資産形成しながらマイルで旅行?FPが実践する「お金を増やしながら旅する仕組み」

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの小川です。

先回は4月の上旬に鹿児島に行ったお話をお伝えしましたが、私は年に3~4回飛行機を使って旅行に出かけています。しかも、全てがマイルを活用し航空券は無料です。

これ、特別な裏技を使っているわけではなく、日々の支出を基本的にクレカ払いにすることで可能になります。

そして、贅沢しているように見えても、実はちゃんと将来の資産を着々と積立して、将来のための積立すらもマイルに変える仕組を作っています。

今回はそんなお金を貯めながらちょっとリッチな旅を可能にする方法についてお伝えします。

1.楽しみと資産を増やすことは両立する


「旅行などを楽しむこと」と「お金を貯め、資産を増やすこと」は、相反するものだと考えている方は多いかもしれません。

実は仕組みを整えれば両立することが可能です。

例えば、最近ではNISAを始めたという方も多いでしょうが、クレジットカード払いで積立投資ができることをご存知でしょうか?

クレジットカード決済に対応している証券会社を利用すれば、投資をしながらポイントを貯めることができます。

楽天証券なら楽天カード、SBI証券なら三井住友カードといったように、それぞれ対応するカードがあります。

例えば、私は楽天証券でNISA口座を開設し、年会費無料の通常カードで積立しています。

手数料がちょっとお高めなアクティブファンドを毎月購入していますので、1%がポイント還元を受けることができます。

楽天ポイント等、多くのポイントは2ポイント⇒1マイルの交換率でJALかANAのマイルに交換することができますので、積立投資で貯めたマイルを航空券にすることが可能です。

また、楽天トラベル等の旅行の支払いにも使えますので、飛行機に乗らないという方はご家族で旅行される際のホテル代などに充てていただくこともできます。

また、変額保険や学資保険などの将来に向けた積立型の保険も、多くの生命保険会社でクレジットカード払いが可能です。

これらを口座振替ではなくクレジットカードで支払うことで、毎月の積立をしながら自動的にポイントやマイルを貯めることができ、私はセゾンアメックスプラチナカードを利用しています。

このカード、JALマイルが1.125%という高還元率で貯まりますので、生命保険料で積立をしていれば自動的にそれがマイルに変わり、「資産形成+マイル獲得」に変えることができます。

自分で事業をしている私は、「事業の支出」と「個人の支出」はしっかり分けて管理しています。

このカードの良いところは、事業用のビジネスカードをつくると、年会費無料で個人カードも持つインビテーションが届きます。カードをしっかり分けながらもマイルを貯めることができるため、私はこのカードを使っています。

2.積立だけでも国内線片道の航空券が無料?


では、実際にどのくらいマイルが貯まるのでしょうか。

例えば、NISAで毎月5万円の積立投資をしている場合、年間では60万円の支払いになります。還元率1%のクレジットカードで決済すれば、6,000ポイントが貯まり、これをマイルに交換すると約3,000マイルになります。

さらに、生命保険料をクレジットカードで支払う場合、直接マイルが貯まるカードを使えばもっと効率よくマイルを貯めることができ、毎月5万円の保険料であれば年間60万円となり、約6,750マイルを獲得できます。

これらを合計すると、年間で約9,750マイル。

これは、国内線であれば本州~沖縄の片道分に相当する水準です。

つまり、特別なことをしなくても、日々の積立だけで“旅行できる分のマイル”は十分に貯めることができるのです。

その他、日常の生活費や、事業の経費をカード決済してれば、月に30万円、40万円程度決済しているだけでも年間で4万~5万マイル程度は得に普段意識していなくても仕組みをつくるだけで自動的に貯まるわけです。

年間5万マイル貯めることができれば、家族4人で沖縄を往復できるレベルですし、韓国や香港などの近場の海外でしたら燃料サーチャージ代のみで家族で海外旅行が可能です。

3.ポイントは「支出の見える化」


とはいえ、「そんな積立するような余裕はない」と感じる方も多いでしょう。

ここで一度見直してほしいのが、家計や事業における“支出の中身”です。

なんとなく継続している生命保険、使っていないサブスク、参加していないコミュニティの会費、惰性で参加している飲み会…。こうした支出は意外と多いものです。

「何に、いくら使っているの?」

まずこれを見える化することが重要です。

「余裕が無い」と思っている人の原因は、毎月何に、いくら使っているかを把握しておらず、「優先順位」がわかっていないことが原因です。

本当に必要な支出と、そうでない支出を分けることで、資産形成に回せる余力は生まれますし、もしもちゃんと見える化しても余裕が無いのであれば、いくら収入を増やせば良いか、そして収入を増やすために何をしなければならないかを考えることもできますよね。

そして、その資金を積立投資に回せば、将来の資産をつくりながらマイルも貯まるという好循環が生まれます。

さらに、支出を見える化することで、「自分は年間どのくらいマイルが貯まるのか」「どんな旅行ができるのか」まで具体的にイメージできるようになります。

毎月5万円でも積立投資をはじめ、仮に5%で30年間運用しながら積立投資ができた場合のシミュレーションはこのようになります。

加えて、クレカで仕組化しておけばマイルまで貯まって旅行も楽しむことができるわけです。

5.「現状」を知り、「仕組み」を創る

今回お伝えした方法は、多くのご家庭で再現が可能な方法で、他にもコスパ良くマイルを貯めることができるカードを選ぶことも可能です。

個人事業主や法人経営者であれば、法人税や所得税、消費税といった税金もクレジットカードで支払うことができ、これらもマイル獲得に繋がります。

大切なのは、「現状を把握すること」と「仕組みを持つこと」

なんとなく使っているお金を、資産形成とマイルに変えることで、将来のお金を増やしながら、今の生活も少し豊かにすることができます。

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