための商品の保険料を支払うことができます。

2.リゾートホテルの宿泊ポイントがザクザク貯まるカード

さて、私が普段から利用し、今回積立を行おうとしているのが、以前にもご紹介しましたマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードです。(以前もご紹介しましたが、だいぶ使い慣れてきましたので改めて)

このカード、基本のポイント還元率が3%という、超高還元率のカードで↓のようなホテルの宿泊で使えるポイントが付与されます。

あのリッツカールトンなどの高級ホテルが含まれていて、「わざわざお金払ってまで泊まらないくても・・・」という高級ホテルになんとポイントで無料宿泊できてしまうのです。

ポイント還元率は税金や公共料金、SUICAへのチャージなど、半減してしまったり、もしくはポイント還元を受けられない支出もあるのですが、それ以外の支出は3%還元です。

ポイント加算対象外/200円=1ポイントのご利用 | クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス) (americanexpress.com)

当然、生命保険料や損害保険料の支払いは3%のポイント還元率です。

年会費は49,500円とお高いのですが、入会から3ヶ月間で30万円を決済すれば39,000ポイントをプレゼント、そして年間の決済額が150万円以上になりますと、特典として1泊分の無料宿泊(50,000ポイント以下)もプレゼントしてくれて、年会費の何倍もお得に使うことができます。

仮に、毎月10万円をこのカードで保険料を支払った場合は

10万円×12ヵ月=120万円 → 3.6万ポイント

となり、フェアフィールド・バイ・マリオットなど、比較的リーズナブルな部類のホテルでしたら2泊分くらいのポイントになり、資産形成を行うことで無料宿泊ができちゃうのです。

ちなみに、これらのホテルの宿泊ポイントは、シングルでもツインでも大体同じで、家族旅行で使うと非常にお得です。

また、年間150万円決済すれば5万ポイント分まで無料宿泊ポイントがプレゼントされますので、合計すると都内のウェンスティンホテルや、地方の方ですとあのリッツ・カールトンにも泊れるような水準になってきます。

こんなお得なクレカですので、「たくさん使ってポイントを貯めよう」と思ってしまいがちなのですが、ポイントのために支出を増やしてしまうのは本末転倒です。

しかし、将来の資産形成になるのであれば遠慮なく支払うことができますよね。

お子さんの進学資金や、老後の資金など、将来のための積立をクレカ払いで行うことで、毎年ちょっとリッチな旅行も可能になるのです。

尚、法人契約の場合は大人な事情があるのか無いのかわかりませんが、クレディセゾンのカードに限られるようです。

セゾンカードと言えば!

はい、こちらも弊社がビジネスカードとして愛用しているカードです。

100円=1.125%の還元率でマイルを貯めることができるカードで、法人で社長の退職金を準備しながらマイルを貯めたいという方には大変有利ですね。

3.変額個人年金『SOVANI』とは?

さて、今回私が契約するのがソニー生命さんの変額個人年金という、変額保険の一種です。

資産形成目的の保険、変額保険は他社でもあり、他社ではクレジットカード払いが可能な会社もあるのですが、このSOVANIという商品を選んだ理由について解説します。

まず、変額保険について説明しますと、通常の生命保険とは違い、自分で特別勘定(投資信託のようなもの)を選び、自分で運用しその成果が保険金額や年金、満期金などに反映されるものです。

変額個人年金は、将来の資産形成にほとんど特化したタイプの生命保険です。死亡保障は積立金相当額となっていて、万が一のための保障としての機能はほとんどありません。

そのため、保障に掛かるコストが保険料からほとんど引かれずに積立に充てられ運用されるため、単純な資産形成を目的とした商品と言えます。

こちらの解約返戻金の表が支払った保険料に対して解約返戻金の推移です。

当初5年ほどは解約控除が発生するために不利ではありますが、30年の長期で見てみると下記の金融庁シミュレーターで同条件で計算した結果よりも僅差で低い程度です。

毎月積立額が2万円、運用利回り3%運用、30年で設定

これが他社さんですと、保障が付帯されて保障の分のコストが必要な保険だったりで、保障が不要な場合には向いていない商品が多いのです。

ですので、巷では「変額保険はコストが高い」などとも言われていますが、変額個人年金に関してはそんなコストはほぼ引かれていないのはわかりますね。

4.変額個人年金とNISA、どう違う?

さて、ではNISAとはどう違うのかを見てみましょう。

SOVANIは保険商品で、投資性のある資産形成商品ですがNISA口座で投資信託を購入する場合とは基本的には目的もその機能も異なります。

・NISAは利益部分が非課税、変額個人年金は受取時に課税

税制面はやはりNISAの方がはるかに秀でていると言えるところです。

NISAは運用中も受取時もいくら資産が増えても非課税ですが、変額個人年金は解約時には一時所得として課税、年金として受け取る際には雑所得として課税され、他の所得と合算されます。

しかし、一時所得で受け取る際も税制が優遇されています。

国税庁HPより引用

仮に利益が100万円だとしたら、50万円を差し引き、1/2を乗じた25万円が課税対象として総合課税されることになります。

一度に解約すると大きな税金が発生してしまうことになりますが、減額といって部分的に解約することも可能ですので、生活費の足りない部分だけを取り崩すなど使い方に応じて上手に活用すると良いでしょう。

この辺りの受け取り方によっては、非課税とは言わずとも税金を上手に節約しながら資産を取り崩すことも可能です。

・運用商品のラインナップ

下記の表が変額個人年金で選べる商品の一覧です。

コストの安いインデックスファンドから、アクティブファンドまでバランスよく用意してありますね。

インデックス型を選ぶ人は楽天証券やSBI証券でも同等以下の信託報酬の商品がありますので、手数料面ではこの変額個人年金を選ぶメリットは感じられないでしょう。

しかし、私がとても魅力に感じてるのは、国内外の株式のアクティブファンドです。

1%を下回る低コストでこれだけ魅力的なアクティブファンドを選べるのは私にとっては大きなメリットです。

・保険ならではのメリット

認知症になってしまったときや、契約者が請求出来ない場合や解約などの手続きが出来ない場合でも、予め指定した人が各種手続きを行うことができるようになります。

このような投資信託には無い機能も備え、特に本人が亡くなった場合には死亡保険金の受取人の手続きを行うことで家族に積立金相当額が死亡保険金として支払われ、年金受け取り開始している場合には引き続きご家族が受け取ることができるという特徴があります。

さて、いかがでしたでしょうか?

今回はマリオットボンヴォイカードの事例で紹介しましたが、他にもヒルトンホテルのカードで同じくリゾートホテルの無料宿泊ポイントをお得に獲得できますし、セゾンマイレージプラスなどのカードでは高還元率でマイルを貯めることも可能です。

約1年半ほど、クレカを活用した私はこんな旅行を0円で行ってます。

「将来のための資産形成を頑張ったご褒美にちょっとリッチな旅行ができる・・・」

そんな仕組を創ると、今の豊さと将来の豊さの両立ができそうですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

※本コラムはFP小川が実践する方法を紹介するもので、搭乗する保険商品や特別勘定商品を推奨するものではありません。

商品の内容については必ず募集資格を持つソニー生命さんの商品を取り扱う募集人さんより説明を受けてください。