こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家
国際派FPの山中伸枝です
今日は2月16日付の日経新聞記事より「国民年金基金」のおはなしです(電子版記事はこちらですwww.nikkei.com/article/DGXNASGC15004_V10C14A2MM8000/?dg=1)
国民年金基金とは、自営業者などが国民年金の上乗せで加入する国の年金制度です
記事によるとこの基金も給付に必要なお金に対し不足が1兆円以上になり、これから加入する人は保険料を上げなければ制度が成り立たないということです
負担する保険料が上がり、もらえる年金の利回りも下がるなんて、割が合わないですよね
実はこういうこと、自営業者さんだけが大変なんじゃないんですよ
主に中小企業がやっていた「適格退職年金」という制度も、つい数年前に廃止されました
それまでなにかしら社員の老後に備える制度をもっていた会社さんも4割ほどは廃止後なにもしていないというデータもあるそうです
また多くの会社員がお世話になっていた「厚生年金基金」というやはり公的年金の上乗せ制度も今瀕死の状況で、5年ないし10年のうちにはなくなるのではないかとも言われています
実際過去20年うち、私たち日本人の「老後の支え」ってどんどんなくなってきているんですよね
この状況、知らなかったじゃ済まされません!!
日経記事では、経済協力開発機構(OECD)のコメントを紹介しています
それによると・・・
今の20歳の人が年金を受給する世代になった時の支給水準は最低ランクにまで下がるそう
では他の国ではどうしているのか?
デンマーク、オーストラリアを例にしていますが、結局「自助努力」
税金をおまけする制度を国が作り、その制度を活用してみんな自分の老後に備えているんですね
日本でもこういう税金がおまけされる「自分年金制度」あるんですよ
税金得する自分年金のセミナーを2月に2回予定しています
お日にちも近いので、ぜひスケジュールチェックしてみてくださいね
2月19日(水) お勤め帰りのマネーセミナー
fpsdn.net/seminar2.html
2月25日(火) WEB x MONEY ジョイントセミナー
oyaco-works.com/?page_id=1238
自分の人生、自分でクリエイト!
マネーセンスを磨いて、一緒に頑張りましょう^^